自主監査とは、本社による内部監査や外部機関の監査が行われる前に、各現場で自主的に実施する模擬監査のこと。前回監査時に指摘された項目などを重点的にチェックし、正しく改善ができているかどうか日々チェックするものです。
もし改善されていない箇所があった場合は、その場で即時改善を実施したり、具体的な以後のアクションを指摘します。
自主監査記録は、一般的に以下の要素で構成されています。
監査概要(記録者、対象現場など)
具体的な監査項目
(是正が必要な場合)改善を実施した内容もしくは今後の改善策を記入
記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!
自主監査では、チェック項目が多くなりがちなため、セクションを使って監査項目を分類すると記入がしやすいです。
■記録アプリ(Web)
自主監査では、基本的な確認項目は同じものの、現場によって対象設備がないなどチェック対象が存在しない場合があります。そこで、○、×以外の選択肢として「非該当」を用意しておくことで、複数現場で使えるひな形になります。
また、○、×の選択肢で任意の項目にした場合と違い、必須回答項目にして回答の抜け漏れを防げるのでおすすめです。
■記録アプリ(Web)
(一部のプランを除いて、カイゼン機能がご利用いただけます)カイゼン機能では、単純な○×チェックに加えて、指摘事項が改善されたか経過を追うことができます。
特に自主監査では、本番の監査に備え本当に改善されているのか正しく状況を把握することが大切です。具体的な利用の仕方については、貴社担当やチャットサポートまでお問い合わせく
以上、自主監査/工場巡回をカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。
ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!
※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。