JT-VT10(クレジットカード/電子マネー決済端末)との連携操作

本ガイドでは、ReCOREとJT-VT10(クレジットカード/電子マネー決済端末)を連携してご利用いただくための設定方法や操作方法について解説します。

Yuko Kohia2025-04-15

ReCOREでは、JT-VT10というクレジットカード/電子マネー決済端末との連携会計処理が可能です。

JT-VT10端末およびプランのご契約後の、ReCOREにおける連携操作方法を以下に記載いたします。

なお、複数決済(クレジットとコード支払など)を行っていただくことができません。 決済端末以外の決済金種と併用して支払い手続きを行うことは可能です。

決済端末は、店頭販売メニューのみ連動可能です。

  • 決済端末

  • ReCOREスタートガイド

  • レジ・会計

  • 周辺機器の設定とトラブル

  • 事前設定

  • 決済端末のつなぎ合わせ(接続)について

  • PC側の設定について

  • ReCOREの設定について

  • 決済端末(JT-VT10)の操作について

  • 基本操作

  • ケース別の操作方法

  • エラーについて

  • 返品について

決済端末を連携してご利用をご希望される場合、あらかじめ決済代行会社にReCORE(システム)の仕様についてお伝えいただく必要がございます。その際には、以下の「JET端末POS連動設定」をご参考にお伝えください。

 

No

項目名

指定内容

1

メーカー名

株式会社NOVASTO

2

機種

ReCORE

3

連絡先

06-6123-8015

4

接続POSI/F

Mタイプ

5

POS連動_単独運用

115.2Kbps

6

非連動警告画面表示

なし

7

シリアル設定(通信速度)※5. 115.2kbpsが旧J-Mups標準

全スキップ

8

POS連動3面待ちモード

オフ

POS連動方式(LAN)※固定IPアドレス

オフ

10

パリティチェック

奇数パリティ(標準)

ReCOREで決済端末を連携してご利用をご希望される場合には、あらかじめ弊社よりReCOREシステム側に設定が必要となりますので、ご利用の際には、ReCOREテクニカルサポートへお問合せください。

以下の画像のように、操作端末のJT-VT10とクレジットカードの読み取り機のJT-VC10を付属のケーブルで接続します。

操作端末のJT-VT10側にはLANケーブルで社内ネットワークへの接続を行います。

※無線でのネットワーク接続も可能です。

決済操作端末のシリアルポートには①付属のケーブルを接続のうえ、そのケーブルと

②BUFFALOの「BSUSRC06」または「BSUSRC0710BS」を繋いでPCへ接続します。

電源ケーブルを差し込み接続作業は完了です。

 

BUFFALOの「BSUSRC06」または「BSUSRC0710BS」でなければReCOREとの接続連携を行うことができません。

あらかじめお客様よりご購入を準備ください。

BUFFALO「BSUSRC0710BS」は、ReCORE周辺機器Shopよりご購入いただくことも可能です。

決済端末画面:練習モード

操作端末側で練習モード(黄色い背景)となっている場合

ReCOREと連動できませんのでご注意ください。

Windowsのデバイスマネージャーより設定を行います。

画面右下のWindowsマークの左隣にある検索バーより『デバイスマネージャー』を検索

表示された「デバイスマネージャー」をクリック

・表示された項目から「ポート(COMとLPT)」をクリック

・表示された項目の中から「USB Serial Port(COM94)」を右クリック

・表示された項目から「プロパティ」を選択

・プロパティの中から「ポートの設定」を選択

・「詳細設定」を選択

・「COMポート番号(P)」が『COM94』であるか確認のうえ、別ポート名称の場合は変更する

・「OK」ボタンをクリック(クリックしたうえで再度OKボタンをクリックする画面が出るのでそちらも「OK」をクリック)

・表示された「システム設定の変更」画面より「いいえ(N)」をクリック

指定のケーブルを接続されていても別ポート番号のままでは接続することができません。次の手順に沿って「ポート番号」の変更を行います

「ポート(COMとLPT)」>「USB Serial Port(COM〇)」を右クリックし、「プロパティ」をクリック

【ポートの設定】タブより【詳細設定】をクリック

【COMポート番号】より『COM94』を選択のうえ、【OK】をクリック

再度表示された【OK】をクリック

最終表示された「システム設定の変更」画面より「いいえ(N)」をクリック

【設定】メニュー 【端末設定】より、【決済端末を使用する】にチェックを入れ【保存する】をクリック

正しく端末設定できている場合

【店頭販売】のチェックアウト画面に『決済端末』の項目が表示されます。

決済端末の項目が表示されない状況

チェックアウト画面に「決済端末」の項目が表示されていない状態のため、ご利用いただくことができません。

改めて、【設定>端末設定】より、【決済端末を使用する】にチェックを入れ【保存する】をクリックします。

システム側で決済端末の設定が完了していない状況

システム側で決済端末の設定が完了されませんので、ご利用いただくことができません。

お手数ではございますが、ReCOREのチャットよりカスタマーサポートへお問合せください。

弊社よりシステム設定の対応を行わせていただきます。

電源ボタンを長押しすると電源が入り本体が起動します。

しばらくすると以下の画面になり起動中の状態になります。

こちらの画面になれば本体の起動が完了です。

最後にReCOREコネクターを起動し、【決済端末】項にご利用の決済端末の名称が選択されているかどうかを確認します。

ReCOREコネクターの【テスト通信】をクリックし、「通信に成功しました」と表示されれば設定完了です。

設定は以上です。

【店頭販売>新規販売】において通常の販売フローと同様に、商品の登録、スタッフコードの入力、会員情報の呼び出しなどを行います。

その後【預り金の入力】をクリックして表示されるチェックアウト画面にて、決済端末の『クレジット』をクリック

決済端末に表示された支払い方法を選択のうえ、【確定】をクリック

読み取り機側に表示された『カードをどうぞ』という画面より、決済(暗証番号の入力など)を行います。

決済端末より決済が正常に完了後、ReCOREの【決済端末】項に決済した金額が反映されます。

内容に間違いがないことを確認のうえ【確定】をクリックすると、決済端末よりクレジットカード売上票(カード会社控え、お客様控え、加盟店控え)が印刷されます。 ReCOREでお使いのキャッシュドロアやカスタマーディスプレイ、レシートプリンターも自動で動作します。

【店頭販売>新規販売】において通常の販売フローと同様に、商品の登録、スタッフコードの入力、会員情報の呼び出しなどを行います。

その後【預り金の入力】をクリックして表示されるチェックアウト画面にて、決済端末の『電子マネー』をクリック

決済端末側に表示された使用可能な電子マネーより、該当する電子マネー名をクリック

読み取り機(JT-VC10)に該当カードをかざします

決済端末より決済が正常に完了後、ReCOREの【決済端末】項に決済した金額が反映されます。

内容に間違いがないことを確認のうえ【確定】をクリックして完了

【店頭販売>新規販売】において通常の販売フローと同様に、商品の登録、スタッフコードの入力、会員情報の呼び出しなどを行います。

その後【預り金の入力】をクリックして表示されるチェックアウト画面にて、決済端末の『コード支払い』をクリック

※QRコード決済は非対応となっております。

決済端末が起動し通信中になります。

読み取り機(JTーVC10)のカメラが起動後、黄色い枠内にバーコードが入るよう読み取りを行います。

決済端末より決済が正常に完了後、ReCOREの【決済端末】項に決済した金額が反映されます。

内容に間違いがないことを確認のうえ【確定】をクリックすると、決済端末よりコード決済が印刷されます。

内容に間違いがないことを確認のうえ【確定】をクリックして完了

支払い料金の一部を会員のポイント利用し、不足分金額を『電子マネー』で支払う場合について解説いたします。

チェックアウト画面において、まずは【ポイント】欄に利用するポイント金額を入力します。

※ケースの「会員情報」において、会員呼び出し登録されていない場合、ポイント表示がされませんので、ご注意ください。

ポイント【電子マネー】をクリックし、端末より該当の電子マネーの種類を押すと、ポイント分を差し引かれた残額分の決済待ち状態になりますので、通常通り操作を行ってください。

レシートには次の画像のように表記されます。

電子マネーでの支払い時に、カードの残高不足が発生する場合もございますので、操作方法を解説いたします。

電子マネーの種類によっては操作不可の場合がございます。

併用払いが表示されない場合は、電子マネーカードの残高不足分と現金支払の併用実行いただけません。 お客様には他の決済方法にてお支払いをご案内ください。

まずは【電子マネー】をクリックし、該当する種類を選択します。

決済端末上に残高不足エラーが表示され、右下に表示された【併用払い】ボタンをクリックします。 こちらにより、電子マネーの残高分のみ引き落とし処理が行われます。

ReCOREのチェックアウト画面で、【決済端末】に自動で引き落としされた額が反映入力されます。

残金を【現金】欄に金額入力ののうえ、支払い【確定】をクリックします。

画像の通り、ReCOREの画面上にエラーとその後の操作手順が表示されますので、指示通りに操作を行ってください。

画像の通り、ReCOREの画面にエラーとその後の操作手順が表示されますので、指示通りに操作を行ってください。

その他のトラブルが発生した場合は弊社までお問い合わせください。

決済端末と連動し、返金処理を行う方法について解説します。

以下、対応が可能な決済方法です。

・クレジットカード(※1)

・EMVCL(クレジットカードのコンタクトレス決済)(※1)

・J-Debit

・銀聯

・コード決済

・ID

・QUICPay

※1 の場合:商品の一部返金も可

※1以外の場合:当日のみ返金対応可

ReCOREでの返金操作の手順については、以下をご参照ください。

返品を行うケース画面より、右下に表示されている【+新しい返品を開始】をクリック

 

表示された返品ケース内にて【返品数量】を入力すると自動で返金金額が反映されます。

間違いなければ【支払い金の入力】をクリック。

返金のチェックアウト画面が表示されますので、【返金処理を開始】をクリック

決済端末側が起動しますので、販売時に決済端末より印刷された「お客様控え」レシートを用意のうえ、案内に沿って必要事項を入力します。

クレジットカードの場合

支払いされたクレジットカードと「お客様控え」レシート記載の【伝票番号】の入力が必要です。

※画像はお客様控えに表示されている伝票番号

コード支払いの場合

支払いされたクレジットカードと「お客様控え」レシート記載の「カードID」の入力が必要です。

※画像はお客様控えに表示されているカードID

電子マネーの場合

支払いを行った交通系電子マネーやIDなどが必要です。

決済端末側で処理が完了すると【決済端末】の決済項目に金額が自動で反映されますので、間違いなければ【確定】をクリック。

 

決済端末側で処理が完了すると【決済端末】の決済項目に金額が自動で反映されますので、間違いなければ【確定】をクリックします。

返金が完了すると左図の画面がReCOREに表示されます

解説は以上です。

お手数ではございますが、ReCOREのチャットよりお問合せください。

お問合せの際は、以下をご確認のうえお問合せをお願いします。

・機器名 ・各機器への操作や設定状況 ・エラー内容

状況により 決済端末の機器メーカーへお問い合わせ をご案内する場合があります。ご了承ください。

▼端末に関するお問い合わせ先

https://www.cardnet.co.jp/non-login/tell/

こちらにおいてご不明な点がございましたら、ReCOREチャットにてお問合せください。