各店舗より管轄の税務署へ手続き申請を行うことで、ReCOREの【店頭販売】のメニューより免税販売の操作が可能となります。
また、免税販売の確定・返品確定それぞれは処理確定後に、国税庁へ電子データが自動で送信されます。
免税販売機能をご利用のお客様は、各店舗様ごとで税務署への届け出が必要となります。
その際に、弊社が保有している【承認送信事業者番号】を記載する必要がございますので、ご入用の際は、以下をご利用ください。
各項目 | 詳細 |
---|---|
承認送信事業者の識別符号 | 6 1200 0120 1661 0140 0001 |
承認事業者の名称 | 株式会社NOVASTO |
申請書をダウンロードし、記載例を参考のうえ必要事項を記入します。
<申請書> 国税庁「輸出物品販売場における購入記録情報の提供方法等の届出書」
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shohi/annai/pdf/3108_41_01.pdf
<記載例> https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shohi/annai/pdf/3108_41_05.pdf
直轄の税務署にて申請後、識別符号が通知されます。
こちらをReCOREの設定画面(店舗別設定)よりご入力いただくことで、電子化手続が可能となります。
※【承認事業者の識別符号】ご入用の方は、お手数ですが、弊社が保有する【承認送信事業者番号】を弊社までお問い合わせください。
※【承認事業者の名称】には、「株式会社NOVASTO」を記入します。
記入された書類を、所轄の税務署(納税される税務署)に提出します。
※輸出物品販売場の識別符号は、販売店ごとに取得が必要です。
※記入方法や申請のご不明な点については、所轄の税務署へお問合せください。
後日、税務署からの通知を確認します。 届出書の記載内容に不備がなければ、所轄の税務署から『輸出物品販売場の識別符号』が通知されます。
上記のお手続き申請から識別符号の通知までは一定の期間を要します。
詳細は、所轄の税務署へご確認ください。
【設定】メニューの【店舗別設定】にある【免税設定】に、購入記録票へ必要な情報を設定します。
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | 販売場識別符号 | 事前に所轄の税務署へ申請後に通知のあった識別符号を入力 |
2 | 販売場名称 | 免税販売を行う店舗名(届出に記載した名称)を入力 |
3 | 販売場所在地 | 免税販売を行う店舗の住所(届出に記載した住所)を入力 |
4 | 事業者氏名名称 | 免税販売を行う事業者の氏名/名称を入力(個人の場合は氏名、法人の場合は社名) |
5 | 事業者納税地 | 所轄の税務署へ申請した事業者所在地の市区町村を入力 |
画面右上の三本線をクリックし、【店頭販売】より【新規販売】の順にクリックし、新規ケースを開く
画面右上の表示されているスタッフ名が、対応者のスタッフと一致しているか確認します。
※表示が対応スタッフではない場合、対応者のスタッフコードをバーコードリーダーで読み込み、反映させます。
お客様が会員であるかどうか確認します。
お客様が会員証を忘れた場合、「会員情報」に名前やフリガナを入力して【検索】ボタンをクリックし検索が可能です。(検索時、姓名の間にスペースは不要です。)
お客様へ確認から新たに会員登録する場合
あらかじめ発行しているカードがある場合は、その会員カードの会員コードを読み取ります。
発行済みの会員カードなどがない場合は、【空会員を発行】ボタンをクリックのうえ、会員情報に必要な記入用紙などにお客様より記入していただき、後ほど入力します。
店頭販売についての詳細については以下ヘルプガイドをご参照ください。
店頭販売の操作について
店頭販売

免税欄のプルダウンより免税区分を選択します。
No | 名称 | 説明 |
---|---|---|
1 | 免税販売(自動) | 一般的な免税販売 |
2 | 免税販売(自動・合算) | 一般品と消耗品の合計金額が¥5000以上の場合に免税対象となる |
3 | 一般品のみ免税 | 販売商品のカタログの「免税区分」が「一般」に設定されている商品免税対象とする |
4 | 消耗品のみ免税 | 販売商品のカタログの「免税区分」が「消耗品」に設定されている商品のみを免税対象とする |
【免税書類情報の入力】ボタンをクリックし、免税書類情報を入力する。
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | 購入者氏名 | 姓』+『半角スペース』+『名』を「半角英大文字」で入力 |
2 | 生年月日 | 生年月日を入力 |
3 | 旅券等の種類 | 種類を選択肢より選ぶ |
4 | 旅券番号 | 「半角英数大文字」(7桁以上11桁未満)で入力 |
5 | 国籍 | ・各国に指定されている「発行国」(Contry Code)を3桁の半角英大文字で入力 ・入力後は、画面右上の【×】ボタンをクリックして閉じる |
パスポート内容を確認のうえ直接各項目を入力する方法以外に、パスポートリーダーを使って読み取り反映することも可能です。
パスポートリーダーを使用する場合には、パスポートの下のコード部分を読み取りするだけで、自動で入力反映されます。
※在留資格、上陸年月日は、お客様のビザのページをご確認のうえ、手入力をおこなってください。 (在留資格の部分は、デフォルトで短期滞在が表示されますので、別の資格の場合は編集してください。)
推奨するパスポートリーダー機器の設定に関しましては、こちらをご確認ください。
バーコードリーダー・パスポートリーダーの設定方法
バーコードリーダー

推奨外の機器ではご利用いただけない場合もあります。
ご利用前に弊社までお問合せください。
免税が反映された合計金額が表示されます。
なお、免税の対象となる一般物品の最低購入金額は、会計の販売合計金額が税抜5,000 円以上です。(2024年5月現在:国土交通省より)
【預かり金の入力】をクリックし、確定します。
小計が¥5,000未満の場合は免税が適応されません
一般品と消耗品の区分は自動で判別されます
店頭販売の【+新しい返品を開始】より返品操作確定後は、国税局へ自動的に免税返品データが送信されます。
返品方法については、以下のヘルプガイドを参照のうえ対応します。
販売した商品の返品・返金をする方法について
本ガイドでは店頭販売で販売した商品の返品操作について解説します。

なお、免税販売した商品の返品を確定すると、随時、自動的に返品に関するデータが税務署に送信されます。
免税販売を行ったケースのみ抽出する機能がございません。
また、免税販売の確定後、返品確定後も店頭販売ケース詳細データの【Y列:免税】に返品内容は反映されません。
返品ケースも出力したうえで、併せてご確認をお願いいたします。
【店頭販売>ケースリスト】画面より【詳細検索】をクリックし、以下を指定のうえ【検索】ボタンをクリックして絞り込み表示
ステータス:『販売完了』
販売確定日:確認したい期間日時を入力
・【全〇件を一括操作】より【エクスポート(ケース詳細)】をクリックしてデータ出力
・データ生成完了メッセージが画面右上のベルマークに通知にされましたら、通知をクリックして詳細データをダウンロードします。
「店頭販売ケース詳細」データの【免税】項に『1』以上の数値が反映されている商品は、免税販売の対象商品として処理されており免税の消費税額を表します。
なお、【免税】の経理レポート【内免税額分】に集計されている免税金額です。
店頭販売ケース詳細データ「Y列:免税」
・確認したい期間を入力のうえ、【返品ケース】をクリックしてデータ出力
・データ生成完了メッセージが画面右上のベルマークに通知にされましたら、通知をクリックして詳細データをダウンロードします。
「店頭販売返品ケース」データの【免税】項に『1』以上の数値が反映されている商品は、免税販売の対象商品として返品処理されており免税の消費税額を表します。
なお、【免税】の経理レポート【内免税額分】に集計されている免税金額です。
店頭販売返品ケースデータ「AH列:免税」
※画像準備中
▼関連ヘルプガイド
出力データの項目などについては以下ヘルプガイドをご参照ください。
各種データの出力について | ユーザーヘルプサイト
各種データの出力について - 公開日:2019年09月18日 - 更新日:2025年03月05日 - CSV - データ - 出力 概要 ReCOREでは、店頭買取・店頭販売・一般仕入・一般販売・宅配買取・質入れ・委託仕入・カタログ・在庫・EC・会計・会員の各データをExcel形式でダウンロードすることができます。 CSV形式でのダウンロードも可能ですが、次のようなことを防止するためにもExcel形式でのダウンロードを推奨いたします。 ・ダウンロードしたCSV形式データをExcelで開くことにより、一部の情報が文字化けしてしまう。文字化けの際には、以下のヘルプガイドもご参考ください。 ダウンロードしたCSVデータの文字化けなく確認するにはどうしたらいいか ・誤ったデータのままアップロードをしてしまい、正しい情報が書き換わってしまう。 データ生成完了までには、多少お時間がかかる場合もございます。 1時間以上経過しても生成完了メッセージが通知されない場合は、お手数ではございますが、お問合せください。 目次 - Excelデータダウンロード方法 - 詳細検索について - 参考(各リストで出力
ユーザーヘルプサイト

・課税分の売上金額
・免税分の売上金額
上記の金額確認する場合、【店頭販売>ケースリスト】画面より①➁のデータを出力し、各データで免税対象と免税対象外を、別途集計を行ってください。
【店頭販売>ケースリスト】画面より【詳細検索】にて以下指定のうえ絞り込み検索のうえ、「エクスポート(ケース詳細)」よりデータを出力
・販売確定日:確認したい期間
・ステータス:販売完了
【店頭販売>ケースリスト】画面より【履歴エクスポート】をクリックし、確認したい期間を入力のうえ、【返品ケース】をクリックしてデータ出力
データ生成完了メッセージが画面右上の旗マークに通知にされましたら、通知をクリックして詳細データをダウンロードします。
①、➁の各データについて
貴社の本部設定における商品価格税『税込』の設定状況で免税販売された場合は、各項目において次のように表示されます。
例)
【販売単価】 11000(円)
【販売点数】 1(個)
【税率】 10(%)
【内税】 1000
【免税】 1000
【免税】 1000
【免税】項に『1』以上の数値が反映されている商品は免税販売の対象として処理されております。
前段の➃内免税額分に集計されている免税金額です。
【1】店頭販売ケース詳細データ「Y列:免税」
【2】店頭販売返品ケースデータ「AH列:免税」
一方で、【免税】項に『0』と反映されているものは通常販売された商品(免税対象外)となっております。
画面の上部で確認したい期間を指定します。
免税販売がある場合、経理レポート「販売詳細」の「内免税額分」項目が表示されます。
なお、対象期間に免税販売の履歴がある場合のみ表示されます
添付の画像のような場合、以下のように金額が計算されます
① 販売金額合計(税抜)= ➁ 税込対象額(一般10%) - ③ 内税額分
「内免税額分」は、③内税額分のうち免税対象となる金額を示しています。
画像の例より
①¥11,546=➁¥12,700ー③¥1,154
③¥1,154のうち、➃¥909円は免税額のため、実際に店舗へ支払われた消費税額は、以下となります。
③¥1,154ー➃¥909=¥245(課税分の消費税額)
No | タイトル | リンク |
---|---|---|
1 | 経理レポートについて | |
2 | ダッシュボード・経理レポートに各処理の金額が反映されるタイミングを知りたい | |
3 | 返品するとダッシュボードや経理レポートにはどのように反映されますか |
次のようなエラーメッセージが表示された際には、「免税書類情報」の各項への正しく情報が入力できていないため、再度確認訂正してください。
エラーメッセージ | エラー原因 | 対処方法 |
---|---|---|
tf nameに正しい形式を指定してください | 【購入者氏名】に誤りがある | 『姓』+『半角スペース』+『名』を「半角英大文字」で入力する |
tf document numberに正しい形式を指定してください | 【旅券番号】に誤りがある | 旅券番号を「半角英数大文字」(7桁以上11桁未満)で入力する |
tf nationalityに正しい形式を指定してください | 【国籍】に誤りがある | 各国に指定されている「発行国」(Contry Code)を3桁の半角英大文字で入力する |
以上が「免税販売について」の解説となります。
不明な点がございましたら、ヘルプチャットもご利用ください。