店舗に入店する前に、身だしなみの確認を行います。
身だしなみの確認では、接客サービス・衛生管理・異物混入リスクの観点からチェックが必要です。
例えば、お出迎えの姿勢として制服の乱れがないか、毛髪が綺麗にまとめられているかや、爪が伸びていないかなどの項目を確認します。さらには異物混入のリスクになるもの(アクセサリーや蓋付きボールペンなど)を持ち込まないことなどを確認することも挙げられます。
記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!
まず従業員分の入力枠を作るため「セクションの繰り返し」機能を活用します。
「署名」または「テキスト」機能を使って従業員名を入力してもらうことが多いです。
■記録アプリ(Web)
もし全従業員データを登録済の場合は「従業員チェック」を利用して、上記「身だしなみチェック」というセクション名を「従業員名」で表示させることができます。
詳細は「繰り返しセクションや従業員チェックを使用する:5.従業員チェックを設定する」をご参照ください。
質問を記載したら、具体的な方法などを記載した資料(画像やPDF)などを画像にして追加することも可能です。
補足資料を追加することで、より明確に従業員に対して指示を出すことができたり、会社としてあるべき姿の目線合わせができますので、お手持ちの資料がある場合はぜひ活用しましょう。
例)コロコロを全身にかけてもらいたい場合
■記録アプリ(Web)
◾️身だしなみチェックに使える質問リスト(補足資料があるとなお良いもの)
制服は清潔ですか?
髪が長い場合(肩より下)は、綺麗にまとめられていますか?
髪の毛が全て帽子の中に入っていますか?
爪は伸びていませんか?
アクセサリーや腕時計は外しましたか?
など
質問に対して逸脱がある場合に、逸脱の表示メッセージを活用して次の行動を促すことが可能です。
逸脱時警告メッセージをクリックして自由に内容を記載します。
■記録アプリ(Web)
アプリの逸脱表示メッセージの画面
また、条件分岐を使ってより具体的な指示を出すことも可能です。
例)汚れている制服を所定のクリーニングBOXに入れてもらうなど
以上、身だしなみチェックをカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。
ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!
※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。