自動配信
顧客がサイトやアプリで特定のアクションをしたら あるセグメントの顧客にメッセージ (ポップアップ、メール、SMS)を自動配信できます。
チャネルトークが設置されているサイトで、対象の顧客が特定の行動をした(イベントが発生した)場合に、自動でCRMマーケティングのメッセージを送信する機能です。
自動配信の配信プロセスは、下記3つのステップに分かれています。
配信対象顧客はステップごとにチェックされます。各ステップごとに顧客情報の条件が満たされていなければ、メッセージは配信されません。
配信トリガー (Trigger)
自動配信が配信される条件(イベント情報)です。条件が満たされると次のステップに進みます。 (→イベント情報を確認する)
例)顧客がサイトを訪問しページを閲覧したり、 カートボタンをクリックするなどの行動を取った場合、配信トリガーが発火したとみなされます。
配信トリガーが発火すると、配信対象顧客と一致しているか確認します。
プロセス (Process)
待機時間
配信トリガーの発生後、どのぐらいの期間待機するか(待機時間)の設定に進みます。
[すぐに] で設定すると、配信トリガーが満たされた場合、すぐに配信ステップに進みます。
例)会員登録をしてから7日間購入をしなかった場合、クーポンのお知らせを送信する。
追加トリガー
待機期間中、特定の追加トリガーが発生した場合または、特定のイベントが発生しなかった場合に、次のステップに進むことができます。
例)会員登録をしてから7日間購入をしなかった場合、クーポンのお知らせを送信する。
プロセスのステップでも、対象顧客の情報と一致しているか確認します。
配信
上記の条件を満たしたら、いつ、どのようにメッセージを配信するのかを設定できます。
例)会員登録をしてから2週間購入をしていない場合、毎週月曜日の朝9時にメッセージを配信する。
配信の直前に、対象の顧客情報と一致するか確認します。その他のすべての条件を満たしていても、配信対象顧客ではない場合は、配信されません。
例)セッション数が1以下の顧客を対象にしたとします。配信トリガーが満たされたタイミングではセッション数が1だったが、配信直前に2になった場合はメッセージは配信されません。
顧客が特定のアクションをする度に、自動で配信されるプロセスです。ここでは一斉配信の設定方法を確認してきましょう。
自動配信は、チャネルトークとSMSで配信可能です。(→配信タイプごとの特徴を確認する)
自動配信のメッセージを作成できます。文章だけではなく、画像や動画などを活用してメッセージを作成しましょう。(→設定方法を確認する)
A/Bテストで、同じ条件内でどのようなメッセージが効果的なのかを確認できます。合計4個まで設定することができ、これらはランダムで配信されます。
メッセージを配信する顧客を設定しましょう。(→配信対象顧客の設定方法を確認する)
顧客がオンライン、オフラインかによって、配信される媒体が変わります。配信タイプは下記をご確認ください。
連絡先があり、オンライン状態 : チャネルトークのチャット
連絡先はあるが、オフライン状態 : チャネルトークのチャット+SMS+メール
連絡先がない顧客 : チャネルトークのチャットにのみ送信
自動配信が配信される条件(イベント情報)を設定できます。(→イベント情報を確認する)
例1)会員登録をした場合に配信
会員登録時のURLが www.サイトアドレス.com/signup/ddd でsignupの後ろが変数の場合は、URLにsignupを含んだ状態で設定してください。
配信トリガー :[ページビュー] + [url - signupを含む]
例2)特定のURLに日本語が含まれている場合
www.サイトアドレス.com/ガイド 日本語が含まれるURLの場合、日本語をそのままURLに入力必要があります。
配信トリガー:[ページビュー] + [url - signupを含む]
例3)広告リンクにutm変数が含まれている場合
www.サイトアドレス.com/utm_source=google&utm_&utm_term=&gclid=CjwKCA の場合、特定のutmの値が含まれるように設定して下さい。
設定: [ページビュー] + [url - googleを含む]
(正常にイベントが発生するかを確認するには、最近のイベントが一致した回数を確認してください。24時間の内、最新の数万件を基準にお見せしますので、数値は参考程度にしてください。)
待機時間を設定するとメッセージはすぐには配信されず、配信トリガーが満たされたタイミングを基準に設定した待機時間が経った後に配信されます。
待機時間中に自動配信が終了すると、正常に自動配信が配信されない可能性があります。
配信トリガーを満たした顧客が、待機時間の間追加イベントを行ったか確認できます。 (→イベント情報を確認する)
例)追加トリガーで、"カードに商品をいれてから、1日以内に購入しなかった場合にメッセージを配信"、"ページAの閲覧後、3日以内に商品を購入した場合にメッセージを配信" などの設定が可能です。
追加トリガー発生しても、待機時間の経過後にメッセージが配信されます。 例)ページAの閲覧後、3日以内に購入をした顧客にメッセージを配信すると設定した場合、もし1日目に購入完了イベントが発生しても、3日間の待機時間が経過した後に配信されます。
繰り返し配信
繰り返し配信をオフにした場合、一度配信をすると、再度配信されません。
繰り返し配信をオンにした場合、顧客が同じ配信をもう一度受信できます。
繰り返し配信の間隔は、最低24時間からの設定になります。
スケジュール
自動配信が配信される、曜日と時間帯をスケジューリングできます。
スケジュール設定をしていない場合、自動配信が停止されるまで配信されます。設定をした場合、自動配信が実行中でも該当の時間帯にはメッセージは配信されません。
閲覧されなかったメッセージの削除
チャネルトークのメッセージで送信する際に設定できるオプションです。
自動配信を設定した終了日時に自動的に終了するか、手動で終了した際に顧客が閲覧しなかったメッセージが一緒に削除されます。
顧客がチャネルトークのラウンジで [すべて既読する] を押して既読処理だけをした場合、クリックして閲覧しなかったため、メッセージが削除されます。
配信する曜日・時間設定
自動配信が配信される曜日と時間帯を設定できます。
顧客が配信条件を満たしたタイミングが配信時間外の場合、配信時間内まで待機して配信されます。
例)[営業時間内] に設定すると、顧客が営業時間外に配信トリガーを満たしてもメッセージはすぐに配信されません。営業時間まで待機してから配信されます。
チャネルに保存されている複数の営業時間のうち、1つを指定して配信することができます。
[特定の時間帯] を選択した場合、配信時間のタイムゾーンを設定できます
チャネルの基本営業時間 : チャネルの基本営業タイムゾーン (Asia/Tokyo UTC +09:00) を基準に配信します。(→タイムゾーンを設定する)
受信者のタイムゾーン基準 : 該当の配信を受信する顧客のタイムゾーンに基づいて配信されます。受信者のタイムゾーンの情報がない場合は、チャネルのタイムゾーンに基づいて配信されます。受信者時間が予約した配信時間よりも早い場合、メッセージは配信されません。
オフラインの顧客に配信
メッセージ配信時に顧客がオフラインの場合は、メールまたはSMSで通知を送信し再訪問を促せます。設定がオフの場合、オフラインの顧客にはチャネルトーク上でのみメッセージが配信されます。
マーケティング受信拒否設定 (オプトアウト) 適用
チェックを外すと、マーケティング受信拒否 (オプトアウト) の有無に関わらず、マーケティング設定の条件を満たす全顧客にメッセージが配信されます。 重要な告知を配信される場合にご利用ください。なお、サイト上の受信箱やポップアップには受信拒否設定に関わらず該当する全顧客に表示されます。
韓国または北米の受信者にマーケティングまたはチャネルトークのメッセージでオフラインのSMS送信をする場合、オプトアウトのチェックを外すとSMSの最初に企業名が自動的に設定され送信されます。(→企業名の設定のガイドを確認する)
ワークフローに接続する
マーケティングメッセージからチャットを開始すると「チャネルトークのボタンからチャットが開始するとき」トリガーを使用するワークフローのうち、表示条件に合うワークフローに接続されます。この場合、マーケティングとワークフローの利用量をどちらも利用します。
配信したメッセージの効果測定のために、ゴールを設定してみましょう。該当の配信を受信した顧客が、サイトに訪れて設定したイベントを達成すると、ゴールが達成されたとみなされます。(→ゴール設定を確認する)
自動配信の配信一覧から希望するメッセージを検索して簡単に見つけることができます。
自動配信の状態(実行前/実行中/停止中)、タイプ(チャネルトーク/SMS/カカオ通知トーク)、管理者でフィルタリングできます。
右側の検索窓で自動配信のタイトルを検索し、すばやく見つけることができます。
自動配信の一覧はタイトル、送信数、閲覧率、作成日時に基づいて昇順/降順に並べ替えることができます。
ポップアップが消えてしまいました。
マーケティングのポップアップは、顧客が十分に情報を把握できるように10秒間時間が経過した後、顧客がスクロールしたりページを移動するようなポップアップに興味がないと思われるアクションをした場合に非表示されるようになっています。
ポップアップが送信されて10秒の間に顧客が何のアクションもしなかったり、ポップアップにマウスのカーソルが乗せられている場合は、ポップアップが表示され続けます。 またマーケティング のポップアップではなく、スタッフからのチャットへの回答がポップアップとして表示される場合も、メッセージが表示されたままになります。
ポップアップを複数登録しています。
複数のポップアップを設定した場合、1)対応中のチャットに対する最新の返信メッセージ、2)マーケティングの全画面表示、3)マーケティングの吹き出し表示の順に表示されます。
配信したいページにマーケティングメッセージが表示されません。
pageViewイベントでURLを指定する際、ページのURLアドレスすべてではなく、一部のキーワードのみを入力してください。
https:// , www などの文字は入力しなくても大丈夫です。
例)https://channel.io/payment というページにのみに表示したい場合
配信トリガー : ページビュー + url + 次を含む + payment
繰り返しマーケティングメッセージが配信されます。
繰り返し配信の設定がオンになっていないか確認してください。
チャネルトークは、クッキーで顧客情報を識別するため、同じ顧客でも、最初にアクセスしたものとは違う機器、またはブラウザでアクセスした場合は、メッセージを再度受信する可能性があります。
非ログイン状態でサイトに訪問後、会員ログインをすると、マーケティング配信を繰り返し受信する可能性があります。
マーケティング配信に、最適な画像のサイズ/比率は何ですか?
画像
画像容量:30MB以下
拡張子:png, jpg
画像サイズ:4000×4000px 以下
水平または垂直サイズが4000px以上の場合、画像はファイル形式でアップロードされます。
画像は、モバイルとデスクトップの画面サイズの倍数に設定することをお勧めします。
モバイルフルスクリーン&デスクトップバブルの水平方向の長さ320px
デスクトップフルスクリーンサイズ520px
画像比:1:1~16:9までサポート
他にも、水平/垂直に長すぎる画像は、中央にcropされた状態で表示されます。
動画
拡張子:mp4
ファイル容量:32MB以下
ビデオコーデック:H.264(AVC1)形式
規格に合うが、映像が自動再生されない場合ビデオコーデックを確認してください!H.264(AVC1)形式でない場合は、コーデック変換プログラムを通じて変換後にアップロードしてください。
【コーデックの確認方法】
MAC:ビデオファイル>情報のインポート>追加情報>コーデックの確認
Window:Windowsでは、別途ファイルをインストールせずにコーデックを確認できません。 PotPlayerなどをご利用中の場合、[動画再生] - [画面上でマウス右クリック] - [再生情報] - [ファイル情報] でフォーマットおよびコーデック情報を確認できです。
URLとPageの違いはなんですか?
URLは接続したページのアドレスを意味し、Pageはページのアドレスで変化しない固定の値である標準URLを意味します。
URLはこのように経路や顧客がクリックした情報がドメインの後ろに追加される変動性があり、ページは希望するページに固定的に移動できます。
一般的に細かく顧客をターゲティングする必要があるマーケティングではURL情報を利用することを推奨しています。
繰り返し配信を設定しましたが、お客様は1件だけを受信しました。
[閲覧されなかったメッセージの削除] が設定されている際に、顧客が以前のメッセージを読んでいない場合は、以前のメッセージの削除後に新しいメッセージが送信され、1つのメッセージのみが表示されます。
顧客が以前のメッセージを読んでいる場合、追加で新しいメッセージが送信され、チャットリストから1つ以上の自動配信メッセージを確認することができます。
自動保存をオフにできますか?
上段の [自動保存] ボタンを押して [自動保存をオフ] をクリックすると、[下書き保存] ボタンを押して手動で保存できます。
ただし現在の画面だけで自動保存が停止するため、画面を出てからまた入ると [自動保存] は再びオンになります。
自動保存は周期が別にありますか?
以前の設定で変更がある度に自動的に保存され、上段の [自動保存] - [内容の復元] をクリックして特定の時間帯の内容に復元できます。
[内容の復元] は現在の修正画面から出ると初期化され、修正する度に新しく保存記録が溜まります。