カミナシレポート

ホテルで、修繕が必要な箇所(クロスの剥がれ、ソファの破れ等)は、掃除中などに発見したり、巡回チェックで見つけることも多いのではないでしょうか。修繕の記録とその対応内容について記録することは、修繕対応の漏れにも繋がります。

本稿では、ホテル内の修繕についての報告書をカミナシで運用した場合についてお伝えさせていただきます。 

修繕報告書は、

  • 修繕内容(写真、文字等にて)

  • 発生日

  • 対応内容

  • 部屋番号などどこで発生したか

から構成されます。

記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!

 

修繕箇所を画像を用いて報告をすることで、修繕が必要な箇所について、都度、現場に行かなくても状況を把握することが可能になります。また、撮影した写真に、簡単にメモを記入することができますので、修繕箇所をわかりやすく伝えることができます。

■記録アプリ(Web)

ほぼ毎日に近い頻度で修繕が発生する場合やエクセル出力を設定したい場合は、スケジュール表示を用いて毎日表示をするとよいでしょう。

スケジュールを設定する場合は、修繕報告が発生しない日が発生する可能性もあるため、一番最初に条件分岐を用いて、修繕報告の有無を問う質問を入れておくと、ダッシュボードで「✗」の表示がつかなくなるのでおすすめです。

また、修繕に関しては不定期な記録となるため、セクション繰り返しの機能を活用しましょう。

■記録アプリ(Web)

頻度が少ない場合やエクセル出力を設定しない場合は、スケジュール設定をせずに、ひな形から都度の記入にしておく運用が便利です。

(一部のプランを除いて、カイゼン機能がご利用いただけます)修繕報告は、カイゼン機能を活用するのもおすすめです。

カイゼン機能を用いることで、修繕の対応について、対応者と報告者と異なる場合、やり取りの履歴も記録として残すことが可能になります。カイゼン機能は、「リーダー権限以上のユーザーが記録」かつ「自社内でやりとりが完結」の場合に有効です。

 

以上、修繕報告書をカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。

ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!

 

※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。