メタフィールドとタグを同期することで、性別や生年月日などの情報を反映できるようになります。これにより、誕生日クーポンの自動配信、性別ごとの商品レコメンド、タグを活用したセグメント別マーケティングなどが実現可能になります。
設定は以下の順序で行います。
メタフィールドとタグの同期(→ガイドはこちら)
Metafield に「生年月日」と「性別」を表示させるための設定
本ガイドでは、「Metafield に「生年月日」と「性別」を表示させるための設定」についてご案内します。
Shopify管理画面>設定>カスタムデータ>お客様をクリックしてください。
右上の「定義を追加する」から「性別」と「生年月日」の顧客メタフィールドの定義を設定していきます。
すでに同名のメタフィールドが存在している場合、「定義を追加する」を押すとエラーが表示されます。
その場合はShopify設定>メタフィールド及びメタオブジェクト>その他の操作>非構造化のメタフィールドから定義を作成してください。
表示された画面にて、情報を入力していきます。
本ガイドでは、性別と生年月日のメタフィールドを定義する方法をご案内します。
以下情報をそれぞれ入力します。
項目名 | 内容 |
名前 | 性別 |
ネームスペースとキー | appify-mobile.gender |
タイプ | 単一行のテキスト |
オプション>Storefront APIへのアクセス | ON |
以下情報をそれぞれ入力します。
【2023年10月27日以降】にShopifyを利用開始した場合
Shopifyが提供する標準メタフィールド「facts.birth_date」を利用してください。新たに定義を追加する必要はありません。
項目名 | 内容 |
---|---|
Storefront APIへのアクセス | ON(必須) |
【2023年10月27日以前】からShopifyを利用していた場合
旧仕様で利用していたカスタムメタフィールドを引き続き使用する必要がある場合は、以下のように定義してください。
項目名 | 内容 |
---|---|
名前 | 生年月日 |
ネームスペースとキー | appify-mobile.birthdate |
タイプ | 日付 |
Storefront APIへのアクセス | ON(必須) |
旧メタフィールドの「appify-mobile.birthdate」を利用している場合
モバイルアプリでは「appify-mobile.birthdate」のメタフィールドを使って生年月日データの格納を行っていました。2023年10月27日以降、Shopifyが標準で用意している「facts.birth_date」のメタフィールドにも生年月日情報が格納されるようになったため「appify-mobile.birthdate」と「facts.birth_date」両方に同じ値が入ります。
ユースケース
オンラインストアやLINEなどモバイルアプリ以外から生年月日登録された場合に、モバイルアプリと誕生日情報を同期させたい
Shopify Flowなどを用いて、外部登録された生年月日情報を
facts.birth_date
にも格納してください。
ユースケース(VIPをご利用の場合)
LINEなどモバイルアプリ以外から誕生日を登録すると、アプリでのログイン時に誕生日タグが上書きされて消えてしまう
先に登録されている誕生日タグが同じフォーマットで存在する場合、モバイルアプリが誕生日タグを上書きして打ち消してしまいます。
facts.birth_dateへも生年月日情報を格納していただくことで誕生日タグが打ち消されなくなります。
facts.birth_dateを手動で編集したい場合
手動で直接編集した場合も、モバイルアプリには反映されます。
ただし、誕生日タグは自動では連動しないため、同時に誕生日タグを変更する必要があります。
※VIPで誕生日ポイントをご利用の場合:誕生日タグ付与されていないおよびタグのフォーマットが誤っている場合、ポイントが正常に付与されません。
以下の設定が行われていれば、顧客メタフィールド定義の設定は完了です。
「性別」メタフィールド(appify-mobile.gender)が定義済み
「生年月日」メタフィールドとして「facts.birth_date」または「appify-mobile.birthdate」のいずれかが正しく定義されている
各メタフィールドに対して「Storefront APIへのアクセス」がONになっている