ポイントは、以下4つのタイミングで付与が可能です。
注文ポイント:注文時に付与されるポイント
誕生日ポイント:誕生日に付与されるポイント
会員登録時ポイント:会員登録時に付与されるポイント
その他、管理画面経由やCSV一括付与できるポイント
本ガイドでは、注文時に付与される「注文ポイント」の設定方法をご案内いたします。
注文ポイントは、設定した算出方法や会員ランクによる倍率に基づいて付与されます。
注文後すぐに付与されたポイントは利用できず、「付与予定ポイント」となります、「有効化」することによってポイントを購入時に利用したり、ランクの計算に利用できるようになります。
なぜ有効化の設定が必要なの?
購入後すぐにキャンセルになった場合、キャンセルが発生するまでの間にポイントが使われてしまう場合があります。そのため、商品の出荷日を基準にポイントが有効化されるまでの日数を設定することができます。
ポイントを購入に利用したり、ランクの計算に利用できるようになるのはポイント有効化後です。
VIP管理画面>ポイント>購入商品のポイント付与>編集から設定画面を開きます。
いくらで何ポイント付与するのかを設定します。
例)100円で1ポイント付与すると設定した場合、1250円購入した場合は12ポイント(1250÷100=12)付与されます。
会員ランクごとに付与する倍率を変更したい場合の項目です。
算出方法に設定した計算方法に対しての倍率を設定します。※最大20倍まで設定できます。
例)2倍に設定すると1250円購入の場合には24ポイント(1250÷100×2=24)付与となります。
ポイント付与に最低購入金額設定したい場合に入力します。
※クーポン等の割引を適用した注文の場合は、割引後のお支払い金額に適用されます。
例)5000円以上に設定した場合、1000円の注文に対しては0ポイントとなります。
5100円の購入の場合、51ポイント付与となります。
ポイント付与を行った日を基準にして、顧客がポイントを利用できる期間を設定します。
※上限はありません。
無効:顧客が注文を行なっても、ポイントは付与されません。
有効:ポイント付与が設定した条件で行われます。
ポイントを決済済みの注文にのみ付与するかどうかを設定できます。
VIP管理画面>ポイント>右上にある「設定」からポイント有効までの日数の設定を行います。
オンライン注文のポイント有効までの日数
商品の出荷日を基準にポイントが有効化されるまでの日数を設定します
3日後に設定した場合、商品の発送日から3回目の24時でポイントが有効化されます。それまでの期間は顧客はポイントを利用できません。
店舗注文のポイント有効までの日数
注文の作成日を基準にポイントが有効化されるまでの日数を設定します
Shopify POS や スマレジ×OmniHubを利用しているマーチャントが利用できます
「オンライン注文のポイント有効までの日数」は、ストアの返品ポリシーの日数と合わせておくようにしましょう。
ポイント有効化とは?
ポイントの有効化とは、ポイントを付与予定から付与済みにする処理のことです。
購入直後からポイント有効化までの間は、「付与予定ポイント」というステータスになります。購入後すぐにキャンセルになった場合、キャンセルが発生するまでの間にポイントが使われてしまう場合があります。そのため、商品の出荷日を基準にポイントが有効化されるまでの日数を設定することができます。
ポイントを購入に利用したり、ランクの計算に利用できるようになるのはポイント有効化後です。
※店舗で利用しているPOSシステムの置き換えができない場合はVIPが提供しているポイント操作アプリ管理をご検討ください。
※注文作成時と注文配送の間に顧客統合された場合、その注文に対するポイントを統合後の顧客に付与することが現状できません。もし注文と配送までの間に顧客統合された場合その期間のポイントは手動で付与してください。
VIPの管理画面>ポイント>購入商品のポイント付与「編集」>商品の倍率の「管理する」>作成するから、商品ごとにポイント倍率の設定が可能です。
すでに設定されている商品の倍率を変更する場合には該当の商品をクリックしてください。
商品は一度に250個まで選択することが可能です。商品を選択して、ポイント倍率を入力したら保存ボタンをクリックして保存してください。
特定の商品のポイント倍率を変更する際に、時間予約も可能です。
ポイント倍率の計算式
注文によるポイント付与は、以下の式で計算されます。
[(商品A価格 × 商品A倍率 × 点数 + 商品B価格 × 商品B倍率 × 点数) ÷ 基準価格]
× 基準ポイント × (会員ランク倍率 または 店舗倍率)
割引が注文全体に適用されている場合は、Shopifyにより商品ごとに按分された後の金額が使用されます。ポイントは割引後の商品価格に基づいて計算されます。
例)
前提条件
基準価格:100円
基準ポイント:4pt
商品A(99,990円) … 倍率2倍、1点購入
商品B(5,000円) … 倍率1倍、3点購入
会員ランク倍率:3.1倍
手順1:商品ごとのポイント対象金額を合算し、基準価格で割る
まずは[ ]内の計算をして、小数点を切り捨てます。
[(99,990*2*1+5,000*1*3)/100]= 2149.8
手順2:基準ポイントとランク倍率を掛ける
次に、手順1で算出した小数点が切り捨てられた値に対して、基準ポイントを掛け算します。その後、会員ランク倍率もしくは、店舗倍率が設定されている場合はそれも掛け算します。
2149*4*3.1 = 26,647.6→小数点切り捨て→26,647
26,647ptが獲得ポイントとなります。
特定の商品のポイント倍率の計算方法
商品Aのポイント倍率を2倍に設定した場合、その商品を2つ購入したと仮定してポイントの算出が行われます。倍率を0に設定した場合はポイント付与対象外になります。
例)100円で1ポイント付与するマーチャントの場合、1250円の商品をポイント2倍にすると1250×2÷100 = 25ポイント付与されます。
ポイント付与対象外にする
ポイント付与対象外にするには、ポイント付与率を0倍にします。
ランク倍率との組み合わせ
ランクごとにポイントを設定している場合、商品ごとのポイント付与倍率を計算したあとに、ランク倍率をかけます。 例)100円で1ポイント付与するマーチャントで、付与率3倍のランク顧客が1250円のポイント2倍の商品を購入した場合。1250×2÷100×3=75ポイント付与されます。
商品追加や交換の場合のポイント倍率適用
特定商品のポイント倍率を設定している注文で商品追加や交換が発生した場合、以下のようなケースは商品倍率が適用されません。
最初の注文時にAの商品のみ存在しており、Aの商品をBに交換した場合
最初の注文時にAの商品のみ存在しており、Aの商品をBを追加した場合
最初の注文時にAの商品の倍率を後から変更した場合
ただし、注文時に商品Aを注文し、同じ商品Aと交換した場合には商品別ポイント倍率は反映されます。
コレクションを指定して設定する場合の注意点
コレクションで設定される場合の対象商品は、設定時点で対象コレクションに含まれる商品のみ対象となります。後から対象コレクションに新規追加した商品は含まれない為、ご注意ください。
実店舗で購入した時に付与されるポイント倍率を別途設定可能です。
店舗倍率の適用範囲はこちらからご確認いただけます。
Shopify POSからの注文には適用されませんのでご注意ください。
VIP管理画面>ポイント>店舗を追加するから店舗を追加します。
店舗名には店舗名を、注文タグにはスマレジをお使いの場合、スマレジ管理画面の「店舗一覧」で表示される「店舗名」を入力してください。
VIP管理画面>ポイント>倍率を変更したい店舗を選択>右上の「作成する」をクリックします。表示されたモーダルにて、倍率・倍率を変更する期間を設定します。
設定した店舗ごとの倍率を取り消す場合は、対象の倍率を選択し削除を行ってください。
複数の倍率が期間が被って作成されている場合は、倍率の大きい方が適用されます。
会員ランク倍率との組み合わせ
特定の店舗からの注文ポイント倍率を設定した場合、会員ランク倍率は無視されます。例)会員ランク倍率3倍の会員が、ポイント2倍店舗で購入した場合はポイントは2倍になります。
特定商品の倍率との組み合わせ
特定の商品ごとにポイントを設定している場合、計算は下記のようになります。 例)100円で1ポイント付与するマーチャントで、ポイント2倍の店舗にて、1250円のポイント3倍の商品を購入した場合。1250×3÷100×2=75ポイント付与されます。
Shopify POSからの注文には適用されません。
スマレジを利用していて「Omni-hubアプリを介した注文」「飛躍アプリを介した注文」は適用されます。
VIP「管理者アプリ」を利用して店舗での注文にポイントを付与する場合は適用されます。
オンラインストアを店舗登録しても、オンラインストア倍率は変更できません。
Shopifyの注文管理ページに表示されるタグがVIPの店舗設定画面で登録できる店舗タグと一致する必要があります。一致していない場合は、倍率変更が適用されません。
モバイルアプリで購入した時に付与されるポイント倍率を別途設定可能です。
ポイント設定画面>販売チャネルの倍率「管理する」>モバイルアプリの倍率「管理する」から設定をします。
付与倍率・開始日時・終了日時を設定したい場合は「終了日時を設定する」にチェックを入れ設定してください。
もし、モバイルアプリの倍率のを利用したくない場合は、ステータスを「無効」にしてください。