ReCOREコネクターのインストールができない場合の対応方法

本ガイドでは、ReCOREコネクターのインストールができない場合の対応方法について解説します。

Yuko Kohia2025-04-15

ファイルをダウンロード後、アプリをインストール実行する際にエラーになったりブロックされることによりインストールできない場合があります。

エラー内容により原因が異なります。

それぞれ表示されたエラーや状況に合わせて対応を行ってください。

次のような事象と原因の可能性があります。

【1】インストール実行中に画像のようなエラーが表示された場合

【2】実行ファイルのプロパティより許可をする

【3】Windowsセキュリティの設定でブロックされているものがないか

【4】アカウント権限の確認

【5】その他の対処方法について

詳細は、以下の各項より確認のうえ対応を行ってください。

原因:古いバージョンのReCOREコネクターに関する一部のファイルがPCに保存されていることにより、インストールができない状況です。

上記メッセージの【詳細(D)】をクリックすると以下のように表示されます。

・Recore connector

・bPAC3CCISetup_64 ( b-pac3 client component (64bit) )

・PosForDotNet ( microsoft pos for .net )

保存されている場所は各PC毎に異なります。

この際に、ラベルプリンターやレシートプリンターの機種別ドライバが入ったフォルダまで削除しないようご注意ください。

➊Windowsメニューより【設定】をクリック

❷【アプリ】>【インストールされているアプリ】よりそれぞれを入力検索し、表示されたアプリ名の右【…】をクリックして、各アプリを『アンインストール』します。

以下の画像では『Epson』と表示されておりますが、以下の3点をそれぞれ検索窓に入力して表示されたアプリケーションで該当するものに対してアンインストールを行います。

・Recore connector ・bPAC3CCISetup_64 ( b-pac3 client component (64bit) ) ・PosForDotNet ( microsoft pos for .net )

以下のURLをクリックして最新のReCOREコネクターをダウンロード後、インストールを行います。無事解消すれば、ReCOREコネクターが起動されます。

http://recore-connector.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/

設定によっては途中エラーが出ます。

再読込みによりベースドライバ及びReCOREコネクターがインストールされます。

原因:ReCOREコネクターの実行ファイルの実行がPC内で許可されていない

Windowsセキュリティの設定でブロックされているとアプリインストールが失敗する場合があります。

※お客さまにてご利用のセキュリティソフトによってはReCOREコネクターが正しく動作できない可能性もございます。

動作できない場合は、ご利用のセキュリティソフトのホワイトリストにReCOREコネクターを追加いただき、動作されるかお試しください。

なお、ホワイトリストへの追加方法はセキュリティソフトによって異なりますので、セキュリティソフトのサポートへお問合せください。

※下記はWindowsの設定例です。ご利用中のPC環境をよくお確かめになり、慎重にご操作ください。また、設定詳細はMicrosoftのWebサイト等でご確認いただくことを推奨いたします。

①Windowsの【設定】ボタンから【更新とセキュリティ】をクリックします。

②【Windowsセキュリティ】の設定より【アプリとブラウザーの制御】をクリックします。

③【アプリとブラウザコントロール】より【評価ベースの保護設定】をクリックします。

【評価ベースの保護】より【アプリとファイルの確認】や【望ましくない可能性のアプリのブロック】の設定において、社内で共有確認のうえ、可能であればどちらも設定を『オフ』へ変更します。

なお、インストールを実施後に設定をもとに戻します。

④【Windowsセキュリティ】の設定より【ウィルスと脅威の防止】から【ランサムウェアの防止】をクリックします。

【コントロールされたフォルダーアクセス】の設定において、社内で共有確認のうえ、可能であれば設定を『オフ』へ変更します。

なお、インストールを実施後に設定をもとに戻します。

現在PC操作中であるアカウントが『管理者』であるかどうか確認します。

『管理者』でない場合

社内でご確認のうえ、別途『管理者』アカウントより操作していただく。もしくは、アカウント権限の変更を行います。

①Windowsの【設定】より【アカウント】をクリックします。

②【ユーザーの情報】から『管理者』でご利用可能な状態であるか確認します。

社内のシステム管理責任者の方とご相談のうえ、ご利用中のアカウント情報を設定することが可能であれば、【家族とその他のユーザー】より変更したいアカウントの権限において【アカウントの種類を変更】をクリックし、『管理者』を選択して【OK】をクリックします。

何らかの理由により正しくインストーラーが機能しておらずインストールができない場合もございます。

改めて最新版をダウンロードのうえ、インストールをし直していただきますようお願いいたします。

既存の実行中プログラムが競合している、メモリーを多く占有していることで、インストールが進められないケースも考えられます。

インストールの際には必要最低限のプログラムのみ実行し、不要なものは終了していただきますようお願いいたします。

TEMPフォルダとは、プログラムの利用時に生成される一時ファイルが保存されるフォルダです。

TEMPファイルにファイルが蓄積していくことでインストールの不具合を含めたさまざまな悪影響を及ぼすケースもございます。

TEMPフォルダを空にする、中身を整理することで状況が改善する可能性もございますのご対応をお願いいたします。

①キーボードで 【Windowsキー】 を押しながら【R】キー を押し、【ファイル名を指定して実行】画面を開きます。

②『%TEMP%』と入力のうえ【OK 】 をクリックします。

③Temp ファイルが保存されているフォルダーが開きます。

【Ctrl】キーを押しながら【A 】キーを押します。次に【Del(Delete)】 キー を押し、Temp ファイルを削除します。

Windowsの詳細な設定方法やお客様のPCにインストール済であるアプリ・ソフトウェアに関する詳細なご対応につきましては、各種アプリのメーカーへお問合せいただきますようお願いいたします。

設定の関連ヘルプガイドの一覧です。ご参考ください。

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事象

ヘルプガイド

1

機器全般セットアップについて

周辺機器セットアップマニュアル

ReCOREコネクタートラブルシューティング

ReCOREコネクター トラブルシューティング

解説は以上です。

お手数ではございますが、ReCOREのチャットよりお問い合わせください。

お問い合わせの際は、以下をご確認のうえお問い合わせください。

・操作や対応状況

 例)ReCOREコネクターがインストールできない

・エラー内容

 例)ReCOREコネクターのインストーラーをクリックするとエラー〇〇が表示される

ReCOREに関するご不明点ございましたら、ヘルプチャットもご利用くださいませ。