事前決済での抽選をご利用の場合には事前決済抽選サービスFAIRをご利用ください。

ご利用の際にはサポートにご連絡ください。

事後決済抽選販売はAppifyの拡張機能の一つで、Shopifyの商品をアプリ上で抽選販売することができるようになります。アプリを使って抽選販売を行うことでBotを駆使した大量応募を回避することができ、転売防止を効率よく行えるようになります。 拡張機能から「抽選販売」をインストールすることで抽選機能を利用できるようになります。抽選機能がインストールされた状態から利用方法を説明していきます。

Appifyは「抽選時に決済を行わず、当選者のみが決済のページにアクセスできるようにする」という仕様で抽選販売を実現しています。

当選しても決済を行わない顧客が一定数発生します。抽選商品には「決済までの制限時間」を設定できるようになっており、その期間をすぎるとその顧客の当選権利は無効となり、次の顧客へと移ります。この処理を当選者枠が埋まるまで繰り返し行い、枠が埋まり次第抽選販売が完了となります。

まずは抽選商品の作成を行います。作成ボタンをクリックして抽選商品の作成を行いましょう。抽選商品を作成するために必要な情報は「抽選販売する商品」「抽選応募期間」「決済方法」 の3つの情報です。

「在庫切れの場合でも販売を続ける」という設定はオンにしてください。在庫数は0個に設定されていても抽選販売が可能です。当選者を選別する際に実在庫の個数を超えて当選させないように注意してください。

抽選を行う商品を作成する際に「Appify」だけを販売チャネルに追加していただき、アクティブな状態で保存して抽選販売でご利用ください。

コレクションに商品を追加することで意図せずアプリに公開されてしまう可能性がございます。抽選商品の設定が完了するまでコレクションへの追加は行わないようにお願いします。

抽選応募の期間は開始日から終了日までの間が 24日以内である必要があります。また開始日は現時刻の15分後から設定が可能です。

抽選販売の支払い形式を「アプリで支払う」「店舗で支払う」の二つから選択することができます。まずは「アプリで支払う」を見ていきましょう。この形式を選択した場合は抽選に当選した顧客はチェックアウトのリンクが当選通知と共に届きます。このリンクをアプリ上で開いて決済を行います。

マーチャントは顧客が決済を行うまでの期限を設定することができます。もし当選者が支払い期限をすぎてしまった場合は当選は無効となります。「当選者の自動繰上げ」を有効にしている抽選販売の場合は支払い期限が切れて失効した当選者の分は補欠当選者に新たに割り振られます。

次は「店舗で支払う」をみていきましょう。この形式を選択した場合は当選者は指定された受け取り場所に商品を取りに行く必要があります。受け取り場所のGoogle Mapのリンクと、受け取りの開始日時/終了日時を設定してください。

作成した抽選商品は一覧ページに表示され、それぞれの商品をクリックすることで応募数や応募者の詳細などが確認できるようになっています。

アプリは商品が抽選商品として登録されている場合にその商品を抽選販売の画面で表示します。抽選応募期間より前だと応募期間が開始されたことをプッシュ通知で受け取るための登録ボタンが表示されており、登録しておくことでリマインダーのプッシュ通知を受け取ることができます。抽選応募期間が開始されたら応募が可能になります。

エントリー時に顧客はどの種類に対して応募するかを選択する必要があります。顧客は商品ごとにどれか一つのバリエーションだけ応募することができます。

抽選応募期間が終了している場合や応募済みの場合は以下のように表示されます。応募ボタンは表示されません。

抽選応募期間が開始されると応募者の当落結果の設定が行えるようになります。当落結果は抽選応募期間が終了し、応募者に結果を配信するまでは確定しません。ですので当落結果を配信するまでの間であれば当落結果を何度でも再設定可能です。

応募者を管理するボタンをクリックすることで、当落結果を設定する画面が開きます。

運営は4つの方法で応募者の当落結果を設定することができます。

  1. CSVインポート

  2. ランダムで当選者を選別する

  3. すべての未決定者を落選にする

  4. 応募者を選択して個別に設定する

独自の当選者選別方法で抽選を行いたい場合は、この機能をご利用ください。管理画面の右上のエクスポートから応募者一覧のCSVをエクスポートし、当落結果を入力してインポートから取り込むことで結果を反映することができます。詳しくはこのページをご確認ください

この方法は当選者を完全にランダムに選別する場合にご利用ください。

応募者管理ページの右上から「ランダムで当選者を選別する」ボタンをクリックして処理を実行できます。この処理を実行することで抽選商品に設定されている在庫数に合わせて当選者と、繰り上がり当選を有効にしている場合は補欠当選者がそれぞれ選別され、残りの応募者はすべて落選となります。

最終の確認画面が表示するので、内容を確認して実行するをクリックしてください。

応募者数が多い場合にこの処理は時間がかかります。抽選ステータスが未決定の応募者が0人になると処理が完了です。

CSVや個別設定で当選者を選別した場合に残りの応募者をすべて落選に設定したい場合はこちらの処理を実行してください。抽選ステータスが未決定のすべての応募者を落選に設定します。

応募者をIDで絞り込んで個別に当落結果の設定が可能です。

当選させたい方の抽選ステータスを当選の状態に設定する

すべての応募者に当落結果を設定すると抽選結果の配信が可能になります。この処理を実行するとあらかじめ指定されている結果に基づいて応募者に通知が配信されるようになります。

配信処理を実行するためには認証コードを入力する必要があります。発行ボタンをクリックすると自身のメールアドレスにコードが届きます。そのコードを入力して、配信を実行してください。

結果を配信したら当選者にチェックアウトリンクを送るために下書き注文が作成されていきます。

お客様へは当選結果がPUSH通知とアプリのお知らせ画面へ通知されます

抽選結果のお知らせを開き、購入「チェックアウト画面」に進み決済という流れとなります。

※アプリ決済は、通常のアプリ注文と同様の決済の流れとなります。

抽選商品として登録した商品をスクリプトを活用して不正に注文するという悪質な行為が確認されています。Shopifyの仕様上、Shopifyで登録されている商品はIDが漏れるとURL経由でチェックアウトに追加し購入することができてしまいます。このような不正な注文が確認された場合、Shopify Flowを活用した不正注文を自動でキャンセルするためのワークフローを設定するようにしてください。

ShopifyFlowを使って不正な注文をキャンセルする

ShopifyFlowを利用することで不正な注文をキャンセルすることが可能です。 例えば抽選決済経由では付与される値(customAttributes_item.keyShopifyRaffleWinnerResultID)が含まれない場合はキャンセルするといった設計ができます。

Quick Start

下記のFlowテンプレートをインポートすると簡単に始めることができます

注文作成時に抽選のattributeがなかったらキャンセルする.flow


Appify管理画面から、抽選販売 → 抽選商品選択 → 応募者一覧 と遷移すると右上にインポートとエクスポートのボタンがあります。「エクスポートする」をクリックして応募者一覧をCSVに出力してください。

応募者が多い場合この処理は数分かかる可能性があります。画面を閉じずにそのままお待ちください。あまりにも応募者が多く出力に失敗する場合はサポートまでお問い合わせください。

ダウンロードしたCSVを開くと以下の様なフォーマットになっています。CSVのファイル名には抽選の対象になったShopifyのProduct IDが設定されています。

Shopify Product Variant ID

その応募者が応募した商品の種類(ProductVariant)IDです。

Shopify Customer ID

その応募者のShopify上の顧客IDです。

Result

その応募者の現状の当落状況です。

Order Count

その応募者が過去にアプリ経由で注文を行なった回数です。

Point

その応募者が保有しているVIPアプリのポイント数です。Appifyと併用している場合のみ数値が設定されます。

ID

応募者IDです。このIDを使って応募者一覧ページから応募者の検索ができます。

Result にその顧客の当落結果を入力することでCSVをインポートした時に結果が保存され、反映されます。当選の場合は WINNER 、落選の場合 → LOSER、補欠当選の場合 → WAITING を設定してください。 UNSETTLED の応募者は抽選時にランダムに結果が割り当てられます。

当落結果を設定したCSVを管理画面からインポートすることができます。画面右上の「インポート」をクリックしてCSVをアップロードしてください。

当落結果が UNSETTLED に設定されている応募者をCSVから削除してからインポートすることで、反映処理にかかる時間を大幅に削減することができます

インポートボタンをクリックしてCSVをアップロードすると当落結果が反映されます。

CSVをアップロードすると、CSVを取り込んでいますの表示が出ます。

CSVのアップロードが完了すると、「CSVをアップロードしました」の表記が出るので、完了したアイテムをクリックして表示してください。

開くと右上に「当落結果を反映する」というボタンがあるので、そちらをクリックしていください。

続いて当落結果の実行を行ない、CSVでインポートされた当落結果を反映してください。

「当落結果を反映しています」という表示が出るので、反映完了までしばらくお待ちください。

当落結果のインポート画面にて「当落結果は反映ずみです」という表示が出たら、反映完了です

応募者管理画面に戻ると当選者は「当選」という表示になっています。

※この時点で当選者と落選者が正しく表示されていることの確認も行いましょう。

補欠枠の方が繰り上げ当選した場合の決済期限は、抽選販売を作成する際の支払い期限に準じます。

※仮に抽選販売作成時に支払い期限を8H間で設定していた場合、補欠当選のお知らせ通知が来てから新たに8H以内が決済期限と定められます

※繰り上げ当選は、初回に当選したが期限までに決済されなかった人数分、補欠枠の方へランダムで割り当てられます