事前に設定画面で承認フローを設定しますと、パートナー様から送付された請求書を、複数の企業利用者が承認できます。
この機能を設定できる権限
設定画面で設定できる権限:企業オーナー
請求書を承認できる権限:企業オーナー、部門オーナー、社員 ※請求書の多段階承認設定をした場合のみ、社員も承認フローに追加できます
請求時の承認フロー設定について
左メニュー「設定」→「承認権限の設定」の「請求時の承認フロー設定」から設定ができます。
承認段階の上限は最大4ステップまで設定できます。
承認者は1ステップで複数人設定することも可能です。 ※1ステップに複数人設定した場合は、誰か1名が承認すると次ステップに進めます
承認者を設定後に、何らかの理由で承認者が削除されてしまい、そのステップに承認者が不在の場合、不在になっているステップの承認者を設定画面で追加することで、承認が可能です。
設定した承認フローは「編集」「無効化/有効化」「削除」ができます。
「編集」「無効化/有効化」「削除」は作成した承認フローの右端にある3点リーダーから行えます。
承認フローの削除は、「無効化」した承認フローのみです。(有効になっている承認フローは削除できません) ※ただし、承認フローが無効であっても、承認中のステップが走っているフローは削除することができません。
承認中のステップが走っている最中に、設定画面で無効化した場合、無効化する前のフローが適用されます。
承認フローを設定した場合、一括承認を行うことはできません。(承認フローを設定していないグループにおいても一括承認を行うことはできません)
承認者に、適用グループの社員権限の社員全員を設定したい場合は「社員権限の社員」を、適用グループのグループオーナー全員を設定したい場合は「すべてのグループオーナー」を選択してください。
承認フローについて
承認:承認ステップは次の承認者が設定されている場合、承認と同時に次の承認者へ申請されます。
承認者は承認時にコメント(任意)を入力することができます。(次の承認者への申し送り事項など)
コメントを入力した場合は、承認履歴モーダルに表示されます。 ※コメントは社内のみに表示されます。(パートナー様には表示されません)
最終承認者が承認するまでは、請求書の承認ステータスは「確認中」ステータスになります。
最終承認者が承認すると、請求書の承認ステータスが「承認済み」に変更されます。
差し戻し:どのステップで差し戻しされても、差し戻された段階でパートナーへ差し戻しされます。
請求書の承認履歴モーダルには、承認者ステップごとに承認 or 差し戻し履歴と、差し戻しコメントが表示されます。
承認済みステータスに変更された後、各ステップの承認者の画面には従来通り差し戻しボタンが表示され、支払期日の2日前までが差し戻しが可能です。
承認後に差し戻しボタンが押された場合、パートナー様に差し戻しの通知がされ、もう一度1次承認者からスタートします。
請求時の承認フロー設定方法
請求時の承認フロー編集、無効化、削除方法
各承認者の請求書承認画面
承認履歴
費目のテンプレートを作成、編集、削除ができる権限:企業オーナー、グループオーナー
契約作成時に設定したテンプレートの呼び出しができる権限:企業オーナー、グループオーナー、社員(社内承認有効時のみ)
機能の概要
左メニュー「設定」→「費目テンプレート管理」の「テンプレート作成」から費目のテンプレートを作成できます。 ※テンプレートは複数個作成できます。
1の設定内容はテンプレート右上の三点リーダーから編集、削除することができます。
契約作成フォームの稼働条件横のボタン「テンプレートから作成」をクリックしますと、1で作成されたテンプレートを選択することができます。 テンプレートを選択しますと、作成したテンプレートが稼働条件に反映されます。
※テンプレートが一つも作成されていない場合は、「テンプレートから作成」ボタンはクリックすることができません。
※契約作成時に請負契約(納品型)を選択した場合、稼働区分に「月額固定」「時間」が含まれているテンプレートは選択できません。
費目のテンプレート作成、編集、削除方法
契約作成時にテンプレートを呼び出す方法
アラートの設定をできる権限:企業オーナー ※アラートの設定は、デフォルトはオフになっています。
左メニュー「設定」→「請求書のアラート・制限設定」にて「発注金額より超過がある場合にメッセージの表示を有効にする」に☑をつけますと、発注時の金額を1円でも超えている場合は、以下の画面にて「発注時の金額を超過しています」のメッセージが表示されるようになります
【企業様側】パートナー様の業務登録を確認する画面
【企業様側】請求書の承認画面
【企業様側】支払通知書作成前の業務登録画面
【企業様側】支払通知書の編集画面
【企業様側】支払通知書の送付画面
※パートナー様側の画面には表示されませんので、ご安心ください。
パートナー様側で業務登録を修正し、発注金額同額もしくは発注金額未満になった場合はメッセージは非表示になります。
発注金額より超過した金額で請求書が承認された場合、発注金額より超過した金額で支払通知書が送付され、承認された場合、承認後もメッセージは表示されます。
発注月数が2以上の発注書につきましては、判定基準は発注書の合計金額ではなく、1ヶ月分の合計金額になります。
請求書/支払通知書送付時の金額は、源泉所得税、立替経費・3万円未満の交通費は含まれません。
アラートの設定方法
発注金額より超過がある場合のメッセージ表示
【企業様側】パートナー様の業務登録を確認する画面
【企業様側】請求書の承認画面
【企業様側】支払通知書作成前の業務登録画面
【企業様側】支払通知書の編集画面
【企業様側】支払通知書の送付画面
フリーランス新法および下請法では、役務の提供を受けた日(納品日または締め日など)から起算して、60日以内に報酬を支払うことが義務付けられています。
Lansmartでは、支払状況にかかわらず、この60日ルールに抵触する可能性のある案件を毎月月初に抽出し、お知らせする通知を自動送付します。
通知に記載されているURLをクリックしますと、業務報告・請求一覧にて、前々月の稼働月で「確認中」「承認済み」「支払処理済み」になっている請求書/支払通知書を支払期日の古い順にソートされた一覧を確認することができます。
該当案件をご確認のうえ、法令に定められた支払期限を超過していないかの確認にご活用ください。
通知先:企業オーナー、グループオーナー
通知媒体:メール、Slack、Lansmart上の通知
通知タイミング:毎月1日
通知件名:【Lansmart】支払い期日60日ルールが迫る案件をお知らせします。
送付されるメール
メール内のURLをクリックし、遷移する画面 11月1日に配信されるメール:稼働月9月、ステータスが「確認中」「承認済み」「支払処理済み」の請求書/支払通知書、支払期日の古い順にソートされた一覧
下請法、フリーランス新法では、支払いを給付(成果物等)を受領した日から起算して60日以内で行う必要がございます。
請負契約(納品型)の契約形態の場合は、発注書作成画面にて納品日と、納品日を含めた支払期日までの日数が表示されます。
納品日から支払期日までの日数が61日以上の場合は、「発注書を送付する」ボタンが押せません。 納品日または支払期日を60日以内に修正し、発注書を送付してください。 ※納品日を修正する場合は、契約情報の画面から編集してください。
freee連携詳細設定にて、費用科目と立替経費については、基本仕訳ルールと例外仕訳ルールを設定できるようになりました。
例外仕訳ルールは、費用科目、立替経費それぞれ3個まで設定することができます。
費用科目の例外仕訳ルールを設定する場合、契約作成時の「費目」に指定の文言を含む場合に、選択した勘定科目で仕訳をします。 「費目」で指定する文言(3文字以上)を設定してください。
立替経費の例外仕訳ルールを設定する場合、立替経費の「取引内容」に指定の文言を含む場合に、指定の勘定科目で仕訳をします。 「取引内容」で指定する文言(3文字以上)を設定してください。
費用科目に例外仕訳ルールを設定した場合、freee会計には費目ごとに連携されます。 ※例外仕訳ルールを設定していない場合は、各費目をまとめて連携されます。
立替経費に例外仕訳ルールを設定した場合、freee会計には立替経費ごとに連携されます。 ※例外仕訳ルールを設定していない場合は、立替経費をまとめて連携されます。
契約作成時の「費目」とは 契約作成時の稼働条件を設定する際の費目名です。
費用科目の例外仕訳ルールの設定方法
立替経費の「取引内容」とは
パートナー様が請求書作成時に立替経費を申請する際の入力事項です
立替経費の例外仕訳ルールの設定方法
費用科目、立替経費共に例外ルールを設定した場合、freee会計に仕訳された画面
連携した請求書、立替金等明細
発注書確認画面右上の「印刷ビューで表示」から保存することができます。
契約情報の稼働条件に稼働区分「時間」が含まれている場合、当月の業務報告の画面に打刻ボタンが表示されます。
業務開始、業務終了、休憩開始、休憩終了の4ボタンで打刻ができます。
稼動区分が「時間」の費目が複数ある場合は、業務開始ボタンを打刻した後に、開始する業務の選択ができます。
業務終了時は、「業務終了」ボタンを押すと、打刻内容が表示されます。業務内容を入力し(任意)、「業務終了」をクリックすると業務登録が完了します。
請求書送付後(「確認中」「差し戻し」「承認済み」「支払処理済み」ステータス)では打刻ボタンは表示されません。
スマートフォンでも打刻の操作可能です。
業務開始時
休憩開始時
休憩終了時
業務終了時