カミナシレポート

食品の製造過程での異物混入が発生すると消費者に大きな被害をもたらします。特に刃物に使われている薄い金属は、万が一口に入ってしまうと非常に危険です。

そのため、食品製造で使う機械の刃は、破損や欠けがないか日々チェックする必要があります。単純な目視での確認だけでなく、カミナシを使って写真を記録として残すことで、より信頼度の高い記録を残すことができます。

 

刃点検の帳票はシンプルなものが多く、

  • 点検者名

  • チェック時に仕掛中の製品名

  • 作業開始時の写真

  • 作業終了時の写真

を記録するのが一般的です。

 

記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!

 

刃点検では、作業開始時と終了時の写真撮影が重要です。正しい構図で写真が撮れないと、破損の見逃しにつながるリスクがあります。そのため、ただ写真を撮るのではなく、お手本の画像をインフォメーション機能を使って表示することで、作業者が正しい構図で撮れるようサポートしましょう。

特に刃が欠けやすい場所などに印をつけておくと、作業者も意識して点検しやすくなるのでおすすめです。

■記録アプリ(Web)

 

上述の通り、刃点検では写真を撮影することが大切です。それに加えて、いつ写真が撮られたのか記録を残すことで、より信頼度の高い記録になります。また、万が一事故が発生した際にも、正確にいつ時点の写真なのか分かるため、トレースがしやすくなるメリットがあります。

 

質問作成画面にて、「時刻を記録に表示する」にチェックを入れましょう。

 

チェックを入れると、レポート詳細画面から、以下のように撮影した時刻を記録に残すことができるます。

■記録アプリ(Web)

 

以上、刃の点検をカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。

ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!

 

※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。