ReCOREでは、商品の保管場所を変更することが可能です。
各ロケーションごとにそれぞれ役割がありますので以下をご参照ください。
買取・仕入後は全ての在庫が『デフォルト』のロケーションに保管されます。
『デフォルト』のロケーションにあることで、店頭やECでの販売が可能です。
ロケーションを『優先』へ店内移動することで、店頭販売・一般販売で優先して販売されたい商品は、EC出品に在庫が引当されないようにすることが可能です。
例えば、在庫が2点ある場合、1点はEC販売、もう1点は店頭でのみ販売したい場合、2点ある在庫のうち1点を『優先』のロケーションに移動すること、実現が可能です。
『倉庫1』『倉庫2』のロケーションに移動することで、店頭販売、一般販売、EC販売いずれも在庫引き当て(販売)ができないようになります。
『倉庫1』『倉庫2』に移動することで、例えば、仕入れた在庫の修理が必要となった場合、どの販路でも販売ができなくなります。
EC自動出品ルールでは、例えば『倉庫1』に店内移動したタイミングでEC出品する設定は可能です。
店内ロケーションの名称は変更することができません。
「デフォルト」「優先」「倉庫1」「倉庫2」の各役割を加味したうえで、最も適切なロケーションで在庫を管理いただきますようお願いいたします。
EC出品においては、在庫割当に指定されているロケーションから販売分を引当が行われます。
店内移動の操作を行う前に在庫がEC出品中など操作における影響が問題ないかどうか確認のうえ、操作実行をお願いします。
以下は、在庫を保管する各店舗からの操作と全店舗における操作の可否です。
※ 〇:操作可、×:操作機能なし
在庫操作の名称 | 各店舗からの操作の可否 | 全店舗からの操作の可否 |
在庫ラベル印刷 | 〇 | × |
売価変更 | 〇 | 〇 |
品出し | 〇 | 〇 |
店間移動 | 〇 | × |
店内移動 | 〇 | 〇 |
廃棄 | 〇 | 〇 |
振替 | 〇 | × |
棚入れ | 〇 | × |
店内において商品の保管場所を変更する際は、ReCOREの【在庫】メニューから、【品出し待ち】を選択します。
まず移動したい商品の現在の保管場所(店頭・倉庫1など)を【対象ローケーション】より選択します。
その後の検索画面に「店内移動」をクリックします。
移動されたい商品バーコード(ITコード)などを読み取る、または商品名などを入力して表示させ、該当する商品の左側にチェックをつけ選択します。
表示された画面で【数量】を入力のうえ【移動先】タブより店内の場所を選び、【実行】ボタンを押すと在庫移動の完了となります。
なお、移動の際に記録されたい点がある場合は、【メモ】欄へ入力のうえ、【実行】してください。
※「メモ」内容は、「変更履歴エクスポート」より出力されたデータ内容から確認することが可能です。
移動したい商品が、EC出品されていないか「EC>出品リスト」画面からご確認をお願いいたします。
EC出品中の在庫に対する店内移動は慎重にご検討のうえ、操作をお願いいたします。
『店頭』以外の場所に保管された在庫に対して、EC出品中にECモールより受注された場合は、正しく在庫へ連携されません。
移動されたい商品が、店舗よりECへ出品中である場合は、一度、出品取り下げを行なっていただきますようお願いいたします。
EC出品中在庫の店間移動について
本ガイドではEC出品中在庫を店間移動する場合の対応について解説します。

品出し後に、在庫商品が店内のどのロケーションに保管されているか確認されたい場合は、在庫コード(ITコード)をクリックして、在庫の詳細画面にある「在庫数」より確認ください。
品出し後に店内において商品の保管場所を変更する際は、ReCOREの【在庫】メニューから、【在庫リスト】を選択します。
「在庫リスト」画面で移動されたい商品バーコード(ITコード)を読み取る、または商品名などを入力して表示させ、該当する商品の左側にチェックをつけ選択します。
【選択中の○件を一括操作】より、移動元『○○から』を指定のうえ【店内移動】をクリックします。
その後、移動先に応じて【店内移動】のポップアップ画面が出現します。
この画面で移動したい【数量】を入力のうえ【移動先】タブより移動したい場所を選択して、【実行】ボタンを押すと在庫移動の完了となります。
なお、移動の際に記録されたい点がある場合は、【メモ】欄へ入力のうえ、【実行】してください。
※「メモ」内容は、「変更履歴エクスポート」より出力されたデータ内容から確認することが可能です。
こちらの記事をご参照ください。
在庫の変更履歴を確認する方法
在庫操作

これで、ReCOREで「商品を店内移動する」方法の解説は以上です。
ご不明点等ございましたら、ReCOREのヘルプチャットもご利用くださいませ。