Shopifyと定期購買アプリでファンクラブを運営するための全体像(基本構成)がわかる
やりたいこと別に、具体的な設定方法を解説した記事にたどり着ける
アーティストやクリエイターがファンと直接つながる手段として、自社運営のファンクラブが注目されています。
Shopifyと定期購買アプリを組み合わせることで、会費の自動徴収から会員限定コンテンツの提供まで、ファンクラブ運営に必要な仕組みを構築できます。
とくに、Shopifyはサーバーが強いため、音楽ライブ直前のチケット購入などでアクセスが集中するアイドル・アーティストのストアでも安心です。
ファンクラブ運営は、次の3つの組み合わせで実現します。
会費のサブスク販売(定期購買アプリ):月会費・年会費を商品として登録し、自動で継続課金。契約中の会員には顧客タグ(例:Active_Subscriber)が自動付与されます
会員ページの表示制御:EasyLockdownやLocksmithなどの表示制御を行うアプリで、タグを持つ会員だけに限定ページを表示
限定コンテンツの設置:会員ページの中に、動画・画像・イベント案内などのコンテンツを設置
つまり、「会費を払う → タグが付く → タグを持つ人だけが限定ページを見られる」という流れがすべての土台になります。
おすすめは、会員限定ページを用意し、その中にコンテンツや案内を置いていくだけのシンプルな運用です。動画も、ダウンロード素材も、クーポンコードも、先行販売の案内も、「会員ページに置く」だけで会員限定にできます。複雑な機能を組み合わせるより、この1パターンに寄せることをおすすめします。
やりたいこと | 実現方法 |
|---|---|
月会費・年会費を自動で徴収したい | 会費を商品として登録し、定期プランを設定します。同じ商品ページで月会費/年会費を選択させることも可能です。 会員制度(ファンクラブ・オンラインサロン)の月会費/年会費の設定方法 |
会員だけが見られるページを作りたい(動画・ライブアーカイブ・限定情報など) | 顧客タグ+表示制御アプリで、会員のみにページを表示します。 有料会員か否かでページの表示を切り替える(EasyLockdownを例に解説していますが、考え方はLocksmithなど他の表示制御アプリでも同様です) |
会員だけが画像・動画をダウンロードできるようにしたい | 会員限定ページ内に、ダウンロード可能なコンテンツ一覧を設置します(カスタムセクションのコード付き)。 デジタルコンテンツの販売方法 |
有料メルマガ・限定ラジオを配信したい | 購読料の定期請求と配信先リストの作成を定期購買アプリで行い、配信はメールアプリ等と組み合わせます。 有料メルマガ |
会員だけグッズを割引価格で購入できるようにしたい | おすすめは、会員専用価格(割引済み金額)の商品を用意し、会員限定ページにのみ購入導線を置く方法です。ページ自体が会員限定のため、価格を最初から割引済みにしておくだけで完結します。Shopifyのディスカウント機能(顧客セグメント指定)も利用できますが、退会時にコードを無効化する必要があるため、全会員共通のコードでの運用は難しく、会員ごとに個別コードを発行する運用になる点にご注意ください |
チケットやグッズの先行販売・限定イベント案内をしたい | 先行販売ページや案内ページを会員限定表示にすることで実現できます(上記「会員だけが見られるページ」の応用です) |
会員登録をした顧客だけが定期購入できるようにしたい | テーマのカスタマイズにより、通常購入への影響を抑えつつ、定期購入前に会員登録を促せます。 会員登録をした顧客のみ、定期購入できるようにしたい |
会員同士が交流できる掲示板・コミュニティ機能については、Shopify上での構築は難しいため、外部サービス(Discordなど)と併用いただく運用が一般的です。
会員向けのページは、メインの会員ページだけでなく、そこからリンクする商品ページ(会員価格グッズなど)や個別ページもすべて、表示制御アプリのロック対象に含めてください。ロック対象外のページは、URLを知っていれば退会者や非会員も直接アクセスできてしまいます
Shopify公式のSubscription APIの仕様により、サブスク商品の購入時に利用できる決済方法はShopifyペイメントとPayPalのみです
会員タグによる表示制御は、顧客の定期契約が会費1件のみの運用を前提としています。会費以外の定期商品も販売する場合の注意点は、デジタルコンテンツの販売方法をご確認ください
上記にない運用をご検討の場合は、やりたいことがノウハウ集で見つからない方へをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。個別カスタマイズのご相談も可能です。