カミナシレポート

納品された原材料が規格どおりのものか、衛生状態に問題はないか、異物は入っていないか、腐敗していないか、包装状態はどうかなどをチェックし、原材料由来の食中毒や異物混入などの事故を防止するために行います。また、最終製品の原産地表示、原材料の賞味(消費)期限、および問題が生じたときのロット追跡(トレーサビリティ)を確実にするために重要な記録となります。

このような記録をカミナシ化する上での工夫を、早速見ていきましょう。

納入業者・納入された原材料・原材料の状態や時間・担当者を記録します。

記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!

回答形式を「数値」に設定し、ルール設定を行いましょう。「ルールの設定」を行い「○度以下でなければ違反」など記録の正常値を設定することで、定められた温度基準を逸脱していないかを自動でチェックできます。

 

回答結果が「◯・✕」や「はい・いいえ」だけでは本当に包装状態に問題がなかったたのかが分かりません。写真で記録することで、管理する方にとっても問題がなかったことが目に見えてわかるようになり、記録の精度が高まります。

 

多数商品がある場合は、セット選択肢を使ってカテゴリ分けをして「原材料名」を選択しやすくしましょう。納品される原材料名が入れ替わる場合は、セット選択肢の「CSV入稿」機能を使ってメンテナンスしましょう。

詳細は「セット選択肢を個別に登録する」をご参照ください。

■記録アプリ(Web)

 

以上、原材料受入記録をカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。

ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!

 

※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。