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セキュリティソフトウェア・IT資産管理ソフトウェア等の導入に関して

ナイスモバイル2024-10-23

MAXHUB All in One Meeting Board(以下「MAXHUB」と呼びます)は様々な機能を提供するため、内蔵のWindows OSには独自のソフトウェアや設定が複数ございます。

そのため、MAXHUBに弊社製品以外のセキュリティソフトウェア・IT資産管理ソフトウェア等(以下 「各種ソフトウェア」と呼びます)をインストールした場合や、MAXHUBをActive Directoryドメインに参加させた場合は、ワイヤレスドングルを使用して画面共有ができない、MAXHUBのアップデートが中断する等の予期せぬ不具合が起こることがございます。

上述の理由により、MAXHUBに各種ソフトウェアをインストールすることやActive Directoryドメイン参加は推奨しておらず、それが原因となる不具合については保証範囲外となります。

また、弊社サポート窓口では原因の確認を目的とし、各種ソフトウェアの例外・除外設定やアンインストール、Active Directoryドメイン参加の解除、MAXHUBのソフトウェアの再インストール、MAXHUBの初期化等の案内をする場合がございます。予めご了承くださいませ。

MAXHUBに各種ソフトウェアをインストールした場合や、MAXHUBをActive Directoryドメインに参加させた場合には、必ず下記の設定項目の確認を行ってください。

・設定を行った場合でも正常な動作をしない場合がございます。

・各種ソフトウェアの設定方法は弊社サポート窓口では回答できかねます。各種ソフトウェアの販売元やIT管理者にお問い合わせください。

セキュリティソフトの設定で下記のフォルダパスを例外・除外設定していない場合、一部機能が削除されたりアップデート中に警告・アラートが表示されアップデートが中断されたりすることがございます。各種ソフトウェアがアップデートを中断させた場合、MAXHUBの故障に繋がる場合がございます。必ず例外・除外設定を行ってください。

  • MAXHUBの各種アプリケーションの実行ファイルやリソースファイルが格納されているフォルダ 

C:\Program files(x86)\MAXHUB\ 

C:\ProgramData\LightAppRendersResources\

C:\ProgramData\Seewo\

  • MAXHUBのアップデートファイル、アプリのログ・構成が格納されているフォルダ

C:\Users\MAXHUB\AppData\

  • MAXHUB本体の機能に関連したファイルが格納されているフォルダ 

C:\Program Files (x86)\DSS\ 

C:\Program Files (x86)\UDI\

各種ソフトウェアがインストールされている場合やドメイン参加を設定している場合、画面投影の通信が遮断されたり、アプリ が駆除・隔離されたりして、画面投影に失敗することがあります。

必ず下記の通信・アプリ情報を確認し、許可や除外設定を行ってください。

  • MAXHUBの通信・アプリ情報

ローカルポート:7832-7435

リモートポート:指定なし

プロトコル:UDP/TCP

方向:送受信どちらも

フォルダパス(MAXHUBアプリ全体の格納場所):C:¥Program Files (x86)¥MAXHUB¥

  • PC の通信・情報(ワイヤレスドングル USB Type-A接続 or MAXHUB Shareで画面投影する場合はPC側も許可が必要)

ローカルポート:指定なし

リモートポート:7832-7435

プロトコル:UDP/TCP

方向:送受信どちらも

フォルダパス(ワイヤレスドングル用アプリの格納場所):%AppData%¥ScreenShare

フォルダパス(MAXHUB Shareアプリの格納場所) :C:¥Program Files (x86)¥MAXHUB¥MAXHUBShare

ワイヤレスドングルはワイヤレス画面共有を行う際、MAXHUBのホットスポットとIP通信を行います。

MAXHUBのホットスポットはWindows OSでは1つのイーサネットネットワークアダプタとして認識されています。

各種ソフトウェアの不許可端末の検知・遮断やActive Directory等の機能で、このネットワークアダプタが無効化される場合がございます。

その場合、MAXHUBのホットスポット機能は無効化され、ワイヤレス画面共有が失敗します。下記の情報が自動設定されているイーサネットネットワークアダプタは無効化しないよう設定してください。

IPアドレス 192.168.153.254

サブネットマスク 255.255.255.0

各種ソフトウェアにより一部機能が削除され、ワイヤレスドングルを使用して画面共有ができない等のソフトウェアのトラブルが起きた場合、MAXHUBのソフトウェアを手動で再インストールすることで改善する可能性があります。

こちらの資料を参考に、MAXHUBのソフトウェアの再インストールを行ってください。