異物検査のベーシックな手段である金属検出機ですが、金属検出にまつわる記録にはカミナシ上では下記の2パターンで多く活用いただいています。
①金属検出によって検出(排除)された商品の記録
②正しく金属検出が行えるかの点検記録
②に関しては、1つの帳票として切り出して作成するのではなくラインや機械の始終業点検の一項目として、他のひな形と一緒に作成されていることも多いです。
①金属検出によって検出(排除)された商品の記録
ラインの中で金属検出された商品が
どの商品、何個あったのか
異物の詳細内容
について記録を行います。
②正しく金属検出が行えるかの点検記録
テストピースを用いて、正しく作動するか
異常の詳細内容、対応方法
について記録を行います。
記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!
金属検出は、製品の安全を守る大事な検査になります。そのため、正しく記録者が点検を行えるように、写真を用いる、手順を丁寧に記載する、カミナシのヒント/マニュアルの機能を活用するなど、記録としてだけでなく、同時にマニュアルも兼ねた帳票とすると、記録者の方も迷わず記録できる帳票になるでしょう。
実際に違反が起こった際にも、条件分岐を活用し、対応手順を項目化し、違反時も正しく対応が行えるような設定をしておくと違反時の対応もマニュアルとして活用することができます。
以上、金属検出をカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。
ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!
※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。