Shopify Flow連携について
当アプリのShopify Flow連携について記載しています。
Shopify Flowと連携することで、サンキューページにて配送先住所や電話番号のポップアップ(警告バナー)未確認時に、注文を保留にしたり、タグを付与したり、Slackに通知を飛ばしたりすることができます。
ご利用いただくには、当アプリの設定画面での有効化と、当アプリのトリガーを起点としたFlowの構築が必要になります。
サンキューページバリデーションのアップグレード前後、どちらのバージョンでも利用可能です。
配送先住所や電話番号の誤りがあり、サンキューページにポップアップ(警告バナー)が表示され、かつ購入者のアクション(承認・更新)がない場合、「更新可能時間」を過ぎたらFlowトリガーを実行します。
「更新可能時間」とは下記の設定になります。
Shopify Flowについて、詳しくは下記ドキュメントをご覧ください。
※Flowアプリをインストールされていない場合は、下記リンクからインストールしてください。
利用できるパラメータは下記の通りになります。
変数名 | 形式 | 説明 |
---|---|---|
historyUrl | URL | 対象注文に対する当アプリの履歴ページのURL |
fieldType | 文字列(下記のいずれか)
| 誤りがありかつ未確認の項目 |
isAddressIncorrect | true / false | 住所に誤りがあるか |
isPhoneIncorrect | true / false | 電話番号に誤りがあるか |
設定が完了したら、動作テストを行ってください。
設定画面にてFlowトリガーのテストが可能です。テストしたい注文IDを入力してボタンを押してください。
注文IDは、注文詳細のURLの末尾で確認可能です。
管理画面から作成した注文など、実際に住所誤りが発生していないものでもテスト可能です。
テスト時のパラメータは、必ず住所と電話に誤りがあった状態になります。
fieldType
:address-phone
isAddressIncorrect
: trueisPhoneIncorrect
: true
住所が未確認だった場合に注文を保留にし、タグを付与し、Slack通知する、という例です。(インポート可能なファイルをご用意しております)
当アプリが実行するトリガーです。
条件分岐です。当アプリのトリガーが提供するパラメータ
IsAddressIncorrect
がtrueの場合に次へ進みます。住所、または住所と電話が誤りだった場合のみ続ける、という動作になります。
注文を保留にするために、注文のFulfillment Order 毎に保留にします。(STEP.6)
Fulfillment Order については後述で補足しています
注文にタグを付与します。
Slackに通知します。事前の設定として下記が必要になります。
Slack アプリとしてFlow Bot のインストール(未インストールの場合はここで案内が出ます)
チャンネルにBotを追加
Fulfillment Orderを保留にします。
保留にしたときの理由やメモを設定できます。管理画面の注文詳細の表示に反映されます。
メモ(
Reason Notes
)は、理由がOTHER
の場合のみ反映されます。
下記ファイルをダウンロードし、 Flowアプリの インポート
にて取り込むとストアでご利用いただけます。あくまでサンプルになりますので、運用に合わせて編集してください。
Fulfillment Orderとは、1つの注文内の配送単位です。
ロケーションが異なる複数商品がある場合などに複数作成されます。