【favyノウハウ】顧客満足度向上:新メニュー開発でアピール
新メニューの開発は飲食店経営において重要な項目です。
「新規顧客数を増やす」「リピート率を上げる」「顧客単価を上げる」などのメリットがあります。ですが上手く作用しないと、新メニューのポイントが伝わらない。顧客のニーズと合っていないなど。せっかく時間をかけて開発・作成した新メニューが日の目を浴びることなく終わってしまいます。今回は新メニュー開発とPR方法のポイントについて解説します。
ニーズを把握する
新しいメニューを開発するときには、お客様のニーズの把握が大切です。リピーター客は新メニューを求めているのか。他店にはどんな人気メニューがあるのか。テレビや雑誌で話題のメニューや食材は何か。などを考慮して新メニューの開発に取り組みましょう。
季節感を活かす
「新メニューが出ました」「〇〇キャンペーンを始めました」だけでは、なかなか話題にはなりません。季節ごとに地域食材を使った新メニューを提案することで、新規顧客の好奇心を擽り、1度訪れたことのあるお客様には、季節毎行ってみたい!と思わせる来店の動機となるでしょう。
利益、作業効率を考える
新メニュー開発のために新しい食材や機材を仕入れると、コストがかかるだけでなく食材の保管スペースが必要になったり、仕込みの時間が増えたりします。新メニューの売り上げと原価率のバランスを考慮する必要があります。また、仕込みや提供まで時間がかかると、他のメニューの提供時間や営業自体に支障が出てしまう恐れもあります。作業効率も考慮に入れて、メニューを開発しましょう。
”ウリ”となる情報を伝える
たとえば、「数量限定」を「1日20食限定」としたり、「たくさん売れています」を「1日平均100食売れています」としたりするなど、数字を入れて具体化することで商品の魅力や説明文の説得力をアップさせることができます。他にも、「〇〇賞を受賞」「〇〇県産の野菜を使用」など、お客様の興味を引くようなウリとなる文言を伝えましょう。
ストーリー仕立てにする
前に述べたように、「新メニューが出ました」だけでは話題性に欠けます。料理に使われる食材の産地や生産者をメニューに記載することで、こだわりを伝え興味を持ってもらうだけでなく、生産者の想いや価値観をストーリーに仕立て具体的に伝えることにより、お客様の共感を引き出し、長期的な信頼関係(リピーター)を築く役割を果たします。
多角的にアピールする
せっかく素敵な新メニューを作れても、お客様に存在を認識されなければ集客は難しいです。お店のホームページやSNS、チラシやのぼりなど、ターゲット層に合わせて積極的に発信しましょう。また、文字だけで伝えるのは限界があります。写真や動画を使用して五感を刺激するような臨場感ある演出を取り入れて新メニューの魅力を伝えることも重要です。