Teams Roomsデバイスで会議に参加し、会議を録画したりトランスクリプトで文字起こしを行ったりする場合、デフォルトでは会議室内の話者が識別されません。そのため、振り返りや Copilot による AI 要約を利用する際に、誰が発言したかを特定できず内容を把握しにくくなります。
インテリジェント スピーカーを有効にすると、Microsoft Teams の音声認識技術を活用して会議中の話者を自動的に識別できます。(トランスクリプトの精度を最大限に高めるため、参加者は最大 10 人までに制限することが推奨されています。)
設定ができない。話者識別ができない。等のお問い合わせは弊社でサポートできかねますので、Microsoft 公式サポートかMicrosoft 365ライセンスの販売元にお問い合わせください。
Microsoft Teams Rooms Proライセンスを割り当てたリソースアカウントを使用する
Microsoft Teams Rooms 認定のインテリジェントスピーカー対応デバイスを使用する
テナントの音声プロファイルの登録、インテリジェントスピーカーユーザー認識を有効にする(IT管理者作業)
Teams デスクトップクライアントから音声プロファイルの登録を行う(利用者作業)
Microsoft 365管理センターでリソースアカウントにMicrosoft Teams Rooms Pro ライセンスが割り当てられていることを確認します。
インテリジェントスピーカー対応デバイスを本機に接続します。
Teams Rooms 認定システムと周辺機器 - Microsoft Teams | Microsoft Learn
下記のURLを参考に「Microsoft Teams PowerShell モジュール」をIT管理者のPCにインストールします。
PowerShell Microsoft Teamsインストールする - Microsoft Teams | Microsoft Learn
Teams管理者 またはそれより上位のアカウントを使用してPowerShellでMicrosoftTeamsにサインインします。
Connect-MicrosoftTeamsTeams 会議ポリシーの設定を変更します。
Set-CsTeamsMeetingPolicy -Identity PolicyName -roomAttributeUserOverride Attribute -AllowTranscription $true下記のページを参考に個人用のTeams デスクトップクライアントから音声プロファイルの登録を行います。
Microsoft Teamsインテリジェント スピーカーを使用して会議の文字起こしで室内の参加者を識別する - Microsoft サポート
話者識別を行うにはTeams 会議にアカウントを招待する必要があります。会議に招待されていないアカウントは識別されません。