基本機能(購入後バリデーション・管理画面)

Mirai Tsurui2024-10-03

※ 本内容はアプリが有効化されている場合のみ動作します。(管理画面で確認できます)

ストア上で購入が完了したあとの Thank you ページにて住所バリデーションを行います。

その結果によって、下記の動作を行います。

追加で表示される内容はありません。(通常と同様の表示です)

配送先の再確認を促すポップアップを表示します。 ポップアップでは下記のいずれかを選択することができます。

  • サジェストされた住所で更新

  • 直接入力して更新

  • 最初に入力した住所を使う(更新しない)

    サジェスト可能な時のポップアップ

配送先の再確認を促すポップアップを表示します。 ポップアップでは下記のいずれかを選択することができます。

  • 直接入力して更新

  • 最初に入力した住所を使う(更新しない)

    サジェストがない時のポップアップ

バリデーション結果とそれに対する購入者の選択は記録され、管理画面上で履歴として確認することができます。

  • 日本郵便が提供している住所データやGoogle Map APIをベースとし、町名レベルまでの比較を行います。具体的には下記のチェックを行っています。

    • 郵便番号に対する住所が正確に記載されていること(都道府県、市区町村、町名)

    • 番地を含んでいること

    • 電話番号の形式(桁数)チェック(設定から有効化が必要です)

  • 日本宛で住所が日本語表記であること(設定から有効化が必要です)

  • 正しい住所が推測可能な場合はサジェスト(提案)として購入者に修正可能でないか確認します。下記は推測可能なパターンの一例です。

    • 市区町村や町名の一部が漏れている

    • 住所が町名レベルまで正しいが、郵便番号が誤っている

    • 外部サービスの住所連携により、住所の一部が重複していたり、余分な文字列が含まれている

    • 軽微な誤字脱字

  • 自動補正が可能な場合はポップアップを出さずにアプリが自動で住所を更新します。

※ 建物名・部屋番号といった詳細な宛先についてはチェックができかねますのでご了承ください。

住所に含まれる「ヶ」⇔「ケ」などの表記ゆれや、北海道の「北3条」→「北三条」といったアラビア数字・漢数字の差異を、日本郵便のデータをもとに自動で補正して注文の配送先住所を更新します。 佐川e飛伝、ヤマトB2クラウドといった送り状発行システムでのエラーを防ぐことができます。

  • 履歴には (自動) と記載されます

  • 自動補正される例

    • 「ヶ」「ケ」を日本郵便の住所に合わせる

    • 「北3条」などの北海道の地名に含まれる数字を漢数字「北三条」に変換

    • 「字」「大字」を取り除く

    • 「〇〇郡」の漏れを補完

    • 市区町村の漏れを保管

    • 「東京都東京都」などの重複を削除

    • 電話番号の先頭が国際形式の「+81」の時「0」に変換(設定から有効化が必要です)

  • ホーム タブではアプリの有効化の切り替え、利用可能注文数の確認、実績のチャートによる確認が行えます。

  • 履歴 タブでは誤りがあると判定された注文の一覧と、各注文の詳細が確認できます。詳細画面では住所の入力、サジェスト、更新結果がそれぞれ確認できます。

  • 請求 タブでは料金プランの切り替えができます。また現在の利用可能注文数と残りの利用可能注文数を確認できます。

  • 設定 タブでは追加の詳細設定ができます。

設定 タブで、追加のバリデーション項目等を設定できます。

  • 配送先の電話番号の桁数チェックを行います。

  • 固定電話は10桁、携帯電話は11桁であることをチェックします。

    • +81 の国際形式の場合は国内形式に変換して判定されます。それ以外の海外の国際形式の場合は確認のポップアップが表示されます。

  • 電話番号のみ不正と判断された場合は、サンキューページに下記のようなポップアップを表示します。

    電話番号桁数不備の時のポップアップ

  • 住所も電話番号も不正と判断された場合は、「入力住所に誤りがあり、正確な住所が推測可能でない場合」と同じ見た目のポップアップを表示し、直接入力欄に電話番号の項目が表示されます。

電話番号バリデーション 設定有効時のみ、ご利用いただける機能です。

  • 配送先の電話番号が国際形式で、日本の国番号 +81 から始まる場合、 0 に自動で変換します。ポップアップは表示されず、自動補正されます。

  • 電話番号の国コードの自動補正結果は「履歴」に登録されません。

  • 自動変換した上で、桁数が不正だった場合は、ポップアップを表示して修正を促します。

  • 配送先が日本国内宛であるにもかかわらず、市区町村・住所が英語表記(アルファベット)で記載されていた場合、ポップアップを表示して日本語表記へ修正するように促します。

  • 郵便番号を元に日本語表記の住所をサジェスト可能な場合、直接入力フォームに日本語表記住所が入った状態で、ポップアップを表示します。

  • 本機能はインストール時、有効化されています。不要な場合はチェックを外してください。

    英語表記時のポップアップ、郵便番号から日本語表記の住所を提示します

有効にすると、該当のイベント時に注文に対してタグが付与されます。 タグは半角カンマ区切りで複数指定が可能です。

  • 住所更新時:購入者が注文の配送先を更新したとき、または自動修正により配送先が更新されたときに付与されます。

  • 住所未確認時:配送先住所に誤りがあり、かつ購入者が配送先の更新・承認を行わず60分経過したときに付与されます。(ポップアップを表示してから、60分間のみ、配送先更新が可能であるため、それを過ぎた場合 未確認 扱いとなります。)

注意点

注文の状況によって「住所更新時」「住所未確認時」のタグが両方付与される場合があります。

例: 「電話番号の国コードの自動修正」設定を有効にしている場合、

  • 電話番号が +81 から始まっていたので 0 に自動修正した

  • 「住所は間違っていたのでポップアップを表示した」のように、電話番号・住所で異なる更新ステータスとなることがあります。

上記のような場合、ポップアップを表示して60分間承認・更新が行われないと、結果として「住所更新時(自動修正された分)」「住所未確認時」のタグが両方付与されている状態になります。

サンキューページにて購入が完了してから住所更新が可能な時間を、3〜60分の間で指定できます。(インストール時は60分に設定されています。) ここで設定した時間を超えて住所更新をしようとすると、ポップアップ上にエラーメッセージ 住所の更新期限が切れています。大変お手数ですが、変更したい場合はショップへご連絡をお願いします。 が表示されます。

アプリの管理画面 ホーム タブで修正の履歴の統計結果を、 履歴 タブで詳細な修正履歴を確認できます。

住所チェックをして不正が検知された場合のみ、「履歴」画面にリストで表示されます。

  • 履歴の種類

    • 修正済(サジェスト):ポップアップでサジェストを表示し、サジェストの住所を選択して更新されました(「こちらの住所を選択します」ボタンが押下されました)。

    • 修正済(直接入力):ポップアップの直接入力フォームから更新されました。

    • 元の住所を選択:ポップアップを出しましたが、元の住所を選択しました(「こちらの住所で間違いありません」ボタンが押下されました)。

    • 修正済(自動):ポップアップは表示されず、アプリの自動補正機能で住所が更新されました。

    • 未確認:ポップアップを表示しましたが、何もアクションをせずにポップアップを閉じたか、ブラウザを閉じたか、ポップアップを表示してから60分が経過しました(ポップアップによる住所更新は60分以内です)。

  • 電話番号の場合

    • 電話番号チェックで不備が検出された場合、履歴リストに電話マークが付きます。

    • 国コードの自動修正結果は履歴に表示されません。

  • 履歴の詳細

    • 詳細画面では、「お客様氏名」・「入力された住所/電話番号」・「サジェストされた住所」(サジェストがあった場合のみ)・「修正後の住所/電話番号」を確認できます。 また、「注文詳細を見る」ボタンから、該当の注文詳細画面を開くことができます。

      電話番号の不正のみ検出され、修正されたときの履歴詳細

  • アプリが保持する個人情報は90日間であるため、履歴の詳細は、90日以内のもののみ参照可能です。90日を過ぎた履歴の詳細を確認する場合は、注文詳細へ行き、「タイムライン」で住所更新の記録をご確認ください。

    90日以前の注文でも、注文詳細のタイムラインから、「スマート配送先バリデーション」による更新記録が確認できます

    注意事項

    Shopify Plus で「サンキューページと注文状況ページを Checkout Extensibility へアップグレード」すると、購入後バリデーションは動作しません

    購入後バリデーションは、サンキューページで追加スクリプトを使って動作しています。「サンキューページと注文状況ページ」を Checkout Extensibility にアップグレードすると、追加スクリプトが動作しなくなるため、購入後バリデーションも動作しなくなります。

    アップグレードしているかどうかは、Shopify 管理画面の設定「チェックアウト」のバナーから確認できます。

    ※ 購入後バリデーション機能の Checkout Extensibility への移行は 2024年を予定しています。


今後もマーチャント様のニーズに合わせて拡張を予定しております。ご意見・ご要望がありましたらぜひサポートまでご連絡いただければ幸いです。