RAG
AIエージェントALFがドキュメントまたはFAQのデータを参照し、顧客対応時に活用する機能です。
RAG(検索拡張生成)はRetrieval-Augmented Generationの略称で、AIが特定のデータベースで関連情報を検索して回答する技術です。 これにより、AIがより豊富で精巧な回答を提供することができます。
現在はALFがチャネルトークのコンテンツ管理機能「ドキュメント」を基に回答を生成することができます。今後PDF、接客チャットなどの様々なデータベースを基盤に回答を生成できるようにサポートする予定です。(→ドキュメントのガイドを確認する)
ALFがドキュメントとFAQを参照して回答します。
ALFが回答する際、ドキュメントとFAQに基づいて回答を作成し、顧客対応をすることができます。またドキュメントのスペース別にALFを使用するかどうかをON/OFFして、顧客にどのような内容を案内するかをコントロールできます。記事の内容だけアップデートすればリアルタイムで反映されるため、より正確で信頼性の高い情報を提供することができます。
顧客はALFの回答の出典元を確認し、引用された記事をすぐに閲覧できます。
ALFがFAQに基づいて回答する際は、回答の出典としてマッチングしたFAQの "メインの質問" が表示されます。ALFがドキュメントに基づいて回答する際は、"出典" とともに "記事のリンク" まで案内します。顧客は引用された部分だけでなく、記事全文を閲覧することができ、記事を通じて直接不明点を解消することができます。
スタッフはALFが回答時に引用された記事を確認して、すぐに修正できます。
ALFの回答に引用された記事の中からアップデートが必要な内容が見つかった場合は、面倒なドキュメントのメニューに移動することなく、接客チャットの画面内でもリアルタイムで修正し、情報を最新化することができます。
RAGはドキュメントに登録された記事の内容、またはFAQに登録した質問と回答に基づいてALFが回答する機能であるため、事前に記事とFAQのいずれか1つでも登録する必要があります。
ALFを有効にする
ワークフローのアクションで "AIエージェント(ALF)で対応" を設定します。
記事別にALFの利用設定をする
ドキュメント
[ドキュメント] - [スペース設定] - [一般] - [ALFの参照]
記事が公開ステータスになっている場合にALFが該当の記事を参照して回答します。
ウェブサイトに公開がONの場合、ALFが記事を参照して回答する際、顧客に出典と記事のリンクの両方が表示されます。(→スペース設定を確認する)
FAQ
[チャネル設定] - [問い合わせ] - [FAQ] - [ALFを利用]
ALFを利用がONになっているとALFが該当のFAQを参照して回答します。
回答設定
ドキュメント:[チャネル設定] - [AIエージェント(ALF)] で "ドキュメントから回答" をON
FAQ:[チャネル設定] - [AIエージェント(ALF)] で "FAQから回答" をON
ALFがドキュメントを参照して回答した際に、該当記事のリンクを見えないようにできますか?
ALFが回答のために参照した記事のリンクを顧客に提供せず、回答のみを表示するには以下のように設定してください。
ドキュメントのスペース設定にて
ウェブサイトへの公開 OFF
ALFの参照 ON
記事の公開ステータス ON