ワークフローやドキュメントを設定しなくても、素早く簡単にALFを活用できる機能です。
複雑な設定や多くの工数を投入せず、ALFチャットボットをすぐに使いたいときに便利です。
このような状況での使用をおすすめします!
チャネルトークのAI機能を導入したばかりで、ALF機能をすぐにテストしてみたいとき
まだFAQや記事の整備がされていないとき
クイックパブリッシュの特徴
ワークフローなしでALFとの会話が可能
ALFを使うためにワークフローを設定する必要なく、顧客がチャットボタンを押すとすぐにALFと会話ができます。
現在のWebページのコンテンツを参照して回答可能
顧客が見ているWebページのコンテンツ(HTML)を自動的に参照してALFが回答します。
登録されたドキュメント(記事、FAQ)がなくても、Webページ内にある情報であればALFが回答できます。
顧客が問い合わせを始めると、挨拶メッセージと一緒にALFと会話できるチャットウィンドウが表示されます。
顧客が問い合わせを入力するとALFが自動的に回答します。
顧客が見ているWebページの中の文章やボタンのような内容と、登録してあるドキュメント(記事、FAQ)を一緒に参照してALFが回答します。
ページコンテンツの参照範囲
顧客がチャットボタンをクリックした時点のWebページコンテンツのみを参照します。
ページ内の画像は参照しません。
クイックパブリッシュ ON/OFF
[AI] - [顧客ALF] - [パブリッシュ] - [クイックパブリッシュ] で、ALFのクイックパブリッシュのON/OFFを選択できます。
クイックパブリッシュは、「新しいチャットを開始するとき」トリガーのワークフローよりも優先順位が高くなります。この機能をONにすると、すでに設定されたワークフローより先にALFの接続画面が表示されます。
最初の挨拶
顧客がチャットボタンをクリックしたときに表示される最初の挨拶文を入力します。入力しない場合は、チャネルトークで設定しているデフォルトの挨拶が自動で表示されます。
[翻訳を追加] を活用すると、顧客の言語に合わせて挨拶文が自動で翻訳されて表示されます。
オペレーター接続を許可
ALFとの会話中に「役に立たなかった」ボタンが押されたり、オペレーター接続を希望された場合、実際にオペレーターに接続するかを選択できます。
ON:顧客にオペレーター接続のボタンが表示される
OFF:オペレーター接続できないとALFが案内する
ページのフィルタリング
特定ページでのみクイックパブリッシュを表示できます。顧客のアクセスページに応じてクイックパブリッシュの表示を設定します。
例)メインページではクイックバブリッシュを表示、決済ページでは非表示
フィルタリング
特定の顧客条件に応じてクイックパブリッシュを適用するかを設定できます。顧客セグメントでもフィルタリングできます。
例)
会員(True/False)
顧客ランク(VIP、一般など)
顧客タグ(購入履歴、会社名など)
言語(デバイスまたはブラウザー言語)
スケジュール
営業時間に応じてクイックパブリッシュを表示できます。
例)営業時間(9:00~18:00)にはオペレーター接続が可能なワークフローを作動させ、営業時間外にはALFのクイックパブリッシュをONにする
クイックパブリッシュ使用時の個人情報保護について
クイックパブリッシュは、顧客が見ているWebページの内容を参照して回答を生成します。この過程で、個人情報がALFの回答に活用されることを防止するために、以下のような保護措置が適用されます。
画面内のテキストベースの個人情報マスキング
Webページに電話番号・メールアドレス・クレジットカード番号などの個人情報が文字形式で含まれている場合、該当情報はシステムが自動的に感知およびマスキング処理をしてALFが認識したり、回答に含めないようにします。
入力ウィンドウ内の個人情報マスキング
顧客が情報を入力する欄(例:ID、パスワード、メールアドレス、電話番号、クレジットカード番号など)に含まれた内容も自動的に個人情報として分類およびマスキング処理し、ALFが認識したり回答に含めないようにします。
上記のような保護措置は、一般的なパターンに基づいて最大限の遮断機能を提供しますが、一部の例外的な状況ではフィルタリングが難しい場合があります。そのため、マイページ・注文履歴・口座情報などの個人情報が含まれる画面では、クイックパブリッシュ機能を使用しないように制限設定することをおすすめします。
[クイックパブリッシュ] - [詳細設定] - [ページのフィルタリング] で、[次を含まない] 設定をすることにより、特定のページでクイックパブリッシュの使用を除外することができます。