ALF v2への移行期間
2025年10月31日:ALF v2リリース
2025年11月28日:ALF v1がなくなり、v2のみ使用可能
新しい課金方式はALFの費用をより予測可能で合理的に使用できるように設計されました。既存の解決率基準は状況によって変動が大きく、費用を予測するのが難しい場合がありましたが、今後は問い合わせのセッション単位で費用が算出できるため、予算管理がはるかに単純になります。また、今回の変更はグローバルAIサービスと同じように利用量基盤モデルを適用したため、業界標準に符合して比較と管理が一層容易になります。
変更前(ALF v1) | 変更後(ALF v2) | |
課金方式 | 解決ごとに課金 | 問い合わせ参加ごとに課金 |
費用 |
| セッションあたり 500AU(*1AU=0.1円/税別) |
その他 | タスクのトリガーあたり200AU(*1AU=0.1円/税別) |
問い合わせ参加ごとの課金:ALFが最初の回答を開始ししてから、ALFが回答を終了するまでを1件とカウントして課金が発生します。顧客がオペレーター接続を要請して問い合わせが開かれる場合、オペレーターが介入して問い合わせを開く場合、顧客の返信から24時間が経過してセッションが満了すると、ALFの回答が終了します。基本的には、1つの問い合わせごとに1件とカウントし、1つの問い合わせで何度もALFが開始した場合には、2回以上カウントすることがあります。
AU:AU(ALF Unit)はALF利用量を統合する単位を意味します。(1AU = 0.1円)
タスク:タスクは、顧客からよくされる依頼を、ALFが単純な質疑応答を超えて実際の業務まで処理できる新機能です。設定されたタスクのトリガー条件に従ってタスクが実行されると、課金が発生します。(→タスクを確認する)
ワークフローメニューが顧客ALFメニューの中に移動します。これで「自動化」のための機能は全てAIタブ1ヶ所で管理できます。
ご安心ください!メニューの位置のみ移動し、既存のワークフローは変更なく作動します。
既存の「役割説明」「説明のカスタマイズ」「用語辞典」はv2からなくなります。代わりに、この3つが「ルール」に統合され、よりすっきりと柔軟に設定できます。
複数のルールを追加して、既存の説明のカスタマイズや用語辞典に記載した内容を作成してください。
現在設定中の「役割説明」「説明のカスタマイズ」「用語辞典」のデータは自動的に移動(マイグレーション)されます。(10月31日までに完了)
ALF v2では、問い合わせの成果をより明確かつ直観的に確認できるように、統計指標の定義と方式が一部変更されます。
1. 解決率の定義変更
これまで:ALFが顧客に有意義な回答をした後、24時間以内にオペレーターに接続要請がない場合変更後:ALFが関与した問い合わせのうち、オペレーターに接続せずにALFだけで完了した問い合わせの割合
2. 新しい視覚化指標の提供
関与率、解決率のパネルグラフでALFが問い合わせにどれだけ介入し、どれだけ解決したかを視覚的に確認することができます。
3. 不要な統計項目の整理
ALF v2はRAGベースで様々な資料を総合的に参考にするため、回答タイプ別の統計(例:コマンド、FAQ)はの提供は終了します。
これまでは「役に立った」「役に立たなかった」ボタンでフィードバックとオペレーター接続を行っていましたが、これからはルールとタスクを介して適切な場面で自動でオペレーター接続が可能になるため、評価ボタンと統計の提供は終了します。
既存のコマンド設定は、ALF v2の「タスク」に自動で移動(マイグレーション)されます。
変更前(ALF v1) | 変更後(ALF v2) |
ALFとの会話中、適切な状況でコマンドUIを表示する | タスクの [メッセージ送信ステップ] - [コマンドボタン] で、設定したフローでコマンドを表示する |
コマンドが「タスク」に移動後、問い合わせ中に実行されると、1件ごとに200AU(*1AU = 0.1円)の課金が発生します。
AIとより自然に会話できるようにチャット画面のデザインを改善しました。
長い返事も楽に読めるように会話領域を広げてスクロールを少なくしました。
文字サイズを大きくし、画面テーマの色を除くことで内容が一目で確認できます。
不要な要素を減らして余白を整理し、AIの回答に集中できるようになりました。
クイックデプロイをONにしたり、対応中のチャットがある顧客の場合、ホーム画面を挟まずにすぐにチャットが表示されます。