引き当てされる在庫の優先順位を確認してから出荷を開始しましょう。
在庫数が出荷数より少ない場合(在庫数<出荷数)、注文日の古い順>出荷予定の登録が古い順に引き当てを行います。
注文日がある出荷予定とない出荷予定がある場合、注文日のない出荷予定は優先順位が最後になります。
例:同一の注文日で複数の出荷予定が登録されている場合、出荷予定が登録された順番に引当。在庫が不足すると欠品情報に表示されます。
商品に登録している出荷可能日数に基づき、有効期限の古いものから順に引き当てされます。
有効期限のない在庫と有効期限のある在庫が混在している場合、有効期限のある在庫が優先して引き当てされます。
WEB管理画面からのみ、有効期限を指定して出荷を開始することができます。受注より有効期限を登録し、出荷を開始してください。
有効期限管理をするにはどうしたらいいですか?
※有効期限管理機能をご希望の方はチャットよりお問い合わせください。ロジクラスタッフによる設定が必要です。 商品マスタに「出荷可能日数」を、在庫に「有効期限」を登録する事で、有効期限管理が可能になります。 本ガイドでは「出荷可能日数」「有効期限」それぞれの登録方法と、出荷時の「有効期限」確認方法ををご案内いたします。 有効期限管理機能もしくはロット管理機能を利用すると棚卸しの連続スキャン機能はご利用いただけません。アプリ設定>その他設定>連続スキャンをOFFにしてご利用ください。 1.商品登録 商品に「出荷可能日数」を登録できます。 商品に「出荷可能日数」を設定することで、出荷予定から出荷を開始する際に、在庫ごとに存在する「有効期限」に対し在庫引当時に出荷可能日数を判断して出荷指示をすることが可能になります。 ※出荷実績を登録する操作では、出荷済みの実績を登録することを想定していますので、出荷可能日数は考慮されません。有効期限が切れていても出荷が可能になります。 ※出荷可能日数が0日と1日の違いについて、出荷可能日数が1日とは有効期限の猶予が1日以上あることとなります。 例) - 出荷可

ロット番号はランダムで引き当ります。英数字の昇順で引き当てされません。
若いロット番号から優先的に引き当てしたい場合は有効期限を用いて制御してください。
ロット割れ防止に対応していません。出荷数に対して複数のロット番号が引き当て可能となっております。
保管場所、有効期限、ロット管理機能をご利用の方は以下のガイドをご確認ください。
保管場所の引き当て優先順位について
出荷を開始する際の保管場所にある在庫の優先順位について解説

同一の商品が含まれた複数の出荷予定を選択し出荷を開始する際に、各優先順位に基づき引き当てを行いますが、1出荷の出荷予定数が多く引当可能在庫数が不足する場合、同一商品を含む別の出荷予定が優先して引き当てされます。
例:引当可能在庫数が10点だった場合以下の2つの出荷予定を同時に出荷を開始する際の挙動
No.1の注文日が古いので優先されるが、出荷予定数が引当可能在庫数10を上回るため、次に優先されるNo.2の出荷予定が先に引当される。
No. | 注文日 | 出荷予定数 | 挙動 |
1 | 2022年12月1日 | 20 | 欠品情報が表示され「予定」に残る |
2 | 2022年12月5日 | 3 | No.1が欠品するので欠品情報が表示されるが「出荷」に移行する |
出荷を開始する操作はいくつか方法があります。
出荷予定を登録し、すぐに出荷を開始する
出荷予定に対して拠点の登録がある場合のみ、出荷予定登録完了後に出荷を開始することができます。
出荷予定編集画面から出荷を開始する
「アクション」から出荷を開始することができます。
出荷予定一覧から出荷を開始する
複数の出荷情報を選択して一括で出荷を開始することができます。 (件数が多い場合、時間がかかることがあります)
出荷を開始した商品に在庫が足りない場合はエラーになります。
「エラーを確認する」より欠品情報を確認してください。欠品情報はCSVエクスポートすることができます。
※在庫のない商品を含む出荷予定は出荷することができません。
欠品情報に表示される用語解説
出荷予定数:選択した出荷に含まれるトータル出荷数
在庫数:指定した拠点にあるすべての在庫数
引当可能在庫数:= 在庫数 ー 引当済み在庫数 ー 引当不可在庫数
引当済み在庫数:すでに他の出荷にて引当済みの在庫数(作業中にある在庫数)
引当不可在庫数:引当禁止設定された保管場所にある在庫数、有効期限が当日もしくは過去の在庫数
欠品数:= 出荷予定数 ー 引当可能在庫数