カミナシレポート

ノロウィルス対策テストとは、社員や従業員の意識を高めるために、テスト形式として提供している帳票になります。

カミナシというと、チェックリストとして点検に使っている現場が多いので少し特殊な使い方かもしれません。しかし、食品に関わる工場、店舗では「ノロウィルス」対策は非常に大きな関心の一つであるかと思います。

本稿では、「カミナシをテスト形式として活用いただく方法」や「従業員の教育としてのカミナシ活用法」についてお伝えします。

 

ノロウィルス対策テストは、

  • ノロウィルスに対するテストの問題

  • 回答(○×形式、選択式)

  • 氏名(回答者)

で構成されています。

特徴としては、監査などで用いられることも多い配点機能を応用することで、点数を最終的に算出している点です。そのため、誰がどのくらい理解しているのかを定量的に、管理者の方は把握することが可能です。

 

記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!

 

1問あたり1点の配点を振り分けることで、擬似的に、20問であれば20点満点、50問であれば50点満点のテストを作成することが可能です。

ノロ対策に限らず、様々なテストとしてお使いいただけます。ぜひ、応用して作成してみて下さい!

レポートのコメント欄をメッセージ機能として、活用することも可能です。配点機能は、スコア化され、点数の%で表示されます。

例のように、前年からの変化などを従業員の方にお知らせすると、モチベーション向上にもつながるかもしれませんね。

 

ノロウィルス対策テストなど、既存の現場をそのまま活用してもよいのですが、新たにテスト用の現場を作成する運用もおすすめです。独自現場を作ることにより、HACCPなどの記録帳票との混在を避けることができます。

 

以上、ノロウィルス対策テストをカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。

ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!

 

※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。