thumbnail

フルフィルメント作成時に追跡番号をメタフィールドへ転記し、マイページで非表示にする方法|Shopify Flow


本ページでは、Shopify Flowを利用して、eギフト注文の追跡番号を注文状況ページ・マイページで非表示にする方法をご案内します。

本設定を行うことで、以下のことが実現できます。

  • 購入者の注文状況ページ・マイページで、受取者の追跡番号を非表示にする

  • 非表示にした追跡番号・追跡URLを注文メタフィールドに保持し、店舗様側で配送状況を確認する

  • 配送先住所情報のメタフィールド移行|新しい匿名機能とあわせて、配送先住所と追跡番号の両方を購入者に非表示にする

注意点

本ワークフローで非表示にできるのは追跡番号のみです。配送先住所の非表示化は「配送先住所情報のメタフィールド移行|新しい匿名機能」の設定でご対応ください。

  • 匿名機能で配送先住所を非表示にしたうえで、追跡番号・追跡URLから配送担当の営業所が判明し、配送先の地域を推測されることも防ぎたい場合

  • 追跡番号を入力せずにフルフィルメントする運用を避け、店舗様側では追跡番号を管理し続けたい場合


  • 本ワークフローが適用されるのは、設定後に発送する注文のみです。設定前に発送済みの注文には遡って適用されません。過去分をまとめて対応する場合は、発送済みeギフト注文の追跡番号および配送先住所の非表示手順(手動またはMatrixifyでの一括対応)をご確認ください。

  • 本ワークフローが制御するのは、注文状況ページ・マイページの表示のみです。購入者に送信される「発送確定メール」内の追跡番号を非表示にする場合は、メールテンプレートの編集でご対応ください。詳しくはShopifyから送られるメールの制御をご確認ください。


  • 配送先住所情報のメタフィールド移行|新しい匿名機能を設定済みであること。本ページは、配送先住所の匿名化に加えて追跡番号も非表示にする場合の追加設定です。未設定の場合は、先にそちらの設定を行ってください。

  • Shopify Flowがインストール済みであること

  • 対象は、注文のカスタム属性 SNSギフトtrue のeギフト注文のみです

  • 注文(Order)向けのメタフィールド定義を2つ作成済みであること(次のセクションを参照)


Shopify管理画面 > 設定 > カスタムデータ > 注文 に進み、以下2つのメタフィールド定義を作成してください。

名前(例)

Namespace and key

タイプ

eギフト用:元の追跡番号

custom.original_tracking

単一行テキスト

eギフト用:元の追跡URL

custom.original_tracking_url

URL


完成するワークフローの流れは次のとおりです。

フルフィルメント作成 → eギフト注文かを判定 → 1分待機 → 追跡番号・追跡URLをメタフィールドへ転記 → フルフィルメントから追跡番号を削除

  1. Shopify管理画面 > アプリ > Shopify Flow に進む

  2. ワークフローを作成 をクリック

  1. トリガーを選択する をクリック

  2. 検索欄に「フルフィルメント」と入力

  3. フルフィルメントが作成されたとき(Fulfillment created)を選択

トリガーの下の をクリックし、条件 を選択します。以下2つの条件をAND(かつ)で設定してください。

条件

項目

演算子

条件1

fulfillment.status

次の値と等しい

SUCCESS

条件2

fulfillment.order.customAttributes

いずれかが次の条件を満たす

Key:SNSギフト / Value:true

  1. 条件の はい(True) 側の をクリックし、アクション を選択

  2. Wait を選択

  3. 待機時間に 1分(1 minute)を設定

配送通知メールの送信と追跡番号の削除が重なることを避けるための待機です。詳しくは「注意点」をご確認ください。

  1. Waitアクションの下の をクリックし、アクション を選択

  2. 注文メタフィールドを更新する(Update order metafield)を選択

  3. 以下のとおり設定

    • Order:{{ fulfillment.order.id }}

    • メタフィールド:custom.original_tracking

    • タイプ:単一行テキスト

    • Value:以下のコードをコピーして貼り付け

Plaintext
{% for tracking in fulfillment.trackingInfo %}
{% if forloop.first %}{{ tracking.number }}{% endif %}
{% endfor %}
  1. STEP5のアクションの下の をクリックし、アクション を選択

  2. 注文メタフィールドを更新する(Update order metafield)を選択

  3. 以下のとおり設定

    • Order:{{ fulfillment.order.id }}

    • メタフィールド:custom.original_tracking_url

    • タイプ:URL

    • Value:以下のコードをコピーして貼り付け

Plaintext
{% for tracking in fulfillment.trackingInfo %}
{% if forloop.first %}{{ tracking.url }}{% endif %}
{% endfor %}
  1. STEP6のアクションの下の をクリックし、アクション を選択

  2. Send Admin API request を選択

  3. 以下のとおり設定

    • Mutation name:fulfillmentTrackingInfoUpdate

    • Input / JSON:以下のコードをコピーして貼り付け

Plaintext
{
  "fulfillmentId": "{{ fulfillment.id }}",
  "trackingInfoInput": {
    "number": ""
  },
  "notifyCustomer": false
}
  1. 右上の 保存 をクリック

  2. ワークフローをオンにする をクリック

  3. ステータスが オン になっていることを確認


設定後、以下の手順で正しく動作するかを確認してください。

  1. テスト用のeギフト注文をフルフィルメントする

  2. Shopify Flowの 最近の実行 タブで、すべてのステップが 成功 になっていることを確認する

  3. 注文の管理画面で、メタフィールドに追跡番号・追跡URLが保存され、フルフィルメントの追跡番号が削除されていることを確認する

  4. 注文状況ページ・マイページで追跡番号が表示されていないことを確認する

  5. 受取者に届く配送通知メールで、追跡番号が空欄になっていないことを確認する


配送通知メールの送信と追跡番号の削除のタイミングが重なると、まれに追跡番号が空欄の状態で受取者に配送通知メールが送信されます。STEP4の1分間の待機でリスクを軽減できますが、Shopify側の追跡番号の反映タイミングによっては完全には防げません。

url フィールドに空文字を渡すとエラーが発生します。追跡URLはSTEP6でメタフィールドに転記済みのため、フルフィルメント側に残っていても運用上の問題はありません。

1つのフルフィルメントに複数の追跡番号が登録されている場合、最初の1件のみがメタフィールドに転記されます。

本ワークフローは、フルフィルメントの作成時のみ動作します。作成後に追跡番号を変更した場合は、メタフィールドを手動で更新してください。

本ワークフローでは、ShopifyのGraphQL Admin APIのミューテーション fulfillmentTrackingInfoUpdate を使用しています。Shopify側のAPI仕様は将来変更される可能性があります。Shopify Flowの 最近の実行 タブでエラーが発生していないか、定期的に確認してください。


配送先住所情報のメタフィールド移行|新しい匿名機能

2026年1月20日更新

発送済みeギフト注文の追跡番号および配送先住所の非表示手順

概要 --- 本ページでは、発送済みのeギフト注文に関して、マイページ・注文状況ページ上の追跡番号および配送先住所を非表示にする方法をご案内します。 目的 --- eギフトでは、追跡番号や配送先住所が表示されることで受取者の配送状況が購入者に伝わる可能性があります。 個人情報保護の観点から、発送済みのeギフト注文に関して追跡番号および配送先住所を非表示にする必要がある場合は、以下の手順に沿って対応をお願いします。 対応方法 --- 件数に合わせて以下のいずれかの方法を選択してください。 ① 手動で行う方法 →対象が数件〜十数件程度の場合におすすめ ② Matrixifyで一括で行う方法 →対象が数十件以上ある場合におすすめ 実施前の重要なお願い(テスト環境での検証) 今回対象となる追跡番号は、すでに物流プロセス(WMSや配送業者)で発行・処理が完了しており、その結果がShopifyに連携されているものです。 そのため、Shopify上の表示はあくまで「発送が完了した」という情報の記録に過ぎず、削除・非表示にしても実際の発送や配送作業には影響しません。 ただし、全件を一括で処理する場合、

Shopifyから送られるメールの制御

概要 --- - 本ページでは、Shopifyから送信される各種通知メールにおいて、All in giftが付与するギフト関連情報の表示・非表示を制御する方法をご案内します。 - eギフトや通常ギフト、複数配送注文時に購入者へ表示したくない情報を非表示にする方法や、ギフトオプション情報・配送日時指定・自由記述欄の内容などをメールへ表示する方法をご紹介します。 - 親子注文時のメール送信先の設定や、All in giftで管理している情報を通知メールやマイページへ反映する方法についてもご案内します。 利用ケース例 --- - eギフト購入者に配送先住所や追跡番号を表示したくない - ギフトオプション(のし・名入れなど)の内容をメールに表示したい - 配送日時指定や自由記述欄の内容をメールに表示したい ① 表示させたくない項目がある場合 --- Shopifyの仕様上、通知メール自体の送信を停止することはできませんが、メールテンプレートを編集することで、特定の注文時のみ任意の項目を非表示にすることが可能です。 例えば、eギフト注文時に購入者へ配送先住所や追跡番号を表示したくない場合などにご