ナレッジはALFが参照できるように文書やファイル、Webサイトなどの多様な資料を集めて管理する空間です。
記事とFAQだけでなく、 ExcelファイルやPDFファイル もナレッジに登録でき、ドキュメントに直接作成しなくても必要な情報を簡単に追加できます。
各ナレッジごとにフィルタリング条件を設定でき、ALFが状況に応じてどのような資料を参考にするかを細かく制御することができます。
RAG(検索拡張生成)はRetrieval-Augmented Generationの略称で、AIが回答を作成する前に必要な情報を内部のナレッジから探し、その内容を基盤に回答を生成する技術です。ナレッジが整理されているほどRAGの品質が向上し、具体的で構造化されたナレッジを追加するほど、ALFはより正確で信頼度の高い回答を提供します。
ナレッジセンターはフォルダーとナレッジ項目で構成されます。
フォルダー
目的やテーマ別に複数のフォルダーを作成し、ナレッジ項目をまとめて管理できる単位です。
各フォルダーでは、参照説明を作成したり、フィルタリング条件を設定して、状況ごとに異なるナレッジを参照するように制御できます。
ナレッジ項目
フォルダー内にあるALFが参考にする資料を意味し、記事や Excelなどの様々な形式で登録できます。
各ナレッジ項目は個別に参照するかどうかを設定き、必要に応じて特定の項目だけを活用することもできます。
フォルダーはナレッジタブで作成でき、各フォルダー別にALFが参照するフィルタリング条件と動作するサービスなどを詳細に設定できます。
最上位のフォルダーはALFが常に参考にする基本フォルダーのため、参照説明やフィルタリング条件を設定できません。下位フォルダーからは、参照説明とフィルタリングの条件を設定できます。
❶ [AI] - [設定] - [ナレッジ] の右上にある [フォルダーを作成]
❷ [AI] - [設定] - [ナレッジ] の右上にある [+ナレッジを作成] - [フォルダー] を選択
既に作成したフォルダーの右上にある [+追加] をクリックすると、下位フォルダーも作成できます。フォルダーは最大5段階まで作成できます。
下位フォルダーは、上位フォルダーの設定に従い、上位フォルダーの設定条件と下位フォルダーの設定条件が一致する場合にのみ、下位フォルダーのナレッジが参照されます。
フォルダー設定では以下の項目を設定できます。作成済みフォルダー設定の修正は、各フォルダーの右上にある [もっと見る(⋮)] - [修正] で可能です。
名前:各フォルダーを区分する名前を作成します。
参照説明:このフォルダーのナレッジを参照する必要がある状況を説明します。ALFがどのような状況で活用すべきかを理解する基準になります。
フィルタリング::顧客情報と問い合わせ情報を基にフィルタリング条件を設定できます。フィルタリングの設定により、フィルタリング条件に合う顧客にのみナレッジの内容が参照されます。
動作サービス:特定の連携サービスでのみ動作するようにフィルタリングできます。
チャネルトーク、電話、LINE、Instagram DM、Kakao相談トーク、Naver TalkTalk
[AI] - [設定] - [ナレッジ] の右上にある [+ナレッジの追加] ボタンを押して、新しいナレッジを登録できます。
Googleスプレッドシートなどの様々なナレッジタイプを追加できるように拡張予定です。
ドキュメントタブでスペースを作成すると、自動的にナレッジ センターにも追加されます。
スペース内の記事とFAQは、公開中のものが知識センターに登録され、ALFもこの公開中の内容を参考にして回答を作成します。
記事の作成や修正はドキュメントタブでのみ可能で、ナレッジセンターでは登録されている記事とFAQを読み取り専用として確認することができます。
ALF参照の設定はスペース単位でのみ設定できます。
スペースのALF参照ON:スペース内の公開ステータスの記事とFAQを参照
スペースのALF参照OFF:スペース内の全ての記事とFAQを参照しない
右上の︙で全言語を参照の設定ができます。
全言語を参照設定ON:ドキュメントに翻訳版がなくても、ALFが顧客の問い合わせ言語を自動的に認識して回答します。
全言語を参照設定OFF:ドキュメントに該当する言語で翻訳版がある場合にのみ参照して回答します。
ドキュメント | ナレッジセンター |
記事を直接作成・編集できる文書エディターの役割 | ドキュメントタブで作成された記事の読み取り専用 |
新しい記事の作成、既存記事の修正可能 | スペース単位でフォルダーに追加可能 |
既存のドキュメントはどうなりますか?
ALF v2使用前に作成された記事とFAQはそのままドキュメントに残ります。
既存のスペースにある [公開] ステータスの記事とFAQは、自動的にナレッジに追加されます。
スペース内にある「カテゴリー」はナレッジでは使用されません。
WebサイトのURLを登録すると、運営中のWebサイトのページ情報をALFが自動的にクローリングしてナレッジとして活用できます。自社のホームページ、商品詳細ページ、ご利用ガイド、利用規約など、Webで閲覧可能なURLであれば、そのままALFのナレッジにできます。
[AIメニュー] - [設定] - [ナレッジ] - [ナレッジを追加] で、Webサイトを選択します。
WebサイトのURLと名前 (選択)を入力します。
URLを入力すると、該当URLの下位ページまで自動検索されます。
最大3つのWebサイトURLを登録できます。
URLを入力すると最大3,000個の下位ページを抽出できます。
必要な場合、オプション設定で抽出の範囲を調整します。
ステータスが「完了」になるまで待機します。
ページ数が多いほど、変換に時間がかかる場合があります。
ステータスが「完了」になると、ALFが該当のWebサイトを参照して回答します。
「完了」ステータスのWebサイトをクリックすると、参照中のWebページを確認することができます。もし不要なWebページがある場合は [ALFの参照] をOFFにします。
Webサイト情報は登録時点の内容のみが反映され、変更された内容は自動的に更新されません。内容を変更した場合は、「再インポート」をして新たに反映する必要があります。
ナレッジリストで該当のWebサイトの [もっと見る(⋮)] - [再インポート] を実行します。
再インポートは2時間に1回実行でき、完了までに時間がかかる場合があります。
Webサイトの登録は、以下のような場合に失敗することがあります。
ログインが必要、アクセス制限(セキュリティ認証など)があるページ
ページが多すぎたり(モールサイトなど)、下段に降りていくときに読み込まれる無限スクロール構造
ページ構造が非標準か自動収集が困難な形態(Notionのパブリッシュリンク、divベースリンクなど)
一時的なネットワークまたは収集エラー
問題を確認した後、再度インポートすることをもう一度お試しください。 繰り返し失敗する場合は、ドキュメントやPDFのアップロードなど、別の方法で登録することをおすすめします。
オプション設定を通じて、抽出対象を直接調整することができます。基本設定だけでもWebサイトの情報は正常に収集されますので、自動収集に問題がある場合や、特定のページを除外・追加する必要がある場合にのみ、オプション設定をご利用ください。
追加URL: 自動収集されてないページを直接指定し、追加することができます。
除外URL: ALFが参照すべきではない内部用ページやテストページなどを、除外URLとして指定することができます。
ページ要素の指定: Webページ内においても、ALFが参照する情報と除外する情報をより細かく設定することができます。ページ要素の指定は、Webページの構造(CSS)に対する理解が必要なオプション設定であり、特定の要素が誤って収集されたり、漏れた場合にのみ使用することをおすすめします(→ 詳しくみる)。
類似ページをまとめて追加・除外する
URLの形式が似ているページが複数ある場合、変動する部分にアスタリスク(*)を使用することで、該当するパスのページをまとめて収集または除外することができます。
結果:notice以下のすべてのお知らせ記事を収集または除外
(/notice/1, /notice/2, /notice/new など)
ALFの参照情報を含んだ Excelファイル(.xlsx)をアップロードでき、このファイルが属するフォルダーを選択できます。
アップロードが完了すると、ナレッジセンター内で該当ファイルが読み取り専用のプレビュー形式で作成されます。
ファイル内に複数のシートが含まれている場合、シートごとにそれぞれ内容の確認ができます。
ALFは1回の回答で1つのシートのみを参照します。複数のエクセルファイルや1つのファイル内の複数のシートを参照することは、現在サポートしておりません。
ALFの参照:各Excelファイル別にALFの参照可否をON/OFFで設定できます。
参照説明:ALFがどのような状況でファイルを参照すべきか、参照説明を必ず入力する必要があります。参照説明がないとALFがExcelデータを参照できません。また、ファイル内に複数のシートがある場合は、状況に応じて特定のシートを参照するように説明を具体的に作成してください。
作成例)
商品別の在庫確認をする場合は {商品コード別の在庫数量} シート参照
為替レートの計算が必要な場合は {為替レート情報} シートを参照
Excel作成時の注意事項
ファイルサイズは10MB以下のみ添付できます。
1つのシートには必ず1つの表(テーブル)のみ記載します。
テーブルの最初の行は必ずヘッダー(カラム名)で構成しないと、ALFが正確に認識できません。
テーブルの1番左上(A1部分)から空白がない場合にExcelアップロードが可能です。
Googleスプレッドシートの連携は今後ご提供予定です。
10MB以下のPDFファイルをアップロードできます。
最大100個までアップロードできます。
PDF内の画像、表、レイアウトなどは認識されず、テキストのみALFが参照できます。テキスト以外の画像認識などは、今後アップデート予定です。
ALF参照:各PDFファイル別にALF参照をON/OFF設定できます。
フォルダー
右端にある(⋮)を押して、[移動] [リンクをコピー] [削除] ができます。
ファルダー内にフォルダーとナレッジが含まれていない空のフォルダーのみを削除できます。削除すると復元できません。
ナレッジ
右端にある(⋮)を押して、[移動] [リンクをコピー] [削除] ができます。
ドキュメントを除くナレッジ項目(ExcelやPDFなど)を削除できます。削除すると復元できません。
下位フォルダーの削除
下位フォルダーを削除する際、該当フォルダーにドキュメントがナレッジとして含まれている場合は下位フォルダーはそのまま削除され、その中のドキュメントは自動的に上位フォルダーに移動します。
ALFの参照状態(ON/OFF)に応じてナレッジをフィルタリングできます。他のページを見てから戻ってきても、フィルタリングは継続します。
ナレッジまたはフォルダー名で検索できます。
ページ要素の指定について、詳しく教えてください。
除外するページ要素: ALFに参照させない領域を収集対象から除外します。 広告エリアや内部向け案内など、回答に不要な情報を隠すことができます。
例:
.advertisement-section
クリック動作が必要なページ要素: タブ、ドロップダウン、アコーディオンのようにクリックして展開するUIは、自動では収集されない場合があります。この場合、該当する要素をCSSセレクターで指定すると、自動的にクリックして展開した状態で情報を取得します。
例:
.accordion.tab-content
ローディング待機要素: Webページ内の一部の読み込みが遅く、内容が漏れてしまう場合、該当する要素をCSSセレクターで指定すると、その要素が画面に表示されるのを待ってからWebページの情報を取得します。
例:
.lazy-element#main-hero-image
CSS セレクターの作成方法
ページ要素の指定は、Webページの構造により設定方法が異なる場合があるため、適用後は実際の収集結果を必ず確認することを推奨します。
入力値は有効なCSSセレクターである必要があり、
document.querySelector()関数で認識可能な形式のみご利用いただけます。複数のクラスをスペースなしでつなげて記述すると、AND条件として動作します。
例:
.spreadPanel.header.titleはspreadPanelheadertitleの3つのクラスすべてを持つ要素を選択します。
CSSセレクターをカンマ(,)で区切ると、OR条件を指定できます。
例:
.title,.descriptionはtitleまたはdescriptionのクラスを持つ要素を選択します。