顧客がどの限定イベントの参加券(チケット)を購入したかを、顧客タグで自動的に記録する方法がわかる
注文作成をトリガーに、購入された商品(公演日ごとの参加券など)に応じて、対応するタグを自動付与するShopify Flowの仕組みを作れる
ファンクラブに限らず、ライブ・イベント物販、抽選販売、ワークショップなど、「特定の商品を買った顧客をイベント単位で管理したい」ケース全般で利用できます。
※本記事はShopify Flowを使った活用アイデアの一例です。Shopify Flowは定期購買アプリではなくShopify標準の機能のため、詳しい仕様や操作方法はShopifyのヘルプ・サポートへご確認ください。
限定イベントを複数開催すると、「どの顧客がどのイベントに申し込んだ/参加したか」を把握したくなります。ですが、Shopify標準では注文履歴から一件ずつ確認するしかなく、イベント単位で顧客をまとめて把握するのは手間がかかります。
イベント(公演日)ごとに参加を顧客タグで記録しておくと、参加者を一覧・セグメント化できます。
顧客理解と施策の出し分け:「この顧客は5/24公演に参加した」を一目で判別でき、参加者だけに当日の案内やアンケート、次回イベントの先行案内を送る、といった出し分けが可能になります。イベントごとの参加者数の把握や、複数公演に参加するコアファンの発見にも役立ちます。
注文が作成されたとき、その注文に含まれる商品が「どのイベントの参加券か」を判定し、該当するタグを顧客に付与します。
タグ設計:イベント(公演日)ごとに一意のタグを用意(例:
参加券_2026-06-06済/参加券_2026-08-08済…)トリガー:注文が作成される(Order created)
判定:注文の商品名が、対象イベントの参加券商品と一致するかを確認する
イベントの数だけ「条件 → タグ付与」のセットを用意し、注文作成トリガーから枝分かれさせます。
Shopify Flow アプリ(無料)をインストールしておきます。イベントごとの参加券を、それぞれ識別しやすい一意の商品名で登録しておきます(例:【限定イベント】参加券 2026/6/6 〇〇会場)。商品名がそのまま判定条件になるため、公演日や会場を含めて重複しない名前にしておくのがポイントです。
イベント(公演日)ごとに、付与するタグ名をあらかじめ決めます。日付や会場を含めて一意にします。
例:参加券_2026-06-06済/参加券_2026-08-08済/参加券_2026-10-10済 …
トリガー:注文が作成される(Order created)を選択
条件:注文の商品名が対象イベントの参加券と一致するかを判定します(
Product title(またはLine items title)が「等しい」で、参加券の商品名を指定)True(一致した) → 該当イベントのタグを顧客に付与(Add customer tags:例
参加券_2026-06-06済)False(一致しない) → 何もしない(次の条件へ)
イベントの数だけ2を繰り返す:公演日ごとに「条件 → タグ付与」のセットを用意し、注文作成トリガーから枝分かれさせます
ワークフローをオンにする
フロー図:
条件の商品名は、実際の商品名と完全に一致させてください。 Product title の判定は登録した商品名とのマッチングのため、名前が1文字でも異なるとタグが付きません。公演日・会場などを含めて、イベントごとに重複しない一意の商品名にしておくと安全です。
新しいイベントを追加するたびに、「条件 → タグ付与」のセットを1組ずつ足していきます
タグの付与はFlowの実行タイミングに依存するため、注文から反映まで数分程度かかる場合があります
付与したタグは、顧客セグメントの条件(
customer_tags CONTAINS '参加券_2026-06-06済'など)として使えます。参加者限定の案内・アンケート、次回イベントの先行案内など、イベント別の出し分けに活用できます1回の注文に複数イベントの参加券が含まれる場合でも、条件ごとに判定されるため、該当するすべてのタグが付与されます