ファンクラブの会費を、自動更新と手動更新の両方で受け付けられます。会員の決済手段や継続の意思に合わせて選んでもらえます。
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ファンクラブをShopifyで運営する場合、会費の集め方は2つあります。
自動更新:会費を定期商品として販売します。設定したサイクルごとに自動で決済が行われ、会員は解約するまで会員のままです。いわゆるサブスクリプションです。
手動更新:会費を通常商品として販売します(都度の購入にあたります)。自動決済は行われず、期限が来たら会員が自分で会費商品を買い直します。ファンクラブは前提として「ファン」であるため、多少面倒であってもその他のメリットがあれば、十分購入される可能性があります。
この選択は、あとからコンテンツの表示制御を作るときに影響します。会費のサイクルに合わない型を選ぶと、解約時のトラブルや会員の離脱につながります。
この記事では、月額と年額それぞれに合う型と、会費商品の設定方法を説明します。
会費サイクル | おすすめの型 | コンテンツ表示の制御方法 |
|---|---|---|
月額 | 自動更新のみ | アプリが付与する会員タグで制御 |
年額 | 自動更新・手動更新の両方 | アプリの会員タグ、またはShopify Flowでの有効期限管理 |
月額で手動更新を使うと、会員が毎月買い直すことになり、負担が大きくなります。買い直しを忘れた会員はそのまま抜けていくため、月額であれば自動更新をおすすめします。
コンテンツの表示制御は、解約をもって見られなくする形で問題ありません。会員が失う期間は最大でも1か月ぶんで、月末まで見たい場合は月末に解約すれば済むためです。
必要なもの:定期購買アプリの顧客管理タグ機能と、会員タグで表示を制御するアプリ
仕組み:アクティブな定期契約がある顧客に
Active_Subscriberタグが自動で付与され、そのタグを持つ会員にだけコンテンツを表示する
年額は自動更新と手動更新のどちらでも運用できます。表示制御の方法は2つあり、返金の方針で選びます。
・解約をもって見られなくする場合
月額と同じ仕組みで実装できます。会費の販売ページや利用規約に、途中解約した時点でコンテンツを見られなくなること、日割りでの返金は行わないことを明記しておきます。
・期間満了まで見られるようにする場合
年額は前払いした期間が長いため、「期間満了まで利用したい」「解約日で見られなくなるなら差額を返金してほしい」という要望が出やすくなります。この要望に応えるなら、契約状態ではなく有効期限でコンテンツの表示を制御します。
支払った1年ぶんは期限まで見られて、期限を過ぎたら見られなくなる形です。有効期限の管理には、Shopify Flowで顧客タグとメタフィールドを操作する仕組みが必要になります。
具体的な方法は、会員種別ごとに顧客タグを管理して、会員コンテンツを出し分ける方法の末尾を参照してください。
ポイント
Shopify Flowで有効期限を管理する場合、会費商品が購入された時点で期限を更新するだけなので、会費の集め方に依存しません。自動更新でも都度購入でも、同じ仕組みで制御できます。
そのため年額では、自動更新の会費プランと、通常商品として販売する都度購入の会費を併存させられます。定期購買で利用できない決済方法を使いたい会員も、都度購入なら受け入れられます。
会費商品の登録とプランの設定方法は、こちらの記事で解説しています。👉会員制度(ファンクラブ・オンラインサロン)の月会費/年会費の設定方法
月会費と年会費を同じ商品ページで選択させることもできます。
デジタルコンテンツのみを提供する場合は、会費商品を配送不要の設定にします。
配送が不要な注文が未発送のまま残る場合は、Shopify Flowで自動的に発送済みにできます。👉定期購買の注文を自動で「発送済み」にする方法
ポイント
自動更新を使う場合は、次回決済日の前に会員へ通知を送る設定をおすすめします。通知は自動更新の会費プラン全体に適用されるため、月額と年額の両方を扱う場合も設定は1つで済みます。
特に効くのは年額です。1年後にまとまった金額の決済が自動で走るため、事前の通知がないと「知らないうちに課金された」という問い合わせにつながります。
年額で都度購入の会費も用意する場合に設定します。
会費商品を通常商品として作成する
定期購買のプランには紐づけない
販売ページで単品購入できることを確認する
注意点
手動更新では、期限前の更新案内が必須になります。案内を用意しないまま運用すると、更新時期に気づかない会員がそのまま抜けていきます。
契約状態でコンテンツの表示を制御する場合に設定します。
定期購買アプリの顧客管理タグ機能を開く
アクティブな定期契約がある顧客へのタグ付与を有効にする
タグ名を確認する(デフォルトは
Active_Subscriber、任意のテキストに変更可)テスト購入して、顧客にタグが付くことを確認する
注意点
顧客管理タグ機能はデフォルトでオフです。有効にする前に作成された契約には、遡ってタグが付きません。会費の販売を開始する前に設定してください。
すでに会員がいる状態で有効にする場合は、既存の会員にタグが付かないため、手動でのタグ付与が必要です。
会費プランを複数用意する場合は、会員が選びやすい形で並べます。
月額プランと年額プランを1つの商品のバリエーションとして並べる
プランごとに別商品として作成し、比較ページを用意する
年額で自動更新と都度購入を併存させる場合は、それぞれの違いを販売ページに明記する
自動更新と都度購入を併存させる場合、会員には「毎年自動で更新される」「毎年自分で買い直す」の違いが伝わるようにしておきます。