これまでは、間違って作成した請求を完全に削除する機能がありませんでした。
そのため、誤った請求データが残り続け、後から確認する際に混乱を招くことがありました。
本リリースにより、領収のない請求を完全に削除できるようになります。
これにより、不要な請求データが整理され、より正確な会計管理が可能になります。
本リリースは外来会計が対象となります。入院会計においては操作手順や画面表示に変更ありません。今後、外来会計と入院会計を同じような手順・画面で取り扱えるように改修予定です。
請求作成したが、別の患者と間違えて作成してしまった
請求作成したが、日付を間違えて作成してしまった
・・・等、「請求の修正」が適当ではない場合に使用します。
誤って作成した請求を完全に削除する方法がありませんでした。
「請求を取り消す」機能はありましたが、これは実際には「未精算額を無視」と同一の処理を行っており、一覧上は見分けがつきませんでした。
「取り消し」したのか「無視」したのか見分けられないため、後から操作の意図を追いにくく、管理が煩雑になることがありました。
下記の場合で、「請求の修正」が適当ではない場合に使用します。
請求作成したが、別の患者と間違えて作成してしまった
請求作成したが、日付を間違えて作成してしまった 等
請求ウィンドウを開きます。
領収の記録がない請求の ⋯ ボタンから「削除」を選択できます。
「削除」を選択すると請求が完全に削除され、会計画面に戻ります。
領収済みの記録がある請求は削除できず、メニューに「削除」は表示されません。
請求を削除したい場合は、まずすべての領収記録を削除する必要があります。
操作手順は「領収済み一覧で領収の編集・削除ができるようになります」)を参照してください。
すべての領収記録を削除し、全額未収状態になると、メニューに「削除」が表示されるようになります。
A. 一度削除した請求は復元できません
必要な請求は削除しないようご注意ください。
誤って削除してしまった場合は、会計画面から再度請求を作成してください。
A. 領収記録がある請求は削除できません
まずすべての領収記録を削除する必要があります。