モジュール型ワークフロー
モジュール型ワークフローはトリガーなしに作成するワークフローで、ワークフローに組み込んだり、顧客対応中に手動で呼び出すことができます。
モジュールは、まるでレゴブロックのように好きなところに貼り付けることができる、ワークフローの構成要素です。繰り返し対応する必要がある内容をモジュール型ワークフローとして予め作っておき、複数のワークフローで再利用することができます。
モジュールを1つ修正すると、このモジュールを使用する全てのワークフローが自動的にアップデートされ、作業時間を短縮し、効率的に管理することができます。問い合わせ中にモジュールを呼び出して、複雑なガイダンスプロセスを簡素化できます。
活用事例
営業時間/営業時間外のワークフローを分離して運営中の場合、「キャンセル/交換リクエスト」のような重複する内容をモジュール化してみてください。交換ポリシーが変更されると、一度の修正で接続されている全てのワークフローに自動的に反映されるので、管理がはるかに便利です。
問い合わせ終了後に満足度調査をしたい場合は、モジュール型ワークフローを作成して「自動問い合わせ終了」のワークフローに接続して使ってみてください。または、問い合わせ終了時にスタッフが直接モジュール型ワークフローを送信することができます。
新しいモジュール型ワークフローを直接作成したり、既存のワークフローの内容の一部をモジュール型ワークフローに変換することができます。
[+ワークフローを作成] - [新規作成] - [モジュール型ワークフロー] のトリガーを選択します。
[トリガー設定] - [チャットで使用する] をONにすると問い合わせ中にスタッフがワークフローを直接呼び出せます。
他のトリガーとは違い、[スケジュールと運営] 設定は表示されません。
希望するステップ内容を構成してください。(→アクションについて確認する)
既存のワークフローの一部のステップを簡単にモジュール型に変換して活用できます。
モジュールに変換するステップを選択
修正画面でドラッグ&ドロップをするか、左下のステップ一覧でShiftボタンを押しながら複数のステップを一括で選択します。
[もっと見る(⋮)ボタン] - [ステップをモジュール型に変換] をクリックします。
PREVIEW. 開始ステップを含む場合はモジュールに変換できません。
変換の詳細設定
開始点の選択
選択した複数のステップのシナリオのうち、1番初めのステップになるステップを選択します。選択したステップがモジュール型ワークフローの開始点になり、該当ステップの下に残りのステップが表示されます。
新しいステップでモジュール化
ONのとき:既存のステップはそのまま維持され、新しいステップを追加してモジュール型接続のアクションを修正します。既存ステップは削除されず、モジュール化のテスト後に適用したい場合にONにします。
OFFのとき:選択した既存ステップは削除され、モジュール型ワークフローで一気に代替します。削除したステップは復元できません。
モジュール型ワークフローの実行(新しい設定画面で実行)
実行されたモジュール型ワークフローのみ、既存のワークフローと接続できます。ポップアップの案内に沿い、新しい設定画面に移動してエラーがないかを確認後に実行してください。
モジュール変換の過程で選択肢ボタンまたは分岐の既存接続ステップが削除された場合にエラーが発生します。接続線を削除したり、他のステップに接続してエラーが発生しているステップを修正してください。
修正後に実行をクリックします。
既存のワークフローに戻ってモジュールを接続
上記の作業が完了すると、既存のワークフローに「モジュール型変換ステップ」という名前のステップが表示され、モジュール変換が完了します。
モジュール型ワークフローと既存ステップが接続されているように修正してから実行します。
ワークフローの修正画面で [+アクションを追加] ボタンをクリックし、[モジュール型ワークフローに接続] を選択します。
一覧で希望するワークフローを探して、選択します。
モジュール型ワークフローが"作動中"ステータスであると呼び出して使うことができます。一覧に表示されていない場合は、実行されていることを確認してください。
注意事項
特定のワークフローでモジュール型ワークフローを適用する場合、2つのワークフローで設定された連携アプリが同一である必要があります。
例)適用するワークフローの連携アプリがチャネルトーク・LINEで設定されている場合→モジュール型ワークフローの連携アプリのチャネルトークまたはL LINEを設定する必要があります。
問い合わせ中に似たような質問が入ってきた際、マクロの代わりにモジュール型ワークフローを直接呼び出すことができます。
メッセージの入力ウィンドウでびっくりマーク(!)を入力し、モジュールアイコンをクリックして呼び出すモジュールを選択します。
マクロを使うよりもより複雑な問い合わせを解決できます。(→マクロを確認する)
活用事例
問い合わせ内容のタイプを切り替えるときに、自動回答して担当チームを変更する
例)配送先住所の変更について問い合わせが来たとき、変更する住所を確認する入力フォームを顧客に送信するとともに、担当チームの変更とメモを伝達できます。
モジュール型ワークフローの課金基準が気になります。
モジュール型ワークフローは以下の場合に利用量がカウントされます。
他のワークフローのアクションを通じて呼び出された場合はカウントされません。
問い合わせ対応で直接呼び出すと課金対象としてカウントされます。
モジュール型ワークフローで他のモジュール型を接続できますか?
モジュール型ワークフローでは、他のモジュール型ワークフローを呼び出すことはできません。