スタッフの登録と権限の付与設定(スタッフ・ポリシー)

ReCOREの操作に必要な、スタッフの登録および権限(ポリシー)の付与方法について解説します。

Yuko Kohia2025-04-15

ReCOREでは、店舗スタッフ情報の登録および、スタッフごとの操作権限(ポリシー)設定が可能です。各店舗における正社員・契約社員・パート・アルバイトなど、雇用形態に応じた柔軟なカスタマイズが行えます。

ご利用中のアカウントプランにより、利用可能な操作メニューが異なります。貴社の詳細プランは、弊社の営業担当またはチャットよりお問い合わせください。

  • スタッフがReCOREを操作するには、事前に操作権限を設定した「ポリシー」を作成し、それを各スタッフに付与することで操作が可能です。

  • スタッフ数に制限はありません。 ※「アカウントの数 = スタッフの数」ではありません。

ReCOREでは、各スタッフに付与する権限として【ポリシー】を作成する必要があります。 各ポリシー内には、各操作の権限に対して『許可』または『拒否』を設定することが可能です。

【設定>スタッフ・ポリシー】画面の【ポリシー】項を開きます。

新たに追加する場合は、【ポリシーの新規作成】をクリック

※既に作成済のポリシーは、以下の画像のように一覧として表示されます。

次のようなポリシー作成の画面が表示されたら、入力を進めます。

NO

項目

入力形式

概要

1

ポリシー名

自由入力

各スタッフの権限付与時の表示名です。

判別しやすい名称を入力します。

例)店長権限/アルバイトスタッフ用/EC専任スタッフ用 など

2

説明

自由入力

ポリシー内容について簡単に説明を入力

【+ステートメントを追加する】ボタンをクリックします。

詳細な権限設定を行うロールが表示されます。

作成する権限内容によって以下ををチェックします。

許可する権限を作成する場合『許可』

拒否する権限を作成する場合『拒否』

ロール(機能操作)を選択します。

なお、各機能のチェックボックス左側の「▶︎」マークをクリックすると、さらにその操作における詳細項目が表示されます。 機能によってはさらに詳細まで設定することが可能です。

作成したいポリシー内容にチェック後に確認のうえ、【+ポリシーを新規追加する】をクリックするとポリシーの作成は完了です。

  

作成したポリシーは、作成後に編集も可能です。

許可と拒否は、1つのステートメント内で同時に指定できません。

ポリシー内に『許可』と『拒否』をそれぞれ【+ステートメントを追加する】をクリックして別々のステートメントにより登録してください。

1つのポリシー内で『許可』と『拒否』に同じ機能を登録した場合

拒否の方が強くなります。

そのため、いったん全権限許可のステートメントを作成した後に、利用を許可しない機能のステートメントを作成いただくと漏れなく設定が行えるかと思います。

以下は各機能に対して操作範囲の権限を示しております。

作成:各メニュー機能における新規の作成すること 更新:既存の各情報を更新すること 表示:各メニュー機能を画面上に表示すること 検索:各メニュー機能における検索すること 削除:既存の各情報における削除すること

  • 商品:ReCOREメニューの「カタログ」に関する機能

なお、カタログについては、さまざまなメニューより「カタログ(PDコード)」情報を呼び出す際にもこちらの権限が必要となっております。

  • ファイル:【一般仕入】・【一般販売】・【質入れ】メニューにおける「ファイル」の操作機能

  • 本人確認:【店頭買取】【宅配買取】【会員】メニューにおける「本人確認」の操作機能

  • ポリシー:【スタッフ・ポリシー】における【ポリシー】機能

【ポリシー>アクション】は、【スタッフ・ポリシー】画面において、スタッフコード左側のチェックボックスを選択うえ、【ポリシーのアタッチ】【ポリシーのデタッチ】の機能

そのため、こちらの権限がない場合も、スタッフの詳細画面でのポリシーアタッチ・デタッチの操作を行うことは可能です。

  • 商品カテゴリ:カタログのカテゴリに関する機能

【商品カテゴリ>表示】:各カタログのカテゴリに関するさまざまなメニューからカテゴリの指定におけるカテゴリ表示をさせる機能

  • メッセージ:会員などのお客様(エンドユーザー)へ送信するメッセージ機能

【メッセージ>コンフィグ】については、メッセージ送信機能に関わるシステム上のしくみに必要なものです。利用有無に関わらず、常にチェックが入った状態にしておいてください。

  • 外部連携:各外部のシステム連携の機能

但し、こちらのご利用されていない外部連携ではございましても、システム上のしくみに必要なものです。ご契約有無に関わらず、常にチェックが入った状態にしておいてください。

【設定】メニューより【スタッフ・ポリシー】をクリック

【スタッフ】項より既にスタッフが登録されている場合は、こちらの画面にスタッフ一覧が表示されます。

新たに追加する場合は、【スタッフの新規登録】をクリック

スタッフの詳細画面が表示されますので、スタッフの情報を入力

内容を確認のうえ、【スタッフの新規作成をする】をクリック

設定した通知用メールアドレス宛に、ReCOREのベルアイコンへの通知内容を送付することが可能です。

こちらの設定によりReCOREにログインせずとも、ReCOREよりデータ出力操作後、生成完了のメッセージ通知をメールで受取確認することができます。

ReCORE以外のツール登録した通知用メールアドレスの受信ボックスには、以下のように通知されます。

なお、メール通知はレポート生成完了のメッセージのみです。

生成されたデータは、ReCOREへログインのうえダウンロードを行います。

アルバイト、一般社員、店長、管理者毎にポリシーを作成し、そのポリシーを各スタッフへ付与することで一部の機能を制限することも可能です

以下の2つの方法で設定が可能です。

【ポリシー】または【スタッフ】の一覧表示の画面から付与(アタッチ)します。

直前にポリシーを作成した場合は、再読み込みによりポリシー状況を更新

※Ctrl+R 、またはURLバーの左の回転矢印マークをクリックにて更新できます。

【ポリシー】画面から操作する場合:付与したい【ポリシー名】にチェック

【スタッフ】画面から操作する場合:付与したい【スタッフコード】にチェック

【全○件一括操作】より【ポリシーのアタッチ】をクリックし、【ポリシーのアタッチ】画面では、以下の項目を選択のうえ、必ず【+追加】ボタンをクリック

対象スタッフ:付与したいスタッフを選択

店舗:付与したい店舗を選択

ポリシー:付与したいポリシーを選択

各項において、【+追加】がされていると項目名の下に画像のような青色で「対象スタッフ」「店舗」「ポリシー」が表示されます。

各項に1つ以上選択がない場合

エラーが表示されます。

改めて選択のうえ【+追加】をクリックして指定のうえ操作してください。

【スタッフ】の一覧表示より、特定のスタッフの詳細画面から詳細情報を確認のうえ、付与(アタッチ)する際は、こちらの方法により対応します。

【スタッフ】画面の一覧表示よりスタッフ名を検索のうえ、スタッフコードをクリック

なお、新たにスタッフを作成する場合は、スタッフの新規登録」を参考のうえ作成します。

スタッフの詳細画面より【ポリシー】で以下を指定のうえ、必ず【+追加】を必ずクリック

店舗:付与したい店舗を選択

ポリシー:付与したいポリシーを選択

▼ポリシーの【店舗】選択イメージ

▼ポリシーの【ポリシー名】選択イメージ

▼【店舗】と【ポリシー名】を選択後に【+追加】ボタンをクリックすることで、以下のように追加の権限ポリシーが反映されます。

内容を確認のうえ、下部にある【スタッフ情報を更新する】をクリック

スタッフ新規の場合は、【スタッフを新規作成する】をクリック

以上の操作で作成された任意のポリシーがスタッフに付与されます。

ポリシーを削除する場合

表示されるポリシーの✕印をクリックして削除のうえ、【スタッフ情報を更新する】ボタンをクリックします。

一般的なポリシー登録例をご紹介いたします。 あくまで一例でございますので、各社様でカスタマイズしてご利用ください。いずれもポイントでもご紹介いたしました、先に全権限許可のステートメントを作成したのち、利用できない権限を拒否ステートメントとして登録しているパターンです。

※画像はクリックのうえ、表示を大きくすることも可能です。

◆店長権限ポリシー例

◆一般スタッフポリシー例

登録したスタッフ情報や権限は、後日、編集することが可能です。

編集のうえ【スタッフ情報を更新する】ボタンをクリックして更新します。

ラベルプリンターを設定のうえReCOREコネクターを起動中、各スタッフの詳細画面のスタッフコード右側にある【スタッフラベルを印刷】ボタンをクリックすると、スタッフのバーコードラベルの印刷が可能です。

一度、登録されたスタッフを削除することができません。

退職等によりReCOREを利用しなくなった場合や誤って作成した不要なスタッフ情報は、【ステータス】を『停止』に変更のうえ、【スタッフ情報を更新する】ボタンをクリックして更新します。

解説は以上です。

ご質問等ございましたら、ReCOREのヘルプチャットもご利用ください。