ご利用ガイド

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ワークフローリスト

ワークフローの優先順位を確認し、順番を並べ替えることができます。ワークフローのタイプに応じた作動方式についてご案内します。

トリガー基準でワークフローがリスト形式で表示され、ワークフローの名前や状態、タイプなどの情報を一目で確認することができます。

ワークフローリスト内のフィルタリング機能は今後リリース予定です。

  1. ステータス(実行前/作動中/停止中)、トリガーの種類、タイプ(1つのみ作動/常に作動)などを利用してリストをフィルタリングすることができます。

  2. 追加フィルター:追加情報を利用してリストの並べ替えができます。

    • 営業時間、作成日時、基本のボットプロフィール、最近修正したスタッフ、待機時間

  3. 表示設定を押してリストで確認したい情報を選択でき、チェックがない項目はリストに表示されません。

  1. 1つまたは複数のワークフローを選択し、一括で操作をすることができます。

  1. ワークフローで設定した名前を基盤に検索することができます。

  1. ワークフローのアクションに「AIエージェント(ALF)で対応」が含まれている場合、ワークフロー名に [AI] が表示されます。

  2. ワークフローのステータスを確認できます。リストに表示される情報は、実行前・作動中・停止中に基づいて表示されます。

    • 修正中ステータスはリストに反映されません。

      • 作動中のワークフローを修正中の場合(作動中+修正中):作動中ステータス内容が表示されます。

      • 停止中のワークフローを修正中の場合(停止中+修正中):停止中ステータスの内容が表示されます。

  3. ワークフローが「1つのみ作動」タイプの場合、アイコンが表示されます。

    (→ワークフローのタイプを確認する)

  4. ワークフローの開始/終了などの統計を確認できます。

    • 接客チャット接続は「チャネルトークのボタンからチャットを開始するとき」トリガーでのみ表示されます。オペレーター接続で表示される数値は、該当ワークフローの開始件数を基準に、フローで"初めて"オペレーターに接続した割合を意味します。

  5. 作動可能な外部メッセンジャーの種類を確認することができます。

  6. この他にも表示設定で選択した内容により、最近修正したスタッフ、営業時間、修正および作成時間、ワークフローの固有IDを確認することができます。

ワークフロー名の下にトリガー別のフィルタリング内容が表示され、リストでもフィルタリング設定を確認できます。(→トリガー別のフィルタリングを確認する)

ワークフローの左ボタンをクリック後にドラッグし、優先順位を調整できます。

  • 優先順位の高いワークフローが上に表示されます。

  • リストの優先順位は、同じトリガー内でどのワークフローを先に作動するかを決定する順序に関係しています。

ワークフローの動作に影響のある要素が大きく分けて2つあります。

  • ワークフローのタイプ(1つのみ作動、常に作動)

  • リストに表示された順番による優先順位

このうち、ワークフローのタイプに応じた作動方式を説明します。

メッセージを送信のようなコンテンツアクション、または選択肢ボタンのように顧客に表示されるアクションが含まれている場合、自動的に「1つのみ作動」タイプのワークフローになります。

  • 1つだけ作動のワークフローが実行中の場合、他の1つのみ作動のワークフローは作動しません。

    • もし1つのみ作動タイプのワークフローが連続して作動すると、顧客に伝達されるメッセージが衝突する可能性があります。

    • 顧客から見て分かりずらい動作が発生しないように「1つのみ作動」タイプのワークフロー同士が干渉できないように"1つのみ"作動します。

  • リストにアイコンが表示される場合は1つのみ作動のワークフローを意味します。

  • 1つのみ作動タイプのワークフローは、トリガー内に同じワークフローが複数存在する場合、優先順位の高いワークフロー1つのみが作動します。

  • 優先順位はリストに表示される順番によって決まります。一番上に位置するワークフローの優先順位が一番高いです。

常に作動タイプのワークフローは設定された条件と一致する場合、リストに表示される順番で全て作動します。

  • 顧客には見えないタグの付与や担当者の割り当てといった内部アクションのみで構成されているため、複数のワークフローが作動できます。

  • 常に作動タイプのワークフローが複数作動した際、同一のアクションが存在する場合、アクションに応じて一番最後に作動したアクションの値が上書きされるか、値が追加されます。

    • 担当者の割り当て/チームの割り当てのようなアクションが存在する場合は、最後に指定された値で保存されます。

      • 例えば、(a)チャネルトークのボタンからチャットが開始するとき - 担当者をTessaに指定するワークフロー、(b)スタッフがメッセージを送信したとき - 担当者をMarryに指定するワークフローが存在する場合、

      • チャットが開始した時はTessaが担当者だったが→スタッフがメッセージを送信した時にMarryに上書きされることになります。(アクションが実行された内容は全てログメッセージとして残りますので、どのようなアクションが発生したかを確認できます。)

    • フォロワーを追加/顧客タグ/問い合わせタグの追加のようなアクションは、そのまま追加されていきます。

1つの値のみ持つアクション

複数の値を持つアクション

1つ目のワークフロー

"Tessa"を担当者に指定

"リード"の問い合わせタグを追加

2つ目のワークフロー

"Marry"を担当者に指定

"価格"の問い合わせタグを追加

結果

"Marry"が担当者になっている

"リード・価格"の問い合わせタグが付与されている

1のみ作動のワークフローと常に作動のワークフローが同時にトリガーすると、1つのみ作動のワークフローが先に作動します。(常に作動が先に作動すると、複数の常に作動サークフローが実行中の間、顧客が待つ時間が増える可能性があるためです。)

もし1つのみ作動の (1)ワークフローが終了したり、(2)顧客の動きを待つ状況になってからしばらく停止していると、その際は常に作動ワークフローが進行します。

  1. ワークフロー終了:エディター上に終了表示がついているステップで、ステップ内のアクションを全て実行するとワークフローが終了します。

  2. 顧客の動きを待つ状況:入力フォーム(入力を待つ状況)、選択肢ボタン(選択を待つ状況)、回答を収集する(顧客のメッセージ送信を待つ状況)

常に作動ワークフローが進行中に顧客が動きを完了し、該当アクション以降も継続してアクションがある場合、この時2つのワークフローを同時に進行することができます。

同じトリガーであれ、他のトリガーであれ、作動方式は同じです。

トリガー同士が重なった場合はどのように作動しますか?

通常は問い合わせ経路に応じた順番があるため、トリガー同士が重複することはありません。「チャットが流入したとき」と「チャットが終了したとき」は、タイミングが明確に分かれているためです。

ただし、「顧客がメッセージを送信したとき」と「チャットが流入したとき」は同時にトリガーする場合があります。顧客が最初のメッセージを送ることでチャットが開くことになるので、この時は「メッセージを送信したとき」トリガーが先に作動します。

ワークフローのアクションで他のワークフローがトリガーされる可能性はありますか?

以下のアクションでトリガーされる可能性があります。トリガーされるワークフローが「常に作動」タイプである必要があり、先に進行するワークフローが終了または顧客の動きを待つ状況になって停止している状態である必要があります。

  1. チャットを開くアクション

    • 「チャネルトークのボタンからチャットを開始するとき」トリガーのワークフローでチャットを開くアクションがある場合、「チャットが流入したとき」トリガーのワークフローがアクションによって呼び出されることがあります。

  2. AIエージェント(ALF)で対応、回答を収集するアクション

    • 「顧客がメッセージを送信したとき」トリガーで「アクションの返信内容を含む」設置をオンにした場合、

    • 先に進行中のワークフローでも「顧客がメッセージを送信したとき」トリガーのワークフローが呼び出されることがあります。

      • 「顧客がメッセージを送信したとき」トリガーが1つのみ作動するワークフローであれば、上記の説明と同様に (1)ワークフローが終了するか、(2)顧客の動きを待つ状況でのみ、常に作動ワークフローが進行します。

      • 「顧客がメッセージを送信したとき」トリガーが常に作動するワークフローであれば、この時は両方のワークフローが同時に進行します。