入力フォーム
入力フォーム(Form)を活用してウェブサイトで簡単に潜在顧客を獲得し、取得した顧客情報を顧客連絡先として保存して統合管理することができます。
入力フォームは、顧客の問い合わせ対応をするために使用してください。その他の目的で使用したい場合は別途顧客に使用目的を明示して同意を得る必要があります。
また、入力フォームは顧客が情報を入力後、入力ウィンドウからメッセージをしないと受信トレイに流入せずに通知が届きません。顧客が入力フォームに入力した時に通知を受けたい場合は、別途設定が必要です。
チャット対応中、マクロ、ワークフローで入力フォームを設定すると顧客に送信できます。
ワークフローで入力フォームを送信
ワークフローで入力フォームを追加する場合は、[ワークフロー] - [該当ワークフロー] - [修正] をクリック
新しいワークフローを作成する場合は、[+ワークフローを作成] をクリック
入力フォームを追加したいステップで、[入力フォーム] をクリックして追加します。
1つのメッセージ(吹き出し)には、最大4つの質問を入力できます。
フォームタイトル:顧客に表示される質問内容を作成します。
必須入力:回答が必須かどうかを選択します。ONに設定する場合、質問に対する回答を入力することで次のステップに進むことができます。
回答を収集して顧客プロフィール情報として保存すると、連絡先管理で確認できるようになります。
リストから質問に対する回答内容に適した顧客プロフィール情報(データキー)を選択してください。 (→顧客プロフィールを確認する)
例)顧客の "肌タイプ" を収集した場合は、"肌タイプ" という顧客プロフィール情報を作成し、連携してください。
顧客プロフィールへの保存を希望しない場合は [保存しない] を選択し、次のステップに進んでください。ただし保存しない場合、今後顧客プロフィールで回答内容を確認することはできません。
リストの中から回答形式に応じてデータタイプを選択してください。
選択したデータタイプによって、設定可能な質問形式が異なります。
データタイプ | 設置可能な質問形式 |
---|---|
Boolean (はい/いいえ) | ラジオボタン |
String (文字列) | 入力フォーム、ラジオボタン、ドロップダウン |
Number (数字形式) | 入力フォーム、ラジオボタン、ドロップダウン |
Date(日付) | カレンダー、ラジオボタン、ドロップダウン |
DateTime (日付/時間) | 日時と時間、ラジオボタン、ドロップダウン |
List (文章形式、複数選択可能) | 複数選択チェックボックス、複数選択ドロップダウン |
顧客プロフィール情報を連携する場合、データキーとタイプを一致させて保存してください。
一致しない場合、顧客が情報を入力しても連絡先管理に反映されません。
データキーとタイプは、[チャネルの設定] - [基本設定] - [顧客プロフィール情報] で確認できます。
質問タイプに適した形式を選択してください。
チェックボックス:最大5項目まで設定可能
ラジオボタン:最大5項目を設定可能
ドロップダウン:単一/複数選択のどちらも最大12項目まで選択可能
質問形式まで設定し保存をクリックすると、入力フォームの作成が完了します。
顧客が入力フォームで情報を入力する際、提出した顧客情報を社内チャットで共有して通知を受けることができます。
通知を確認後、接客チャットリンクをクリックして顧客とのチャットを開始してください!
通知を受ける社内チャット内のグループチャットを作成する
方法:[社内チャット] - [公開グループ] - [+ボタン] - [新しいグループを作成]
ワークフローの [アクション] で設定する
方法:[ワークフロー] - [入力フォームが含まれるステップ] - [アクション] - [社内チャットに送信]
通知を集めて確認する公開グループを選択後、通知と一緒に伝えるメッセージがある場合は合わせて作成します。
顧客が入力フォームに情報を入力し、[保存] ボタンをクリックすると通知が届きます。
顧客にフォームを送信後、入力された情報をまとめてダウンロードすることができます。フォームのダウンロードは実行されたワークフローでダウンロードできます。
Workflow Form Submit dataシート
データの値 | 説明 |
---|---|
WorkflowId | ワークフローの固有ID |
RevisionId | ワークフローを修正した後、再度実行する度に付けられるID |
SectionId | ワークフローの各ステップの順番 |
UserId | 顧客の固有ID |
SubmittedAt | ワークフロー入力フォームの保存時間 |
InputBindingKey | 顧客プロフィールに保存されるデータの値 |
InputLabel | ワークフローフォームの質問 |
InputValue | ワークフローフォームの回答 |
入力フォームを必須入力で設定して情報を取得したのに、保存されません。
顧客プロフィールと連携させたい場合は、データキーとデータタイプが一致した状態で保存したかどうかを確認してください。一致していない場合は、顧客が情報を入力しても顧客データに反映されません。
回答形式を複数選択できるように設定した場合は、顧客データにすべて反映されますか?
入力フォームを設定する際、(1)該当の情報を必須入力にし、(2)顧客情報のデータキーとデータ対応が一致する場合、複数選択された値がすべて顧客データに反映・保存されます。
収集した情報はどこで確認することができますか?また、どのように活用することができますか?
入力フォームで情報を収集する際は、顧客データに保存するかしないかを選択することができます。顧客プロフィールに保存するように設定した場合、入力フォームで獲得した様々な顧客情報は、チャネルトークの連絡先管理で確認することができます。
入力フォームに回答する人達を、別途タグで区分することはできますか?
既存と同じように、ワークフローのステップ別に [アクション] で [顧客タグ] を追加することができます。この時チャットが始まっていない状態でも、特定のステップで入力フォームに情報を入力して送信ボタンを押すとアクションが作動し、顧客タグが自動で付きます。このように設定すると、どのようなワークフローを通して獲得したリードなのかを区別することができます。
顧客が送信ボタンを押さずに離脱した場合でも、以前の入力フォームに入力された情報は入ってきますか?
[保存] ボタンが押されないと、顧客データに情報は入ってきません。また顧客が保存ボタンを押さずにチャネルトークのチャット画面から離脱した後、再度チャット画面に戻ってきた場合、入力した情報はすべて初期化されます。送信ボタンが押されないとメッセージの入力欄や選択肢ボタンが表示されず、該当のチャットルームでは何のアクションも作動させることができません。
連絡可能な時間を複数選択する or 時間別に選択することは難しいですか?
複数選択はlistタイプでのみ可能になっております。dateタイプである時間帯の選択は、複数することができません。
顧客にあまりにも多くの質問をしてしまうと、個人情報に関する問題が発生したりしませんか?
チャネルトークは、顧客の会社と委託事業の関係であり、 委託事業者に当たります。
入力フォームを通して顧客の情報を収集しても、実際にその情報を活用するのは [顧客の会社] のため、チャネルトークのUIでは、顧客情報の使用に関する利用規約が表示されていません。また、個人情報の収集や活用に関する内容をサイトに会員登録する際の利用規約、またはサイト上で公開している利用規約で表示させている場合は、該当の利用規約内でチャネルトーク関連の項目を追加していただくことをおすすめします。
さらに入力フォーム機能で、情報の使用に関する案内文と同意の有無を問うチェックボックスを送信し、直接同意を得る方法もおすすめです。委託契約が必要な場合は、電子署名を通して契約を交わすこともできます。