リワードとは、顧客が貯めたポイントと引き換えに受け取ることができる特典のことです。
リワード機能を活用することで、顧客はポイントを利用して割引や送料無料などの特典を獲得できるようになります。この仕組みにより、ブランドに対するロイヤルティが高まり、リピート購入の促進にもつながります。
本ガイドでは、リワードの種類や設定方法についてご案内いたします。
リワードについては、インタビュー記事をぜひご覧ください!実際の実装イメージだけでなく、リワードによる効果などもご確認いただけます!
リワードは、主に以下の2種類がございます。
それぞれ設定方法が異なりますので、ご確認ください。
商品交換
ポイントを使用して、特定の商品と交換できます。
顧客がリワードを交換すると、Shopify上で下書き注文が自動的に作成され、顧客には配送先住所の入力を促すメールが送信されます。
クーポン発行
割引クーポンや送料無料クーポンなどを、ポイントと引き換えに提供できます。
クーポンをリワードとして設定する場合は、Shopify Flowを活用したマーケティングオートメーションの設定が必要です。これにより、顧客に自動でクーポンコードを送信することができます。
初期設定が済んでいる方は、「リワードを設定する」をご確認ください。
使用する際に必要なトークンを発行するのに必要な権限の設定方法について説明しております。
設定方法は下記のShopifyドキュメントよりご確認ください。(→ガイドはこちら)
Shopify管理画面>設定>アプリと販売チャネル>アプリを開発ボタンをクリックしてくさい。
その次に右上の「アプリ作成」から、アプリ名に「VIP DraftOrder Create」と入力し右上の「アプリを作成」ボタンをクリックしてください。
Admin APIのアクセストークンは、作成した時に1度しかみることができないので、必ず保存してください。
先ほど作成したアプリを選択し、概要タブの 「Admin APIスコープを設定する」から、以下の2つのAdmin APIアクセススコープを選択してください。
write_customers
write_products
※write_customers・write_productsを選択するとそれぞれ自動でread_customers・read_products・read_ordersも選択されます。
そのまま下にスクロールし、Webhookサブスクリプション>イベントバージョンで「(最新)」と書かれたバージョンを選択し「保存ボタン」をクリックしてください。
iii.までの設定が完了したら、同ページ一番右上のアプリをインストール>インストールをクリックしてください。
インストールを行うことでAdmin APIのアクセストークンが発行されます。
「API資格情報」のタブから「アクセストークン」「APIキー」「APIシークレットキー」の3つの情報を取得します。
※後述のアクセストークンの設定で使用するため画面は閉じず、表示したままにしておきます。
VIP管理画面に>設定>Shopifyアクセストークン>下書き注文作成>設定するをクリックします。
トークンを設定する画面にショップドメイン先程取得した「API資格情報」をコピーして貼り付け「保存する」をクリックしてください。
以上でアクセストークンの設定が完了になります。
VIP管理画面で、各項目を設定することでポイントで交換できるリワードを登録します。
VIP管理画面>リワード>作成するから設定します。
作成するをクリックした後表示される画面にて、内容を入力します。
項目名 | 内容 |
タイトル | リワードのタイトルです。顧客に表示されます。 |
説明 | 短い商品説明欄です。顧客に表示されます。 |
ラベル | Shopify Flowでどのリワードが交換されたかを判別するのに使用します。 交換するリワードが商品の場合は「Product variant id」を入力します。 顧客には表示されません。 |
画像 | リワードのイメージ画像です。顧客に表示されます。 |
交換条件 | 交換するのに必要なポイントを入力します。 |
公開状況 |
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リワードで設定するラベルは「Product id」の指定では反映されません。
商品のバリエーションを作成した後に設定をしてください。
リワードを選択すると交換しますかというポップアップが表示されます。
そこで交換するを選択すると顧客にメールが届きます。
メールを開くと支払い不要の請求書が表示されます。通常の注文と同じように住所の入力します。
あとは通常の注文と同じようにロジスティクスへ情報が連携され配送されます。