レシートプリンター印刷エラー「The port name is illegal or couldn`t be connected to the device」または「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません」または「the information is not described in XML」の対応方法

本ガイドでは、レシートプリンター印刷時やキャッシュドロアー開く際などに表示されるエラー「The port name is illegal or couldn`t be connected to the device」または「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません」または「the information is not described in XML」の対応方法について解説します。

Yuko Kohia2025-04-15

レシートプリンター印刷時やキャッシュドロアー開く際などに表示されるエラーが表示された場合の対応方法を記載しますのでご参照ください.

対象機器:TM-m30、TM-m30Ⅱ、TM-m30Ⅲ-H

▼エラー内容:

・The port name is illegal or couldn`t be connected to the device

▼エラー内容:

・オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません

・the information is not described in XML

▼エラー内容:

・the information is not described in XML

電源ランプが青色に点灯しているかどうか確認します。

電源ランプが点灯していない(OFF)の場合は、電源ランプがのLEDが点灯するまで、電源ボタンを長押しします。

連携機器が正常に動作しない場合は、まず以下をご確認ください。

  • 各ケーブルが正しく奥までしっかり接続されているかをご確認ください。

  • 接続方式によって必要なケーブルが異なります。

有線接続の場合 PCとレシートプリンターをつなぐケーブルが必要です。

常にPCとプリンターを指定のUSBケーブルで接続してください。

USBポートを変更すると動作しなくなる可能性がありますので、差し込み口にもご注意ください。

Bluetooth接続の場合 接続ケーブルは不要です。PCと機器がBluetoothで接続されているかご確認ください。

  • 電源ケーブルは延長コードやたこ足配線を使用せず、直接コンセントへ接続してください。

  • 延長コード・たこ足配線を使用すると、電力不足により正常に動作しない場合があります。

  • 接続し直した後は、必ずレシートプリンターを再起動後、PCの再起動の順に行います。

  • 再起動後にReCOREコネクターより以下テスト操作をお試しのうえ動作を確認します。

  • 【レシートプリンター】の【テスト印刷】

  • 【キャッシュドロアー】の【テスト開け】

  • 【カスタマーディスプレイ】の【テスト表示】

次の方法で設定に誤りがないかどうか確認のうえ、必要に応じて設定を変更します。

➊PCのエクスプローラーを開き、以下のフォルダを順に開きます: 【PC】>【HDD(C:)】または【OS(C:)】>Program FilesepsonOPOS for .NETSetupPOS※PCの環境によって表示名が異なる場合があります。

❷フォルダ内の「Epson.opos.tm.setpos.exe」を右クリックし、【管理者として実行】を選択します。

➌「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示された場合は、【はい】をクリックします。

➊『PosPrinter』を選択して【変更】ボタンをクリック

レシートプリンター機器の型番「TM-m30」、「TM-m30Ⅱ」、「TM-m30Ⅲ」いずれの場合でも、【共通】タブのデバイス名は『TM-m30』を選択します

異なる指定の場合には『TM-m30」を選択し直します。

❷【ポート】タブの設定を確認し、それぞれに適した指定になっているかどうか確認します。

  • ポートの種類:USB

  • 接続するポート:『TMPORT001[TM-m30]PosPrinter』など

複数のポートを選択できる場合もあります。

後ほどテスト印刷操作にて同様のエラーが表示され正しく動作できない場合

他ポートに変更して保存のうえ、改めてテスト操作をお試しください。

  • ポートの種類:Bluetooth

  • ポート名:『COM〇

ポート名は、STEP4:【Bluetooth接続の場合:必須】機器とPCのペアリングにおいてTMBluetoothconnectorより確認したポートを入力します。

分からなくなってしまった場合は、再度、TMBluetoothコネクターを起動して確認のうえ設定します。

➊『CashDrawer』をクリック後、【ポート】タブをクリックします。

➁のレシートプリンター設定と同じものを指定します。

レシートプリンターと異なる設定の場合は、変更します。

❷【デバイス設定】タブをクリックします。

  • 接続プリンタ:Tm-m30

レシートプリンター機器の型番「TM-m30」、「TM-m30Ⅱ」、「TM-m30Ⅲ」いずれの場合でも、【デバイス設定】タブの接続プリンタは『TM-m30』を選択します

異なる指定の場合には『TM-m30」を選択し直します。

『LineDiplay』をクリック後、【共有】タブを確認します。

  • デバイス名:DM-D30

❷【ポート】タブをクリックします。

➁のレシートプリンター設定と同じものを指定します。

レシートプリンターと異なる設定の場合は、変更します。

➌【デバイス設定】タブをクリックします。

  • 接続方式:『TM USB接続』

  • 接続プリンタ名:Tm-m30

  • マルチバイト文字のサポート:『日本語』

レシートプリンター機器の型番「TM-m30」、「TM-m30Ⅱ」、「TM-m30Ⅲ」いずれの場合でも、【デバイス設定】タブの接続プリンタ名は『TM-m30』を選択します

異なる指定の場合には『TM-m30」を選択し直します。

改めて各設定内容を確認のうえ、【保存】ボタンをクリック

必ず【保存】クリックします。

【保存】クリックしていない場合は設定が消えてしまいます。

ReCOREコネクターを再起動後、以下テスト操作をお試しのうえ動作を確認します。

  • 【レシートプリンター】の【テスト印刷】

  • 【キャッシュドロアー】の【テスト開け】

  • 【カスタマーディスプレイ】の【テスト表示】

Bluetooth接続の場合、「Epson.opos.tm.setpos.exe」にて設定するポート名に誤りがある場合、表題のエラーが表示されます。

➊PCの検索バーより『TMBluetooth Connector』をアプリで検索後に起動します。

❷【デバイス検索】をクリックして接続ポート名の確認ができます。

➌検索結果に接続したいレシートプリンター名『TM-m30』の表示を確認のうえ、『ポート』の項目に表示されている『COM〇』を確認します。

原因2:「Epson.opos.tm.setpos.exe」設定の誤り」を参考のうえ、の方法で設定に誤りがないかどうか確認のうえ、必要に応じて設定を変更します。

確認したポート名を原因2:OPOS設定の誤りと対処方法」を参照のうえOPOS設定のEpson.opos.tm.setpos.exeを開き、レシートプリンター、キャッシュドロアー、カスタマーディスプレイの接続ポート名に➌の『COM〇』をのポート名に入力後、設定を保存して再度テスト印刷をお試しください。

PCの【設定】から【アプリ】において【インストールされているアプリ】をクリックし、『Tm-m30』と入力して検索します。

検索結果が、以下のようなファイル名である場合は、誤ったドライバーがインストールされています。

『EPSON Advanced Printer Driver 〇 for Tm-m30Ⅱ

『EPSON Advanced Printer Driver 〇 for Tm-m30Ⅲ

以下の画像のようにインストールされたドライバーが正しいものであれば問題ありません。

誤ってインストールされているアプリ名の【…】をクリックして【アンインストール】をします。アンインストールの確認メッセージには【はい】をクリックして進めます。

レシートプリンターの型番が TM-m30 / TM-m30Ⅱ / TM-m30Ⅲ のいずれであっても、インストールするドライバーは「TM-m30用プリンタードライバー」を選択してください。

⚠ご注意ください

以下のような異なるシリーズ専用のドライバーをインストールした場合、印刷が正常に行えません。

  • TM-m30Ⅱシリーズ用プリンタードライバー

  • TM-m30Ⅲシリーズ用プリンタードライバー

必ず「TM-m30用」のドライバーをご使用ください。

【EPSON Advanced Printer Driver】

EPSON Advanced Printer Driver|開発支援情報|エプソンパートナーズネット|エプソン

TMプリンターのプリンタードライバー「EPSON Advanced Printer Driver」についてご紹介しています。

EPSON

EPSON

EPSON Advanced Printer Driver|開発支援情報|エプソンパートナーズネット|エプソン

インストールの詳細手順については、以下ガイドのStep3:【必須】ドライバーのダウンロードとインストール」を参照ください。

レシートプリンター・カスタマーディスプレイ・キャッシュドロアーの設定

本ガイドではレシートプリンター・カスタマーディスプレイ・キャッシュドロアの設定方法について解説します。

エプソン

エプソン

レシートプリンター・カスタマーディスプレイ・キャッシュドロアーの設定

設定の関連ヘルプガイドの一覧です。ご参考ください。

No

事象

ヘルプガイド

1

機器全般セットアップについて

周辺機器セットアップマニュアル

2

レシートプリンターの設定

レシートプリンター・カスタマーディスプレイ・キャッシュドロアーの設定

3

レシート操作

レシートを再発行したい

4

カスタマーディスプレイの表示

カスタマーディスプレイに表示される金額の表示について

5

エラー

レシートプリンター ・キャッシュドロアー・カスタマーディスプレイのトラブルシューティング

解説は以上です。

お手数ではございますが、ReCOREのチャットよりお問合せください。

お問合せの際は、以下をご確認のうえお問合せをお願いします。

・機器名:例)レシートプリンターTM-m30/TM-m30ⅢーH

・機器の接続状況:有線接続 or Bluetooth接続

・各機器への操作や設定状況:〇〇ガイドで対応した〇〇を行っても解消されない

・エラー内容:例)表示されたエラーメッセージ内容や画像

なお、複数のPCへ設定を行う場合は、各PCにおける上記状況をお知らせください。

状況により機器メーカー:EPSONへお問い合わせ をご案内する場合があります。ご了承ください。

ご不明な点がございましたら、弊社サポート窓口までお問い合わせください。