一般販売は、法人企業や市場へ商品を販売する際に利用します。
一般販売では、在庫の出庫と支払いの確定を別々のタイミングで処理することができるため、ケースリスト画面では各ケース毎に支払いの売掛状況を管理をすることも可能です。
画面右上に表示されるスタッフ名と店舗名を確認します。
・スタッフ名が操作対応者と異なる場合
スタッフコードをバーコードリーダーで読み取り、担当スタッフ情報の変更またはスタッフ名をクリックして【スタッフ切り替え】よりスタッフコード入力
・店舗名が異なる場合
店舗名右横の【V】をクリックして店舗名を選択します。
画面右上の三本線をクリックします。
一般販売】メニューより【新規販売】画面を開きます。
作業中に画面で入力を行う度に、ケース情報は自動的に保存されますのでご安心下さい。
※数値入力は、全て半角で行います。
取引先企業を会員より指定します。
会員登録がある場合は、以下の方法で会員を検索できます。
【会員情報】画面にて、会員コードのバーコードを読み取る
取引先企業の 会員コード または 会社名 を入力し、【検索】する
検索結果より企業名を選択により、以下のように表示されます。
【履歴を表示】をクリックします。
取引履歴のあるメニューの右側に、緑の丸いアイコンが表示されます。
全店舗の取引履歴を確認する場合
【他店舗の履歴を含める】にチェックをつけると、全ての履歴が表示されます。
取引先企業を新たに会員登録します。
【会員情報】にある【仮会員を発行】ボタンをクリックします。
会員の詳細画面より登録を行います。
【会員情報を更新する】ボタンをクリックして保存します。
操作中の販売ケース詳細画面において、再読み込みを行うことで、会員情報をケース内に表示することも可能です。
▼再読み込み後の販売ケースの「会員情報」表示イメージ
会員登録に関する詳細な手順は、以下のガイドを参照ください。
会員登録について
本ガイドでは会員登録について解説します。
ユーザーヘルプサイト

販売商品を商品バーコード(ITコード・PDコード)をバーコードリーダーで読みとります。
商品名など検索する場合は、「販売商品」に商品名やJANコードを入力して【検索】ボタンをクリックして検索します。
バーコードのアイコンをクリックし、起動したカメラからバーコードの読み取りも可能です。
該当する商品が存在する場合は、商品が表示されます。
※商品名の下には「ITコード/グレード/引当元のロケーション」が表示されます。
※商品の数量の下には「販売可能な現在庫の数量」が表示されます。
※同じ在庫商品が複数ある場合、販売点数分だけバーコードを読み取りすることで反映が可能です。「数量」に直接数字を入力も可能です。
商品を誤って指定してしまった場合
商品名の左ヨコにある赤い【×】ボタンをクリックして削除が可能です。
商品の価格を変更したい場合
商品の【販売単価】入力に金額入力または、【調整単価】より調整金額の入力により変更が可能です。
該当する商品を選択し下記項目を入力(選択)してください。
NO | 項目 | 入力形式 | 概要 |
1 | 数量(必須) | 半角数字(整数のみ) | 販売する数量 |
2 | 販売単価(必須) | 半角数字(整数のみ) | 販売金額 在庫の入力直後は、在庫リスト画面の販売金額が自動反映されます。 直接金額変更も可能です。 |
3 | 調整単価(任意) | 半角数字(整数のみ) | 商品の販売単価の金額調整する場合に調整額を入力 |
4 | 税区分(必須) | 自動反映 | 商品の適用カタログに設定中の「税率タイプ」が消費税が自動反映されます。 ・一般 ・軽減税率 |
多数の種類の商品を販売する場合は、Excelデータでの一括登録をおすすめいたします。
販売商品の一度のインポート件数上限について
一度にインポートできる件数は、1,000件までです。
1,000件以上登録したい場合は、データを分割して登録を行ってください。
販売商品の【商品をエクスポート】をクリックし、『Excel・Googleスプレッドシート用のファイル』を【エクスポートする】をクリックのうえ、フォーマットをダウンロードします。
▼ダウンロードしたフォーマット
2025年9月12日リリース前
ID/在庫コード/商品名/ロケーションID/数量/販売単価 /調整単価/税区分/免税区分/ハッシュ
2025年9月12日リリース後
【一般販売】のエクスポートデータ
ID/在庫コード/代替在庫コード/商品名/ロケーションID/数量/販売単価/調整単価/税区分/ハッシュ
こちらにデータを入力完了後に保存し、【商品をインポート】ボタンをクリックして、作成したファイルを指定のうえインポートします。
【ID】
【一般販売】画面の「販売商品」項に一部情報を入力後、エクスポートして、情報を変更追記する場合には既に指定のコード表示されます。「販売商品」として新たに商品を新規追加される場合は、空白にします。
販売商品(データ)のインポートするデータには、最低限必須な情報とその他入力したい情報を各項目へ入力してデータを保存します。
項目名 | 入力形式 | 説明 |
ID | 半角英数字のみ | 新規登録の場合:空白 販売商品欄に入力した内容をエクスポート更新する場合:エクスポート時の内容を変更しないようご注意ください。入力内容を変更すると更新することができません。 |
在庫コード (必須) | 半角英数字のみ | 商品の在庫コード(ITから始まるコード)を入力 |
代替在庫コード (任意) ※2025年9月12日リリース予定 | 半角英数字のみ | 自社で独自に管理するコードを入力 他在庫と重複する内容の入力可 |
商品名 (任意) | ※自動反映 | 入力不要 ※在庫に適用されているカタログ商品名が自動反映 |
ロケーションID (任意) | 半角数字のみ | 在庫の保管場所ロケーションIDを入力 空白でインポートした場合:『デフォルト』が自動反映 ロケ―ションIDは、以下です。 デフォルト:1 倉庫1:2 倉庫2:3 優先:4 ※お客様のご設定によりロケーションIDが異なる場合があります。その際には、チャットにてお問合せください。 |
数量 (任意) | 半角数字のみ | 販売数量を入力 |
販売単価 (任意) | 整数の半角数字のみ | 販売金額を指定する場合:半角数字で販売金額を指定※オークション販売の場合は、おおよその金額を入力 空白の場合:在庫の販売金額が自動反映 |
調整単価 (任意) | 整数の半角数字のみ | 販売金額に対して商品の調整する場合のみ、半角数字で調整金額を入力 |
税区分 (任意) | ※自動反映 | 入力不要 在庫に適用されているカタログの税区分が自動反映 別途指定する場合は、以下を指定 一般税率の場合:GENERAL 軽減税率の場合:RELIEF 非課税の場合:NO_TAX |
ハッシュ | ※自動反映 | 新規登録の場合:空白 販売商品欄に入力した内容をエクスポート更新する場合:エクスポート時の内容を変更しないようご注意ください。入力内容を変更すると更新することができません。 |
データのインポート操作時エラー「●行目.attribute.janに正しい形式を指定してください」
データのインポート操作時エラー「attiribute.janに正しい形式を指定してください」の対応方法
本ガイドでは各メニューより操作できるインポート操作時に表示されるエラーについて対応方法を解説します。

販売商品にある【商品をインポート】ボタンをクリックします。
商品をインポート画面において、ファイルマークをクリックし入力したデータファイルを選択のうえ、フォーマットには『Excel・Googleスプレッドシート用のファイル』をクリックして【インポートする】をクリックすると、しばらく後に完了結果が表示されます。
インポートデータの入力に誤りがあった場合は、画面右上のベルマークにエラー通知が表示されます。
エラー通知内容の詳細をクリックのうえ、表示された〇行目・項目名の内容を再度確認のうえデータを修正し、改めてインポート操作を行ってください。
インポート完了後、【販売商品】に反映されます。
販売確定前に改めて反映内容を確認し、必要に応じて、画面より入力内容を修正します。
以下のように【数量】項の背景が赤色で表示されます。
改めてRECOREの在庫状況と実際の販売商品の確認を行い、必要に応じて訂正します。
【店頭販売】では、在庫の販売(出庫)と支払いは同時に行います。
【一般販売】では、在庫の販売(出庫)と支払い確定を別々のタイミングに実施が可能です。
【販売を確定する】クリックにより、在庫の出庫が確定します。
【支払いを確定する】クリックにより、支払いが確定しダッシュボードや経理レポートに販売が計上されます。
【販売を確定する】をクリックし、在庫の出庫を確定します。
➊【支払いを確定する】をクリックします。
❷「支払い確定」画面に、【支払方法】を選択肢より指定し【支払日】を入力します。
支払い方法:プルダウン選択肢(例:現金、クレジットカード、銀行振込)より指定
支払日:ケース作成日から操作現在までの日時を指定可
支払日入力の注意点
ケース作成日より以前の日時や未来の日時を指定することはできません。
➌入力内容に間違いなければ、【確定】ボタンをクリックして確定します。
❹支払いが確定により、次のように表示され、ダッシュボードや経理レポートに販売金額が計上されます。
支払い確定後のケースは、支払いステータスが『支払い済み』に反映されます。
在庫の販売後、後日支払いになる場合の流れついて、以下に解説します。
【一般販売>ケースリスト】をクリックにより、処理したケースの一覧が表示されます。
【詳細検索】をクリックして、以下の項目など指定のうえ【検索】ボタンをクリックして検索します。
・ステータス:『販売完了』
・支払いステータス:『未支払い』
・販売確定日:出庫確定した期間
・スタッフコード:販売確定したスタッフコード
支払いを行うケースの【販売コード】をクリックします。
次のような一般販売のケース詳細画面より、「■商品の販売確定と同時に支払いを行う場合」と同様に支払いの確定を行います。
落札されるまで売値が確定しないオークション時の操作流れについて
一般販売より【販売商品】に仮の販売金額で商品を登録後、在庫を確保し、後ほど実際の販売価格を確定する方法を解説します。
「Step4:販売商品の登録」を参照して販売商品を登録後、【在庫を確保する】ボタンをクリックして、在庫を確保します。
販売ケースでは、ケース詳細画面の上に在庫確保『全て確保済』と表示されます。
ケースの【ケースメモ】欄へ詳細状況を記載することで店舗内での把握が可能です。
※この時点では、まだ販売の確定・支払いの確定は完了していません。あくまで在庫が確保された状態です。
誤って【販売を確定する】をクリックされますと、確定されたケースの【販売単価】は修正することができませんのでご注意ください。
確保中の在庫は『取置中』(『在庫(その他)』)状況のため、他で誤って販売してしまうことを防止できます。
▼在庫確保が不要となった場合
【解放する】をクリックし在庫が開放され、再び販売可能な状態になります。
後日、オークションへ落札により販売価格が確定後、販売処理を行います。
【一般販売>ケースリスト】より該当する【販売ケース】をクリックし、必要に応じて販売商品の【販売単価】など修正のうえ、【販売を確定する】ボタンをクリックします。
代金が後日支払われる場合、この時点では販売の確定のみ操作します。
後日、代金の支払い確認ができた時点で、同じくケースリストより当該ケースを開いて【支払いを確定する】をクリックします。
取引企業へ販売する商品の見積書や請求書を発行することが可能です。
RECOREコネクターを起動して【プリンター】項に利用したい複合機の機器名が表示され、【テスト印刷】をクリックからテスト印刷ができる状態であることが必要です。
設定の詳細は、以下のヘルプガイドを参照ください。
複合機プリンター・スキャナーの設定
ReCORE推奨の複合機やスキャナーを想定した設定方法を解説します。 複合機の連携設定を行うことで、ReCOREより見積書・売買契約書などの印刷や本人確認の身分証スキャンを行うことが可能です。

あらかじめ【設定>店舗別設定】にある「一般販売書類設定」の「見積書フッター」に見積書の有効期限などの文章を入力のうえ、【保存する】をクリックして設定します。
詳細は、以下のヘルプガイドを参照ください。
ReCOREの基本情報を設定する
ReCOREの利用開始にあたり、レジ操作や商品登録に必要な初期設定を行う必要があります。 本ガイドでは各設定メニューの設定方法について解説します。

見積書が印刷されます。
▼「見積書」印刷イメージ
あらかじめ【設定>店舗別設定】にある「一般販売書類設定」の「請求書フッター」に支払い期限や振込先銀行名など表示したい文章を入力のうえ、【保存する】をクリックして設定します。
詳細は、以下のヘルプガイドを参照ください。
ReCOREの基本情報を設定する
ReCOREの利用開始にあたり、レジ操作や商品登録に必要な初期設定を行う必要があります。 本ガイドでは各設定メニューの設定方法について解説します。

請求書が印刷されます。
▼「請求書」印刷イメージ
一般販売では、取引先から受け取った書類などを、各ケースごとに保管できます。
ケース内の【ファイル】をクリック
【ファイルをアップロード】をクリック
ファイル選択(ファイルの保管場所まで移動のうえ、ファイルを指定し【開く】をクリック)またはファイルをドラッグ&ドロップにより反映
RECOREのコネクターと連携するスキャナー機器を設定済の場合のみ、利用可能です。基本的にはA4サイズで読み取り反映されます。
【スキャナから読み込む】をクリック
操作端末にカメラ機能がある場合のみ、利用可能です。
あらかじめ、端末のカメラ機能のアクセス許可をオンにするなど利用可能な状態へ設定してください。
【画像を撮影】をクリックし、起動したカメラで撮影することでデータが反映されます。
保存したファイルは以下のように表示されます。
以上となります。
ご不明点等ございましたら、サポート窓口までお問い合わせください。