『1way2job』で効率的な営業と追加オーダーの促進をしましょう!
飲食店の繁忙期。あれもやって、これもやって・・・やらなきゃいけない事がたくさんあって、目が回りそうになる日もあると思います。
飲食店の皆様、本当にお疲れ様です!
倒れないよう、水分補給と時には休息をとって、倒れないようにしてくださいね。
さて、日々あれもこれもとやってるマルチタスク。
実はできているようで、実際に効率的になっているか?と考えた時、もしかしたら「あれ?」って思ってしまう瞬間もあるのではないでしょうか。
この記事では、効率よく業務を進めるための「1way2job」について、一緒に考えてみましょう。
1way2job、つまり「1つの仕事で2つの作業をすること」を指します。
例えば、お客様に料理を提供しにお客様のテーブルへ行きます。これは、オーダーを届ける事が目的です。
でも、それだけでキッチンに戻ってしまうのはもったいない!
そんなとき「空いたお皿をおさげしますねー」と言って、お皿を下げたり「追加のお飲み物はいかがですか?」と声をかける事もあるでしょう。
これが、1way2job、「1つの仕事で2つの作業をすること」なのです。
人間の脳はそんなにたくさん記憶ができる訳ではありません。
「エビングハウスの忘却曲線」という人間の記憶のメカニズムを解明した理論があります。
ドイツの心理学者「エビングハウス」の研究結果によると、人間は覚えた事を1時間後には50%ほど忘れ、24時間後には、約70%を忘れてしまうそうです。
AのテーブルとBのテーブルとCのテーブルから、口頭でドリンクオーダーが入った時、すべてを完璧に覚えて提供する「マルチタスク」をすることは、なかなか至難の業で、実際には、そうそう出来るものではありません。
オーダーが漏れてしまったり、忘れてしまうなんて経験をされた方もいるかと思います。
「マルチタスク」は、生産性を約40%低下させるとも言われており、心身的な疲労にもつながり、体調の低下や「たくさん仕事をした」という錯覚により、実はあまり仕事は進んでいなかった、というケースもあるようです。
「1つの仕事で2つの作業をすること」を意識していくとよいでしょう。
料理を出した際に、空いた皿を片付ける
空いた皿を片付ける際に、おすすめの料理やドリンクを提案し、オーダーを促す
バッシングやテーブルの清掃をする際に備品の補充をする
セルフオーダーを導入し、オーダーや会計の業務を減らす事で、接客サービスのクオリティを高め、オーダーのご提案や説明をして、追加オーダーにつなげる
キャッシュレス決済を導入し、簡単な調理や盛り付けをホールスタッフが行えるようにする
このように、料理提供をした際に中間バッシングや追加オーダーを促すなど、1度キッチンから出たら2個以上の仕事してキッチンに戻る、という「1way2job」を取り入れる事で、1つの行動導線にセットで業務をする事で、記憶に頼ることなくスムーズかつ効率的に業務をこなす事が可能になります。
読んでくださっている方のお店では、どんな「1way2job」をされていますか?
日々の業務や行動導線の見直しをしてみたり、スタッフ同士でコミュニケーションをして、自分の店に合った「1way2job」を試してみてくださいね!
favyは飲食店のご繁盛を心から応援しています!