カミナシレポート

HACCPの前提条件となる、一般的衛生管理の一つにある照明器具の点検。照度が落ちているかどうか記録するものです。

特に、照明の調子がわるいことは、慣れてしまうと気づきにくかったり、対応が漏れやすい部分ではないでしょうか。だからこそ、カミナシで実施していただくのが向いている記録とも言えます。

 

  • いつ記録したか:実施日(日時の回答形式)

  • 誰が測定するか:測定実施者(従業員の回答形式)

  • 測定場所

  • 問題がある場合の対応記録

という流れで構成されていることが多いです。

 

記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!

 

このように、照度にルールを設定することが多いです。◯◯Lx以上、という形で設定できるので、これを下回った場合には、逸脱記録として残ります。

 

  • 全体でまとめて記録する方法

    すべての記録が終わったら、まとめて問題があったかどうか記録する方法です。記録者はまとめて記載できるので、楽に記録ができます。

  • それぞれで対応内容を記録する方法

    もっと細かく記録を行いたい場合には、それぞれの測定場所の項目に対してルールを設けているので(上図であれば、500Lx以上)、それを逸脱した場合にそれぞれ記録をつけることも可能です。

    ※上記のルールの数値はあくまで例です。HACCPや衛生管理上の正しいルールや逸脱値は、お客様でご確認いただくようお願いいたします。

 

基本的には、数ヶ月に1度程度で点検することが多くなっているとおもいます。その場合には、スケジュールのタイプ「期間」で、頻度は「月単位」にするのをおすすめします。 ※頻度はお客様ご自身でご検討ください

 

以上、照度測定記録をカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。

ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!

 

※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。