店舗や事業所などの閉店時に確認を行う業務のチェック時に利用します。
閉店時チェックシートは、文字通り「店舗等の閉店時のチェック」時に活用する帳票です。多岐にわたる閉店時の確認事項を確実に、簡単に、安全に完了させる工夫がされています。扱う、商品やテナントによって設問項目が異なることもあるかもしれませんが、ここでは、共通で利用されていることが多いノウハウをお伝えします。
記録漏れ防止やトレーサビリティ向上のために、精度を高めるカミナシの使い方があります。お手元の帳票・ひな形を確認しながら、早速取り入れていきましょう!
選択肢を作成することでテキストより簡単に選択ができるため、記入者の入力負担を減らすことができます。
◾️入力漏れなどは基本発生しない設問の設定
紙ではチェックが漏れてしまうことも、質問を必須にすることで、仕組みとしても漏れるリスクを抑制することができます。事故(特に火災)が起こらないためのカミナシならではの工夫と言えます。
◾️誰がどのタイミングで記録できているかわかる
押下した時間を記録することによって、管理者様目線で、混み具合や閉店作業の熟練度でチェックする時間に差がでている現状を、閉店時チェック作業の中で把握することができます。オペレーション向上の観点からナイスアイデアです。
ガスの元栓やフライヤーなど確実にチェックをおこなうときは写真とともに記録し、流れ作業にならにように実際の写真を記録している事例をご紹介します。
◾️確認したい項目の設問を設定する
例えば、「ガスの元栓を確認しましたか?」という質問にたいして「確認済み」の選択肢を設定、条件分岐設定を設定します。
▲管理画面で「確認済み」を選択した場合に分岐を設定する場合
◾️条件分岐を使用して画像の記録をする
写真はその場で撮影しないと記録ができないため、チェックしたかどうか、問題がなかったかどうかの記録を残すことができ、形骸化を仕組みで防ぐことができます。
▲管理画面での「確認済み」を選択した後に写真撮影の質問を設定した例
■記録アプリ(Web)
例えば「電源をきりましたか?」という質問に対する回答フォームとして「選択肢」を設定すると、画像をアップロードできるようになります。そこに「こういう状態が正解です」という画像をアップロードしてあげると、記録するユーザーは迷わないですみます。
▲管理画面:選択肢から「画像を表示する」を選択するときの設定例
レポート画面で参考画像を手本にして、実際に写真をとってもらうことで、確実に記録を実行することができます。
■記録アプリ(Web)
スケジュールは、基本的にタイプ「日にち」頻度「毎日」で設定することが多いです。
点検の頻度にあわせて設定を行いましょう。
以上、閉店時チェックをカミナシで記録する場合の工夫についてお届けしました。
ぜひ自社のルールに併せて、取り入れてみてくださいね!
※本記事はあくまで各社でご利用いただいている事例を抽象化し、参考事例としてご紹介するものです。チェック項目や基準数値などはダミー値であり、実際のひな形作成にあたっては自社のルールに合わせて作成いただけますようお願いいたします。